director
- (名)映画監督、演出家
- (名)取締役、重役
- (名)部門長、責任者
発音のコツ
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director の発音は /dəˈrektər/ または /daɪˈrektər/ です。最初の母音はアメリカ英語では「ディ」や曖昧な「ダ」、イギリス英語では「ダイ」と発音される傾向があります。アクセントは真ん中の「rec」に置き、口を横に引いて「レ」を強く発音します。最後の「tor」は舌を丸めながら「ター」と弱く響かせてください。
活用形
- 複数形
- directors
コアイメージ
物事や人々を特定の方向へ導き、指示を出す責任者がコアイメージです。映画や演劇の制作現場、または企業の経営や部門管理の場面で使います。
directorの意味・例文
名詞
映画監督、演出家
A person who is in charge of a film or play and tells the actors how to play their parts.
Who is the director of this wonderful movie?
この素晴らしい映画の監督は誰ですか?
映画や演劇の制作を指揮する人を指す最も一般的な使い方です。
The famous director won an award for his new film.
その有名な監督は新作映画で賞を受賞しました。
エンターテインメント関連のニュースで頻繁に登場します。
The play was a success thanks to the director.
その演劇は演出家のおかげで成功しました。
舞台演劇の場合、日本語では「演出家」と訳されることが多いです。
取締役、重役
A person who is a member of the board of a company and helps to manage it.
She was appointed as a director of the company.
彼女はその会社の取締役に任命されました。
企業の経営に参画する役員クラスの人物を指します。
The directors will hold a meeting tomorrow morning.
取締役たちは明日の朝、会議を開きます。
複数形にして経営陣全体を指すこともあります。
An outside director was invited to improve corporate governance.
企業統治を改善するために社外取締役が招かれました。
outside director(社外取締役)はビジネスニュースの頻出用語です。
部門長、責任者
A manager of an organization, company, college, etc.
He is the sales director for the European market.
彼はヨーロッパ市場の営業部長です。
特定の部門全体を統括する責任者を表します。
I need to speak with the program director.
プログラムの責任者と話す必要があります。
プロジェクトや企画のトップを指す際にも使われます。
The hospital director announced the new policy.
病院長が新しい方針を発表しました。
病院や研究所などの施設長にも使われる表現です。
語源
director は、接頭辞 di-(離れて)とラテン語の regere(真っ直ぐにする)から成る direct に、行為者を表す -or(人)がついた単語です。人々や物事を正しい方向へ真っ直ぐに導く人という成り立ちから、「監督」や「取締役」の意味に発展しました。同じ regere の語根を持つ関連語には、regular(規則正しい)があります。
派生語・ファミリー
directorの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
director は組織や部門全体の方針を決定する責任者を、manager は実務やチームの日常業務を管理する人を、supervisor は現場で部下の作業を直接監視・指導する人を指します。
“The supervisor checks the quality of the products on the line.”
→ 現場で直接作業員を指導・監督するニュアンスです。
よくある間違い
× He is a movie direct. ○ He is a movie director. → 行為者を表す名詞にするには動詞 direct に接尾辞 -or を付ける必要があります。
× She is the director to the company. ○ She is the director of the company. → 「〜の責任者」と言うときは、前置詞 of を使って所属や対象を表します。
コラム
豆知識
映画の director(監督)と producer(プロデューサー)は役割が異なります。director が現場で俳優に演技指導をし、映像の芸術的な面を統括するのに対し、producer は資金繰りやキャスティングなど、作品全体のビジネス面を管理します。
リアルな使われ方
ビジネスメールの署名欄で Sales Director や Marketing Director といった肩書きをよく見かけます。これは単なる管理者(manager)よりも上位の、部門全体を統括する責任者であることを示しています。
映画・音楽での使われ方
映画『ブレードランナー』など、多くの名作映画では劇場公開後に Director's Cut(ディレクターズ・カット版)が発売されます。これは映画会社の意向でカットされたシーンを復元し、監督の本来のビジョンを反映した特別版のことです。
イディオム・定型句
取締役会
“The board of directors approved the budget.”
監督編集版
“I prefer the director's cut of this movie.”
専務取締役、常務
“She was promoted to managing director.”
directorを使った会話例
金曜の午後、オフィスで同僚と
Did you hear about the new director of our department?
Yes, I heard she used to be a manager in the marketing team.
The board of directors must have high expectations for her.
Definitely. She is already planning some big changes.
Speaking of which, have you seen the new movie by that famous director?
Not yet. I am waiting for the director's cut to be released.
文化的背景
ビジネスで director と呼ばれる役職の権限は、国や企業規模によって異なります。アメリカでは部門の責任者(部長クラス)を指すことが多いですが、イギリスでは取締役(役員クラス)を指すのが一般的です。
よくある質問
Q. director とは?
物事や人々を特定の方向へ導き、指示を出す責任者のことです。『He is the director of the new movie.(彼は新作映画の監督です)』のように使います。
Q. director と manager の違いは?
director は部門や会社全体の方針を決める上位の役職で、manager はその方針に従って日常業務を管理する役職です。『The sales director oversees all regional managers.』のように上下関係になります。
Q. director はどんな場面で使いますか?
映画や演劇の制作現場での「監督」や、企業における「取締役」「部門長」を表す場面で使います。『She is a company director.(彼女は会社の取締役です)』はビジネスでよく使われます。
Q. 映画監督以外の director には何がありますか?
ビジネスでは board of directors(取締役会)という表現が頻出します。『The board of directors will meet tomorrow.』のように、企業の意思決定機関を指します。
Q. director の発音の注意点は?
最初を「ディ」と発音する人と「ダイ」と発音する人がいます。『The director is here.』と言う際、アメリカ英語では「ディレクター」、イギリス英語では「ダイレクター」となる傾向があります。
CHECK QUIZ
Q: 企業において「会社全体の方針を決定する役員」を指す最も適切な語は?
Q: 「彼女は取締役会のメンバーです」の自然な表現は?
Q: 映画のパッケージにある「Director's Cut」とはどういう意味?