wary

  • ()用心深い、警戒している
UK/ˈwɛri/

発音のコツ

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waryの発音は/wéəri/(ウェアリー)です。日本人が間違えやすいのは、同じく「r」を含むweary(ウィアリー:疲れた)との混同です。waryの最初の母音は「エ」と「ア」の中間の音で、口をやや広げて「ウェ」と発音してから「ア」に滑らせます。また、「r」の音は舌を丸めて上あごに付けずに「リ」と響かせるのがコツです。

活用形

比較級
warier
最上級
wariest

コアイメージ

危険や騙される可能性に気づき、警戒して用心深い状態であることがコアイメージです。人や状況に対して疑念を持ち、慎重に行動したい時に使います。

waryの意味・例文

形容詞

用心深い、警戒している

Feeling or showing caution about possible dangers or problems.

日常会話

I am wary of strangers asking for money.

見知らぬ人がお金を求めてくるのを警戒しています。

be wary of は「〜を警戒して」という定番の形です。

ビジネス

Investors are wary about the current market conditions.

投資家たちは現在の市場の状況について用心しています。

状況に対する懸念を示す際にビジネスでもよく使われます。

ニュース

The government remains wary of potential cyber attacks.

政府は潜在的なサイバー攻撃に対して引き続き警戒しています。

危険な事象に対する持続的な警戒を表します。

アカデミック

Researchers should be wary when interpreting these results.

研究者はこれらの結果を解釈する際、慎重になるべきです。

誤りを避けるための注意深さを示します。

語源

waryは、古英語の「ware(気づいている、用心深い)」に形容詞を作る接尾辞「-y」がついて生まれました。危険や罠に「十分に気づいている」という状態から、現在の「用心深い、警戒している」という意味に発展しました。同じ「ware」の語源を持つ関連語には、aware(気づいている)やbeware(用心する)があります。

派生語・ファミリー

名詞wariness
副詞warily

waryの使い方

よく使う組み合わせ

be wary of (〜を警戒している)remain wary (警戒し続ける)a wary eye (警戒の目)grow wary (警戒し始める)extremely wary (非常に用心深い)

使い分け

waryは危険や罠に対して疑念を持ち警戒し、cautiousはミスや危険を避けるため慎重に行動し、prudentは将来を見据えて賢明で分別のある判断をします。

She was wary of his sudden kindness.

対象に対して疑念を持ち、警戒しているニュアンスです。

He is a cautious driver.

リスクやミスを避けて慎重に行動するニュアンスです。

It is prudent to save money for emergencies.

将来に備えて賢明で分別のある判断をするニュアンスです。

よくある間違い

× He showed a lot of wary. ○ He showed a lot of wariness. → wary は形容詞です。「警戒心」という名詞として使う場合は wariness になります。

× I am wary for that dog. ○ I am wary of that dog. → 「〜を警戒している」と言う時は、前置詞 of を使って wary of と表現するのが基本です。

コラム

豆知識

waryの語源である「ware」は、ソフトウェア(software)などの「ware(製品、品物)」とは語源が異なります。waryのwareは「気づく」という古英語に由来し、aware(気づいている)やbeware(用心する)と同じ仲間です。

リアルな使われ方

ネイティブは、初対面の人やうますぎる話に対して疑念を抱いた時に「I am wary of it」とよく言います。単に「気をつけている」のではなく、「何か怪しいから距離を置いている」という心理的な壁を表現するのにぴったりの実用的なフレーズです。

映画・音楽での使われ方

ハリー・ポッターシリーズなどのファンタジー作品では、登場人物が未知の魔法生物や怪しい人物に出会った際、「He gave a wary glance(彼は警戒のまなざしを向けた)」のように描写されます。危険が潜む世界観を表現するのによく使われる単語です。

イディオム・定型句

定型句keep a wary eye on

〜から警戒の目を離さない

You should keep a wary eye on him.

定型句cast a wary eye over

〜に警戒の目を向ける

He cast a wary eye over the contract.

waryを使った会話例

新規プロジェクトの打ち合わせで同僚と

A

What do you think about the new vendor's proposal?

B

I am a bit wary of their extremely low prices.

A

Me too. We should be cautious before signing anything.

B

Exactly. I will keep a wary eye on their contract details.

A

Good idea. It is prudent to check for hidden costs.

B

Yes. We cannot afford to be careless with our budget.

文化的背景

アメリカやイギリスのビジネス文化では、リスク管理が重視されるため、waryという単語は契約や投資の場面で頻繁に登場します。「何か裏があるのではないか」という健全な疑念を持つ姿勢が、重要なスキルと見なされています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. wary とは?

危険や騙される可能性に気づき、警戒して用心深い状態であることを表す形容詞です。『I am wary of his promises.(彼の約束には警戒している)』のように使います。

Q. wary と careful の違いは?

careful は単に注意を払うことで肯定的な意味でも使われますが、wary は対象に対する疑いや不信感を伴う警戒のニュアンスを持ちます。『Be careful.(気をつけて)』とは言いますが、wary は使いません。

Q. wary はどんな前置詞と一緒に使いますか?

対象を示す時は of を使い、状況や事柄には about を使うことが多いです。『Consumers are wary of online scams.(消費者はネット詐欺を警戒している)』のように of が最も頻出します。

Q. wary を少しフォーマルに言い換えると?

ビジネスや学術的な場面で客観的な慎重さを示したい場合は cautious に言い換えられます。『The company is cautious about expanding.(会社は事業拡大に慎重だ)』のように使います。

Q. wary に似た意味の weary はどう違いますか?

weary(ウィアリー)は「ひどく疲れている・うんざりしている」という意味で、wary(ウェアリー)とは意味も発音も異なります。『I am weary of this work.(この仕事にはうんざりだ)』のように使います。

CHECK QUIZ

Q: 「将来を見据えて賢明な判断をする」のに最適な形容詞は?

Q: 「うまい話には警戒している」の自然な表現は?

Q: weary(ウィアリー)と wary(ウェアリー)の違いとして正しいのは?