disease
- (名)病気、疾患
- (名)悪習、病弊
発音のコツ
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disease は 2 音節目の「イー」にアクセントを置きます。最初の「di」は「ディ」と短く弱く発音し、続く「sease」の「s」は濁って「z(ズ)」の音になります。「ディジーズ」と平坦に読まず、「dɪ・ZIIZ」のように後半を長く、かつ有声音の「z」を意識して唇を振動させるのがコツです。
活用形
- 複数形
- diseases
コアイメージ
心身の快適さや機能が奪われ、医学的な診断がつくような特定の症状が現れる状態がコアイメージです。主に感染症や内臓疾患など、原因がはっきりしている重い病気を表す時に使います。
diseaseの意味・例文
名詞
病気、疾患
An illness that affects a person, animal, or plant, often caused by infection.
The severe disease spread rapidly across the country.
その重篤な病気は国中に急速に広まりました。
spread rapidly で感染症の拡大を表現します。
Researchers discovered a new treatment for heart disease.
研究者たちは心臓病の新しい治療法を発見しました。
特定の臓器の疾患や医学研究の文脈でよく使われます。
She fought against the disease for a long time.
彼女は長い間、この病気と戦っていました。
重い病気との闘病を表す際によく登場する表現です。
The company developed a vaccine for the infectious disease.
その会社は感染症のワクチンを開発しました。
医療ビジネスや製薬の文脈で頻出します。
悪習、病弊
A very bad situation or habit in society.
Corruption is a disease that destroys the economy.
汚職は経済を破壊する病弊です。
社会的な悪や腐敗を病気に例えて表現します。
The sociologist studied the disease of modern society.
その社会学者は現代社会の病理を研究しました。
抽象的な問題点や蔓延する悪習を示す際に使えます。
Greed has become a disease in this industry.
強欲さがこの業界の病弊となっています。
望ましくない状況が広がっていることを強調します。
語源
disease は否定や分離を表す接頭辞 dis- と、快適さや安らぎを意味する ease が組み合わさってできた単語です。本来あるべき「快適な状態から離れてしまっている」という成り立ちから、現在の「病気・疾患」という意味に発展しました。同じく dis- を持つ関連語には、不快感を表す discomfort があります。
派生語・ファミリー
diseaseの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
disease は医学的に原因が明確な特定の疾患を、illness は患者が主観的に感じる心身の不調を、sickness は吐き気を伴う不調や社会的に病気として扱われる状態を指します。
よくある間違い
× I caught a disease yesterday. ○ I caught a cold yesterday. → 日常的な風邪には cold を使います。disease は重い疾患を指すため大げさです。
× He suffers from a mental disease. ○ He suffers from a mental illness. → 精神的な病には illness を使います。disease は主に身体的な疾患に使われます。
コラム
豆知識
disease の語源は「dis(否定)」+「ease(快適さ)」で、直訳すると「不快な状態」です。中世の英語では、病気に限らず、単なる「心配」や「不便」を指す言葉として使われていました。時が経つにつれて、医学的な「疾患」という重い意味に限定されるようになりました。
リアルな使われ方
ネイティブは深刻な病気について話す際、直接的な disease という言葉を避けて condition(症状、疾患)というマイルドな表現を好むことがあります。「He has a heart condition.(彼は心臓に持病がある)」のように言うことで、相手への配慮を示します。
映画・音楽での使われ方
2011 年の映画『コンテイジョン(Contagion)』は、未知の致死性ウイルスによる感染症(infectious disease)の恐怖をリアルに描いた作品です。パンデミックの際に作中で使われる医療用語や、社会がパニックに陥る様子は、disease の恐ろしさを克明に伝えています。
イディオム・定型句
治療法が病気より悪い、本末転倒な状況
“The new rules are so strict that the remedy is worse than the disease.”
食事などの不摂生による生活習慣病
“Poor diet can easily lead to lifestyle diseases.”
社会に蔓延する病理、または性感染症
“Racism is a social disease we must cure.”
diseaseを使った会話例
健康診断の結果について、オフィスで同僚と
I finally got my medical checkup results today.
How did it go? I hope there is no sign of disease.
Everything is fine, but the doctor warned me about a lifestyle disease.
Oh, you mean like high blood pressure? That is a common illness these days.
Exactly. I need to eat healthier and exercise more to prevent it.
Good idea. Let me know if you want to go jogging together this weekend.
文化的背景
英語圏では、精神的な不調に対して disease という言葉を使うことは避けられ、mental illness や mental disorder と呼ぶのが一般的です。disease は身体的・物理的な原因がある疾患というニュアンスが強いため、使い分けに注意が必要です。
よくある質問
Q. disease とは?
医学的に原因や症状がはっきりしている特定の病気や疾患のことです。『He studies infectious diseases.(彼は感染症を研究している)』のように、医療や学術の文脈で頻出します。
Q. 風邪をひいた時に disease は使えますか?
一般的に風邪には使いません。disease は心臓病やがんなど重篤な疾患を指すため、『I have a cold.』のように cold や、軽い体調不良なら sick を使うのが自然です。
Q. disease と illness の違いは何ですか?
disease は医師が診断する「医学的な疾患名や原因」に焦点を当てます。一方の illness は、患者が実際に経験している「主観的な不調や闘病期間」に焦点を当てるという違いがあります。
Q. 「生活習慣病」は英語で何と言いますか?
lifestyle disease と表現します。『Eating too much fast food causes lifestyle diseases.(ファストフードの食べすぎは生活習慣病を引き起こす)』のように、健康に関する話題でよく使われます。
Q. disease を使った有名なことわざはありますか?
『The remedy is worse than the disease.(治療法が病気より悪い)』があります。問題の解決策が、元の問題よりもさらに悪い事態を引き起こす「本末転倒」な状況を指す表現です。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は精神的な病を抱えている」の自然な表現は?
Q: 以下のうち、disease を使うのに最も適した文脈は?
Q: 「その薬は病気を治す」の自然な表現は?