actually

  • ()実は、本当は
  • ()実際に、本当に
  • ()いや実は、やっぱり
UK/ˈæk.tʃu.ə.li/

発音のコツ

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actually の最初の「a」は、口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出します。続く「ctu」は「クチュ」と発音し、最後は「リー」と伸ばします。ネイティブの日常会話では「アク・チュ・リー」のように3音節で発音されることが多く、真ん中の「a」の音が脱落するのが特徴です。最初の「a」に強くアクセントを置きましょう。

コアイメージ

事実や現実がどうであるかを示すことがコアイメージです。相手の予想に反する真実を伝えたり、誤解を訂正したりする時に使います。

actuallyの意味・例文

副詞

実は、本当は

Used to emphasize the real or exact truth of a situation, especially when surprising.

日常会話

I actually enjoyed the movie.

私は実はその映画を楽しみました。

相手がつまらないと思っていた映画に対する意外な感想です。

ビジネス

We actually finished the project early.

私たちは実はプロジェクトを早く終わらせました。

予想より早く完了したという事実を伝えます。

SNS・カジュアル

I actually do not like coffee.

私は本当はコーヒーが好きではありません。

好きだと思われていることへの訂正に使います。

フォーマル

The results were actually quite positive.

結果は実はかなり肯定的なものでした。

予想に反して良い結果が出たことを示します。

実際に、本当に

Used to emphasize that something is true or happened in reality.

日常会話

Did he actually say that?

彼は実際にそう言ったのですか?

信じられない発言が本当にあったのか確認します。

ニュース

The company actually lost money last year.

その会社は昨年実際に損失を出しました。

紛れもない事実であることを強調します。

ビジネス

We need to see what is actually happening.

私たちは実際に何が起きているのかを見る必要があります。

表面上ではなく現実の状況を重視します。

いや実は、やっぱり

Used to correct someone politely or to change your mind about something.

日常会話

Actually, I think you are right.

いや実は、あなたの言う通りだと思います。

自分の意見を変えたり、相手に同調したりする時に使います。

ビジネス

Actually, we have a different plan.

実は、私たちには別の計画があります。

相手の提案をやんわりと断り、別の案を出す時に便利です。

口語・スラング

I will take tea. Actually, make it coffee.

紅茶にします。やっぱり、コーヒーにしてください。

一度決めたことを直前で変更する自然な表現です。

語源

actually は、ラテン語の actus(行うこと、行為)を語源とする形容詞 actual(実際の)に、副詞を作る接尾辞 -ly がついた言葉です。「行動として現れている」という成り立ちから、「実際に」「実は」という意味に発展しました。同じ actus(行うこと)の語根を持つ関連語には、action(行動)や active(活動的な)があります。

派生語・ファミリー

形容詞actual
名詞actuality
動詞act
名詞action

actuallyの使い方

よく使う組み合わせ

actually happen (実際に起こる)actually work (実際に機能する)actually believe (本当に信じる)actually exist (実際に存在する)what actually happened (実際に何が起きたか)

使い分け

actually は予想に反する事実や訂正を伝え、really は感情や程度をシンプルに強調し、in fact は前述の内容を補強する具体的な事実を追加します。

I actually like this song.

相手の予想に反して好きだというニュアンスです。

I really like this song.

単純にとても好きだという強い感情を表します。

It is cold. In fact, it is freezing.

前の文をさらに強調する事実を付け加えます。

よくある間違い

× I will go to Tokyo actually next week. ○ I am actually going to Tokyo next week. → 文末や時を表す語の直前は避け、文頭や動詞の前に置くのが自然です。

× He is actually studying right now. ○ He is currently studying right now. → 現在の意味で使うのは誤りであり、現在は currently を使います。

コラム

豆知識

actually の語源であるラテン語の actus は「行うこと」を意味します。ここから派生した言葉には、actor(俳優)や action(行動)など、「自ら動くこと」に関連する単語が数多くあります。「頭で考えるだけでなく、行動として現れている」というニュアンスが、現在の「実際に」という意味につながっています。

リアルな使われ方

ネイティブは、注文や決断を直前で変える時に「Actually, ...」をよく使います。例えばレストランで「I will have tea. Actually, make it coffee.(紅茶にします。やっぱりコーヒーで)」のように言います。自分の発言をキャンセルして言い直す際の、非常に便利で自然な定型表現です。

映画・音楽での使われ方

2003 年の大ヒットロマンティック・コメディ映画『ラブ・アクチュアリー(Love Actually)』のタイトルは、「Love actually is all around(愛は実は至る所にある)」という劇中のセリフから取られています。日常の何気ない場所に「実際に」愛が存在しているという、この単語の温かい使い方が印象的な作品です。

イディオム・定型句

定型句well actually

いや実は(相手の誤りを指摘する)

Well actually, that is not correct.

定型句in actual fact

事実に焦点を当てた実際のところ

In actual fact, we have no money.

定型句actually, no

前言を撤回してやっぱりやめておく

I will go out. Actually, no.

actuallyを使った会話例

水曜の午後、オフィスで同僚と

A

Are we still having the meeting at 3 PM today?

B

Actually, it has been moved to 4 PM.

A

Oh, I did not know that. Has the agenda changed too?

B

Yes. In fact, we have two new items to discuss.

A

I see. Do we actually need to prepare anything new?

B

No, just bring the report. It is no big deal.

A

Got it. I am actually relieved to have more time.

B

Me too. Let's meet in the conference room later.

文化的背景

英語圏の日常会話において、actually は非常に頻繁に使われる「つなぎ言葉(フィラー)」の一つです。相手の意見に反対する際、直接的に「No」と言うのを避け、角を立てずに「実は…」と切り出すためのクッションとして重宝されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. actually とは?

事実や現実がどうであるかを示す副詞です。『I <<actually>> like vegetables.(実は野菜が好きです)』のように、相手の予想に反する真実を伝えたり、誤解を解いたりする時に使います。

Q. actually と currently の違いは?

actually は「実は」「実際に」という意味で、事実と予想のギャップを表します。一方 currently は単に「現在は」という意味です。『He is **currently** busy.(彼は現在忙しいです)』のように使い分けます。

Q. 会話で actually はどのように使われますか?

相手の意見をやんわりと否定したり、自分の発言を訂正したりするクッション言葉として使われます。『<<Actually>>, I have a different idea.(実は、別の考えがあります)』のように文頭に置くのが一般的です。

Q. actually を使いすぎるとどうなりますか?

ネイティブの会話では頻出しますが、多用すると「言い訳がましい」「相手を常に訂正している」というネガティブな印象を与えることがあります。『Did you <<actually>> do it?』のように必要な時だけ使うのが無難です。

Q. actually の発音のコツは?

「アクチュアリー」と4音節で読むのではなく、「アクチュリー」のように3音節で発音するのが自然です。『That is <<actually>> true.』のように、会話の中では真ん中の「a」の音が脱落して短く発音されます。

CHECK QUIZ

Q: 「現在は東京に住んでいます」の自然な表現は?

Q: 相手の意見に反対する際、角を立てない自然な切り出し方は?

Q: レストランで注文を「やっぱりコーヒーにして」と変更する表現は?