depend

  • ()頼る、依存する
  • ()〜次第である
UK/dɪˈpɛnd/

発音のコツ

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depend は後半の「pend(ペンド)」にアクセントを置きます。最初の「de」は力を抜いて曖昧な「ディ」に近い音にします。「p」は唇をしっかり閉じてから息を破裂させ、「e」は口を横に引いて短く発音します。最後の「d」は喉を鳴らさず、舌先を上の歯茎に当てて軽く息を止めるように終えると自然です。

活用形

三単現
depends
進行形(-ing)
depending
過去形
depended
過去分詞
depended

コアイメージ

何かにぶら下がって支えられている状態がコアイメージです。自分だけでは成り立たず、他の人や物事の助けが必要な時や、結果が別の要因に左右される時に使います。

dependの意味・例文

動詞

自動詞

頼る、依存する

To rely on someone or something for help or support.

日常会話

Children depend on their parents.

子供は親に頼ります。

生きていくために不可欠な依存関係を表します。

ビジネス

We depend on your continued support.

引き続きのご支援を頼りにしています。

相手の協力が不可欠であることを伝えます。

アカデミック

Many species depend on this ecosystem.

多くの種がこの生態系に依存しています。

生物や環境の相互依存関係を説明する際に使います。

ニュース

The country depends heavily on foreign oil.

その国は外国の石油に大きく依存しています。

国家や経済の構造的な依存度を示す表現です。

自動詞

〜次第である

To be determined or decided by something.

日常会話

It depends on the weather today.

それは今日の天気次第です。

外部の要因によって結果が変わることを示します。

ビジネス

The price depends on the order quantity.

価格は注文数量によって決まります。

条件によって変動する事柄を説明する際に便利です。

SNS・カジュアル

Everything depends on how you feel.

すべてはあなたの気分次第です。

相手の意思や感情が決定打になることを伝えます。

語源

depend は接頭辞 de-(下へ)とラテン語の pendere(ぶら下がる)から成り立っています。何かにすがりついてぶら下がっている様子から、人や物に「頼る」「依存する」という意味に発展しました。同じ pend(ぶら下がる)の語根を持つ関連語には、suspend(吊るす、一時停止する)があります。

派生語・ファミリー

形容詞dependent
形容詞dependable

dependの使い方

よく使う組み合わせ

depend on (〜に頼る)depend heavily on (〜に大きく依存する)depend entirely on (〜に完全に依存する)depend largely on (大部分は〜次第である)depend on the situation (状況次第である)

使い分け

depend は従属して支えられている状態を、rely は過去の経験から対象を信頼して任せることを、count は計算に入れて確実に期待できるものとして当てにすることを表します。

The town depends on tourism.

他がなければ成り立たないという従属的なニュアンスです。

You can rely on his advice.

信頼を置いて任せられるというニュアンスです。

I count on your vote.

確実に得られるものとして計算に入れているニュアンスです。

よくある間違い

× It depends the weather. ○ It depends on the weather. → depend は自動詞なので、対象を示す際には必ず前置詞の on が必要です。

× I am depending on my parents. ○ I depend on my parents. → 状態を表す動詞なので、一時的な行動でない限り進行形にはしません。

コラム

豆知識

depend の語源である「ぶら下がる(pendere)」は、ネックレスの「ペンダント(pendant)」と同じ由来です。首から下がるアクセサリーのように、何かにぶら下がって支えられているイメージを持つと、単語の意味がより深く理解できます。

リアルな使われ方

ネイティブの日常会話では、誘いに対して即答できない時に「It depends.(場合によるね)」とだけ返すことがよくあります。理由を細かく説明せずに保留できるため、非常に便利で実用的なフレーズです。文脈で意味が通じるため頻出します。

映画・音楽での使われ方

2011 年の映画『ファミリー・ツリー(原題:The Descendants)』では、家族の絆や互いに頼り合う姿が描かれています。人間関係の依存と自立をテーマにした作品で、この単語の持つ感情的な重みが伝わります。

イディオム・定型句

定型句it depends

状況次第だ、時と場合による

Are you going? It depends.

イディオムdepend on it

間違いない、当てにしてよい

You can depend on it.

dependを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

Are we having the team dinner tonight?

B

It depends on what time the meeting ends.

A

True. I really rely on this meeting to clarify our goals.

B

Me too. Our success depends heavily on the new project.

A

Exactly. Can I count on you to take notes?

B

Definitely. You can depend on it.

文化的背景

英語圏では「自立(independence)」が美徳とされるため、人に過度に「depend する」ことに対してはネガティブな響きを持つ場合があります。一方で、チームワークにおいて互いに頼り合う重要性を語る場面でも用いられます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. depend とは?

誰かの助けを必要としたり、物事の結果が他の要因で決まったりすることです。『It depends on you.(あなた次第です)』のように、日常会話で頻出します。

Q. depend と rely の違いは?

depend は相手なしでは成り立たない「依存」のニュアンスが強いです。一方の rely は相手の能力や誠実さを信じて任せる「信頼」に重点があり、『rely on his skill(彼の腕を信頼する)』のように使います。

Q. 「〜次第だ」と言いたい時はどう使いますか?

主語を It にして『It depends on the situation.(状況次第です)』のように使います。会話では on 以下を省略して単に『It depends.』と答えることもよくあります。

Q. depend の形容詞形にはどのようなものがありますか?

依存している状態を表す dependent と、信頼できる性質を表す dependable があります。『He is a dependable person.(彼は頼りになる人だ)』のように使い分けます。

Q. depend の後にくる前置詞は何ですか?

対象を示す時は必ず on を使います。『depend on luck(運に頼る)』のように、何かの表面にぴったり乗って支えられているイメージを持つ on と相性が良いからです。

CHECK QUIZ

Q: 「それは値段次第です」の正しい英語は?

Q: 過去の経験から「彼の能力を信頼して任せる」のに最適な動詞は?

Q: 「頼りになる車」を表現する自然な形容詞は?