cram
- (動)ぎっしり詰める、押し込む
- (動)一夜漬けする、猛勉強する
発音のコツ
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cram は最初の子音群「cr」を、舌を丸めて上あごに付けずに「ク」と「ル」を同時に出すイメージで発音します。母音の「æ」は口を横に大きく引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出してください。最後の「m」は唇をしっかり閉じて鼻から音を抜いて終わります。「クラム」とカタカナで平坦に読まないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- crams
- 進行形(-ing)
- cramming
- 過去形
- crammed
- 過去分詞
- crammed
コアイメージ
狭い空間や短い期間に、物や情報を無理やり押し込むことがコアイメージです。カバンに荷物を詰め込む時や、試験前に一夜漬けで猛勉強する時に使います。
cramの意味・例文
動詞
ぎっしり詰める、押し込む
To force a lot of things or people into a small space.
I had to cram all my clothes into a tiny suitcase.
小さなスーツケースにすべての服を無理やり詰め込まなければなりませんでした。
物理的に狭い場所に物を押し込む最も一般的な使い方です。
We shouldn't cram too many features into the new app.
新しいアプリにあまりにも多くの機能を詰め込むべきではありません。
機能やアイデアなどを過剰に盛り込む際にも使われます。
Hundreds of people were crammed into the small hall.
何百人もの人々がその小さなホールに詰め込まれていました。
受け身の形で、人が密集している窮屈な状態を表します。
一夜漬けする、猛勉強する
To study hard in a short period of time, usually before an exam.
He is cramming for his final exams.
彼は期末試験に向けて詰め込み勉強をしています。
cram for で「〜のための詰め込み勉強をする」という定番表現です。
I stayed up all night to cram for the test.
私は試験の一夜漬けをするために徹夜しました。
学生の日常会話で非常に頻繁に使われるフレーズです。
Students often cram vocabulary words right before the test.
学生はよくテストの直前に英単語を詰め込みます。
具体的な知識を目的語にとり、頭に押し込むことを表します。
語源
cram は古英語の crammian(押し込む)に由来します。もともとは農民がガチョウなどの家禽を太らせるために、餌を無理やり口に押し込む行為を指していました。そこから、狭い空間に物を無理やり押し込むという意味になり、さらに短時間で知識を頭に押し込む「詰め込み勉強」へと発展しました。同じ語源の関連語には cramped(窮屈な)があります。
派生語・ファミリー
cramの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
cram は狭い空間に無理やり押し込み、stuff は無造作に空間を埋めるように詰め込み、pack は整理して整然と箱やカバンに詰めます。
よくある間違い
× I crammed the test. ○ I crammed for the test. → 「試験の詰め込み勉強をする」は自動詞として cram for の形をとります。直接目的語に試験を置くことはできません。
× I crammed my clothes. ○ I crammed my clothes into the bag. → 物理的に物を詰め込む場合は、他動詞として「どこに」詰め込むのか(into など)を明示する必要があります。
コラム
豆知識
cram は古英語の「crammian(押し込む)」に由来します。もともとは農民がガチョウなどの家禽を太らせるために餌を無理やり口に押し込むことを指していました。そこから、頭の中に知識を無理やり押し込む「詰め込み勉強」という意味に発展したと言われています。
リアルな使われ方
ネイティブは予定がぎっしり詰まっている状態を「crammed schedule」と表現します。また、狭い部屋に人がたくさんいる時は「The room is crammed with people.」のように言い、物理的な窮屈さやスケジュールの過密さを強調する際に実用的に使われます。
映画・音楽での使われ方
2011 年の映画『幸せへのキセキ(We Bought a Zoo)』の中で、主人公が動物園の開園に向けて短い期間で大量の知識を cram(詰め込む)場面があります。目標に向けて必死に準備し、短期間で情報を頭に押し込む様子を表すのにぴったりの単語です。
イディオム・定型句
学習塾、予備校
“He teaches at a cram school.”
(意見などを)人に無理やり押し付ける
“Don't cram your beliefs down my throat.”
cramを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Are you going to the party tonight?
I can't. I have to cram for my certification exam this weekend.
Oh, right. You always pack your schedule too tight.
I know. I also had to cram all my tasks into this morning.
Well, don't overdo it. You'll need some rest.
Thanks. I'll order some takeout and start studying.
文化的背景
日本の「塾」や「予備校」は英語圏にはあまりない文化ですが、英語で説明する際は cram school という表現がよく使われます。cram は「無理やり詰め込む」というややネガティブなニュアンスを含むため、日常会話では一夜漬けの勉強を指すことが多いです。
よくある質問
Q. cram とは?
狭い空間に物を無理やり押し込むことや、短期間で一気に勉強することを指します。『I have to cram for the test.(試験の一夜漬けをしなければならない)』のように日常会話でよく使われます。
Q. cram と stuff の違いは?
cram は限られた狭い空間に無理やり押し込むことに重点があります。一方の stuff は無造作に空間を埋めるように詰めるニュアンスがあり、『stuff clothes into a bag(カバンに服を詰め込む)』のように使います。
Q. 「cram school」とはどういう意味ですか?
日本の「学習塾」や「予備校」を指す定型表現です。『Many students go to a cram school after class.(多くの生徒が放課後に塾へ行く)』のように、受験勉強のための施設を説明する際に使われます。
Q. スケジュールが詰まっている時にも使えますか?
はい、予定やタスクを短い時間に無理やり詰め込む場面でも使えます。『I crammed all my tasks into the morning.(午前中にすべてのタスクを詰め込んだ)』のように表現できます。
Q. cram の過去形や進行形はどう綴りますか?
短母音+子音で終わる単語なので、最後の子音 m を重ねて活用します。『He crammed for the exam.』や『He is cramming now.』のように、crammed、cramming と綴ります。
CHECK QUIZ
Q: 旅行のためにスーツケースに服を「整理して詰める」のに適した動詞は?
Q: 「明日の歴史の試験に向けて一夜漬けする」の自然な表現は?
Q: 「I crammed all my meetings into the morning.」の意味は?