ahead
- (副)空間的に前方に、前に
- (副)時間的に今後、未来に
- (副)他者より先んじて、優位に
発音のコツ
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ahead の発音は /əˈhed/ です。最初の「a」は力を抜いた曖昧母音(シュワー)で、軽く「ア」と発音します。アクセントは後半の「head」にあり、「ヘ」の部分を強く発音します。語尾の「d」は舌先を上の歯茎の裏に当て、音を飲み込むように弱く破裂させます。「アヘッド」と全ての音を平坦に強く発音しないよう注意しましょう。
活用形
- 比較級
- ahead
- 比較変化を持たず、further ahead などの形で使われます
コアイメージ
空間的、時間的、または進捗において、基準となる点よりも「前にある」ことがコアイメージです。物理的に前方にいる時や、予定より早く進んでいる時、将来を見据える時に使います。
aheadの意味・例文
副詞
空間的に前方に、前に
further forward in space; in the line of one's forward motion.
Look straight ahead and keep walking.
まっすぐ前を見て歩き続けてください。
物理的な前方を示す最も基本的な使い方です。
The road ahead was blocked by a fallen tree.
前方の道路は倒木によって塞がれていました。
road ahead で「行く手の道」という意味になります。
There is a police car just ahead of us.
私たちのすぐ前方にパトカーがいます。
ahead of A で「A の前方に」という位置関係を表します。
時間的に今後、未来に
further forward in time; in the future or in advance.
We need to plan ahead for the next quarter.
次の四半期に向けて前もって計画を立てる必要があります。
plan ahead は「事前に計画する」という頻出表現です。
I have a busy week ahead of me.
私の前には忙しい一週間が待ち受けています。
これから起こる未来の予定や状況を指す時に使います。
Looking ahead, renewable energy will become even more important.
未来を見据えると、再生可能エネルギーはさらに重要になるでしょう。
look ahead は「将来を展望する」という意味の定型句です。
他者より先んじて、優位に
further advanced in achievement, progress, or score than others.
Our company is way ahead of its competitors.
私たちの会社は競合他社よりずっと先を行っています。
他者よりも進んでいる、優位に立っている状態を示します。
She finished the assignment two days ahead of schedule.
彼女は予定より2日早く課題を終わらせました。
ahead of schedule で「予定より早く・前倒しで」を意味します。
The home team is ahead by three points.
ホームチームが3点リードしています。
スポーツの試合などで得点が勝っている時にも使われます。
語源
ahead は接頭辞 a-(〜に)と head(頭)から成り立っています。「頭を先に向けて」という状態から、「前方に」「先に」という意味に発展しました。頭が体の一番前にあり、進む方向を示すことから、空間的な前方だけでなく時間的な「未来へ」も表すようになりました。同じ接頭辞 a- を持つ関連語には、aside(脇へ)があります。
派生語・ファミリー
aheadの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
ahead は基準点より先にある状態や時間的な前倒しを、forward は前方へ向かう方向や前進する動きを、in front は物理的にある物のすぐ前にあるという位置関係を表します。
よくある間違い
× We should plan before. ○ We should plan ahead. → 「前もって計画する」という副詞的用法では plan ahead が定型表現です。before は比較対象の時点が必要です。
× I arrived ahead time. ○ I arrived ahead of time. → ahead を前置詞的に使う場合は、直後に of を置いて ahead of の形にします。of を忘れないよう注意しましょう。
コラム
豆知識
ahead はもともと航海用語として使われていました。船の「へさき(head)」が向いている方向、つまり「船の前方」を指す言葉だったのです。そこから派生して、現在では物理的な前方だけでなく、時間的な未来や進捗の先行きを表す日常語として定着しました。
リアルな使われ方
ネイティブは相手に「どうぞ(先にお進みください・始めてください)」と促す時に、「Go ahead.」とよく言います。ドアを開けて道を譲る時や、会話で相手が話し始めた時に発言を譲るなど、日常会話で非常に頻繁に使われる実用的で思いやりのあるフレーズです。
映画・音楽での使われ方
スティーブン・スピルバーグ監督の映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』など、逃亡劇を描く作品では「one step ahead(一歩先を行く)」という表現がよく登場します。警察の追跡をかわして常に先手を打つ天才的な主人公の状況を、このフレーズが見事に表しています。
イディオム・定型句
許可を与える、ゴーサインを出す
“The boss gave us the go-ahead.”
他者より一歩先んじて、先手を打って
“She is always one step ahead.”
他と比べてはるかに優れて、段違いで
“His new book is streets ahead.”
有利な立場で、先見の明があって
“Study early to stay ahead of the game.”
aheadを使った会話例
火曜の朝、オフィスで同僚と
Did you get the go-ahead for the new marketing project?
Yes, the manager approved it. We need to plan ahead to meet the deadline.
I agree. Should we start working on the presentation ahead of schedule?
That would be great. I want to stay one step ahead of our competitors.
Exactly. Are there any other teams in front of us in the market?
Not really. If we keep this pace, we will finish ahead of time.
文化的背景
「Think ahead(先を読め)」という言葉があるように、英語圏のビジネス文化では将来を予測して事前に行動することが高く評価されます。英米間で発音や意味に大きな差はなく、どの地域でも日常的かつビジネスシーンで広く使われます。
よくある質問
Q. ahead とは?
空間的・時間的に基準点より「前にある」ことを表す副詞です。『Look straight ahead.(まっすぐ前を見て)』のように物理的な前方や、『plan ahead(事前に計画する)』のように未来への備えを示す時に使います。
Q. ahead と before の違いは?
before は特定の時点と比較して「〜より前に」を表すのに対し、ahead は現在から未来に向かって「前もって」を表します。『Please call ahead.(前もって電話して)』のように使い分けます。
Q. 「予定より早く」は英語でどう言いますか?
『ahead of schedule』という定型表現を使います。ビジネスシーンで頻出のフレーズであり、『The project was completed ahead of schedule.(予定より早く完了した)』と報告する際によく使われます。
Q. ahead を使った日常的なフレーズはありますか?
『one step ahead(一歩先を行く)』がよく使われます。相手より優位に立っている時や、先回りして行動する時に『She is always one step ahead.(彼女はいつも一歩先を行く)』のように表現します。
Q. ahead of time はどんな場面で使えますか?
約束や期限よりも「前もって」「早めに」行動する場面で使います。『We arrived at the airport ahead of time.(早めに空港に着いた)』のように、時間に余裕を持って行動できたことを伝えるのに便利です。
CHECK QUIZ
Q: 「事前に計画を立てる」の自然な表現は?
Q: 「一歩前に出てください」と方向を指示する時の自然な表現は?
Q: 「We are ahead of schedule.」の意味は?