virus
- (名)ウイルス、病原体
- (名)コンピューターウイルス
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
virus は最初の母音「aɪ」を「アイ」と二重母音で発音し、v は上の前歯で下唇を軽く噛んで摩擦音を出します。続く r は舌先をどこにも触れずに少し丸め、「rəs」の母音は口をリラックスさせた曖昧な音にします。「ウイルス」というカタカナ読みや、b の音(バイラス)にならないよう注意してください。
活用形
- 複数形
- viruses
コアイメージ
目に見えないほど小さく、人やシステムに侵入して害を及ぼすものがコアイメージです。病気の原因となる病原体や、コンピューターに悪影響を与えるプログラムを指す時に使います。
virusの意味・例文
名詞
ウイルス、病原体
A microscopic organism that causes infectious diseases.
I think I caught a virus from my children.
子供からウイルスをもらったと思います。
風邪などの病気をもらう時は catch を使います。
The new virus spreads rapidly through the air.
その新しいウイルスは空気感染で急速に広がります。
感染拡大を報じるニュースで頻出する表現です。
Researchers are developing a vaccine against the virus.
研究者たちはそのウイルスに対するワクチンを開発しています。
医療や科学の論文で使われる専門的な文脈です。
Please wash your hands to prevent the spread of viruses.
ウイルスの感染拡大を防ぐために手を洗ってください。
公共機関の注意喚起などで使われる表現です。
コンピューターウイルス
A harmful computer program designed to cause damage.
My computer was infected with a virus yesterday.
昨日、私のパソコンがウイルスに感染しました。
職場でパソコントラブルを報告する際によく使います。
Do not open that email, or you might get a virus.
そのメールを開かないでください、ウイルスに感染するかもしれません。
不審なメールに対する警告として使われます。
A malicious virus damaged systems all over the world.
悪意のあるウイルスが世界中のシステムに損害を与えました。
malicious(悪意のある)はITニュースでよく伴う単語です。
語源
virus はラテン語で「毒」や「粘液」を意味する virus に由来します。古代では動物の毒や悪臭を放つ液体のことでしたが、近代になって病気を引き起こす目に見えない病原体を指すようになりました。現代ではコンピューターの悪質プログラムにも意味が広がっています。関連語には形容詞形の viral(ウイルスの)があります。
派生語・ファミリー
virusの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
virus は細胞に寄生して増殖する極めて微小な病原体を、pathogen は細菌や菌類など病気を引き起こす病原体全般を、bug は軽い風邪やシステムの不具合を指すカジュアルな表現です。
よくある間違い
× I caught virus from my friend. ○ I caught a virus from my friend. → virus は数えられる名詞なので、単数形の場合は必ず a を付けます。
× My computer is sick with a virus. ○ My computer is infected with a virus. → コンピューターや人がウイルスに「感染している」状態は be infected with で表します。
コラム
豆知識
語源のラテン語では「毒」を意味していました。19世紀末にタバコモザイク病の研究から発見された未知の病原体が「ろ過性病原体」と呼ばれ、後に単に virus と呼ばれるようになりました。目に見えないほど小さな毒という語源通りの性質を持っています。
リアルな使われ方
ネット上で情報が瞬く間に広がることを、形容詞形を使って go viral と言います。ウイルスが人から人へ感染して爆発的に広がる様子を情報拡散に見立てた表現です。現代の SNS 時代に不可欠なフレーズとして、日常会話で頻繁に使われます。
映画・音楽での使われ方
映画『バイオハザード』(英語名:Resident Evil)をはじめ、ゾンビ映画の多くでは未知の virus がパンデミックを引き起こす設定が定番です。フィクションの世界でも、人類を脅かす見えない恐怖として頻繁に描かれます。
イディオム・定型句
胃腸炎、お腹の風邪
“Many students are absent due to a stomach virus.”
厄介なウイルス、ひどい風邪
“He is recovering from a nasty virus.”
virusを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
You look tired. Are you okay?
Not really. I think I caught a stomach virus over the weekend.
That sounds rough. A lot of bugs are going around right now.
Yeah. To make matters worse, my laptop got infected with a virus too.
Oh no. Did your anti-virus software block it?
No, it didn't. I have to ask the IT department to fix the system.
文化的背景
日本語ではドイツ語由来の「ウイルス」という発音が定着していますが、英語では全く通じません。「ヴァイラス」と発音する必要がある点に注意が必要です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. virus とは?
目に見えないほど小さく、人やシステムに侵入して害を及ぼす病原体やプログラムのことです。『I caught a cold virus.(風邪のウイルスに感染した)』のように医療や日常会話で使います。
Q. virus と bacteria の違いは?
virus(ウイルス)は他の生物の細胞に入り込んで増殖しますが、bacteria(細菌)は自力で増殖します。『Antibiotics do not kill viruses.(抗生物質はウイルスには効かない)』のように区別されます。
Q. コンピューターウイルスにも virus を使いますか?
はい、ITの文脈でも悪意あるプログラムを指してそのまま使います。『My computer is infected with a virus.(私のパソコンはウイルスに感染している)』のように表現します。
Q. ネットで「バズる」ことを virus と関係して表現できますか?
形容詞形の viral を使って表現します。『The video went viral on social media.(その動画はSNSで拡散された)』のように、ウイルスが広がる様子に例えた定番フレーズです。
Q. 「ウイルスに感染する」は英語でどう言いますか?
日常会話では catch を使うのが最も自然です。『I caught a virus at school.(学校でウイルスをもらってしまった)』のように、風邪をひく時と同じ感覚で使われます。
CHECK QUIZ
Q: 胃腸炎などの「軽いお腹の風邪」を指すカジュアルな表現は?
Q: 「パソコンがウイルスに感染している」の正しい前置詞は?
Q: 「The video went viral.」の意味として最も適切なものは?