abrupt
- (形)突然の、予期しない、唐突な
- (形)ぶっきらぼうな、無愛想な
コアイメージ
「何の前触れもなく突然断ち切られる」のがコアイメージ。時間が急に途切れる「突然の」変化や、会話がぶつ切れになる「ぶっきらぼうな」態度に使います。
abruptの意味・例文
形容詞
突然の、予期しない、唐突な
sudden and unexpected, and often unpleasant
The train came to an abrupt stop, making everyone lose their balance.
電車が急停止し、みんなバランスを崩した。
「come to an abrupt stop/halt(急停止する)」は非常によく使われる表現です。
There was an abrupt change in the government's economic policy.
政府の経済政策に突然の変化があった。
前触れのない唐突な変更を表します。
The negotiations came to an abrupt end when the CEO walked out of the room.
CEOが部屋を出て行ったことで、交渉は唐突に終わった。
「an abrupt end(突然の終わり)」はビジネスやニュースで頻出のコロケーションです。
The graph shows an abrupt drop in temperature during the ice age.
そのグラフは、氷河期における気温の急激な低下を示している。
数値などが急激に下がる(または上がる)様子を描写する際にも使えます。
His abrupt departure from the company surprised everyone.
彼の突然の退社は皆を驚かせた。
予定外の突然の辞任や出発を表現しています。
ぶっきらぼうな、無愛想な
talking or acting in a way that seems unfriendly and rude, usually because of speaking too little
She was very abrupt with me on the phone yesterday.
昨日、彼女は電話で私に対してとてもぶっきらぼうだった。
「be abrupt with 人」で「(人)に対してぶっきらぼうな態度をとる」という意味になります。
Sorry for being so abrupt, I was in a rush!
急いでたからそっけなくてごめんね!
短いメッセージや素っ気ない返事をしてしまった時の謝罪として使えます。
The manager's abrupt tone intimidated the new employees.
マネージャーのぶっきらぼうな口調は、新入社員たちを萎縮させた。
「abrupt tone(ぶっきらぼうな口調)」や「abrupt manner(無愛想な態度)」のように名詞を修飾します。
I didn't mean to sound abrupt.
冷たく聞こえるつもりはなかったんだ。
「sound abrupt」で「声や言い方がぶっきらぼうに聞こえる」となります。
語源
語源はラテン語の「ab-(離れて)」+「rupt(壊れる、破裂する)」の組み合わせです。「突然ブチッと断ち切られる」イメージを持っています。同じ語根(rupt = 壊れる)を持つ単語には、bankrupt(銀行が破綻する=破産した)、interrupt(間に割って入って壊す=邪魔する)、erupt(外へ破裂する=噴火する)などがあります。
派生語・ファミリー
abruptの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
「sudden」は単に「急な」という中立的な意味ですが、「abrupt」は「突然ブチッと断ち切られるような」という不自然さや不快感を伴うことが多いです。「unexpected」は「予期せぬ」という意味で、スピード感は問いません。
“The meeting came to an abrupt end when the fire alarm went off.”
→ ブチッと途切れるような不自然さや唐突さ、乱暴なニュアンスを含みます。
“I felt a sudden pain in my stomach.”
→ 単に急に起こることを表す、最も一般的で中立的な単語です。
“We had an unexpected visitor this morning.”
→ 予想していなかったこと。スピードが急かどうかは関係ありません。
よくある間違い
ポジティブな驚きに abrupt を使ってしまう誤用。abrupt は「途切れる・ぶつかる」ようなネガティブな唐突さに使われるため、急なプレゼントなどには不自然です。(× an abrupt gift → ○ a sudden/unexpected gift)
副詞として使いたい時に -ly を付け忘れるミス。動詞を修飾する場合は abruptly にする必要があります。(× The car stopped abrupt. → ○ The car stopped abruptly.)
コラム
豆知識
語源のところで触れた「rupt(壊れる)」を持つ英単語は、どれも激しいイメージを持っています。corrupt(完全に壊れる=堕落した)、disrupt(バラバラに壊す=混乱させる)など、ruptを見たら「何かが壊れる、破裂する」というイメージを思い浮かべると、単語のニュアンスが掴みやすくなります。
リアルな使われ方
日常会話では、相手の態度が冷たかったり、返事が短すぎたりした時に「Why was he so abrupt?(なんであんなにぶっきらぼうなの?)」と不満を言う時によく使われます。また、メールの返信が短すぎて怒っているように見える時にも「His email was a bit abrupt.」と表現できます。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの結末が、伏線回収もなく唐突に終わってしまった時、レビューサイトなどで「The ending was too abrupt.(結末が唐突すぎた)」と批判する際によく使われる表現です。ブツッと終わる作品に出会ったら使ってみましょう。
覚え方・ゴロ合わせ
「アブ(ab)がラップ(rupt)と突然現れる」と覚えましょう。静かな部屋に突然アブがラップミュージックと共に現れて、静寂が『ブチッ』と破られるイメージです。
CHECK QUIZ
Check Quiz
Q: 次の中で、abruptを使うのに最も【不自然な】場面はどれ?