unfortunate
- (形)不運な、不幸な
- (形)残念な、遺憾な
- (形)不適切な、妥当でない
- (名)不運な人、不幸な人
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
unfortunate は第2音節の「for」にアクセントを置きます。「アンフォーチュネット」のように平坦に読まず、「fɔ́r」を強く長く発音してください。続く「tu」は「チュ」に近い音(tʃə)になり、最後の「nate」は「ネイト」ではなく曖昧な「ニット」や「ナット」のように弱く短く発音するのが自然です。
活用形
- 複数形
- unfortunates
- 名詞として「不運な人々」という意味で使う場合の複数形
コアイメージ
望ましくない状況や、運が悪い状態であることがコアイメージです。自分や他人の不運を嘆いたり、起きてしまった出来事を残念に思う時に使います。
unfortunateの意味・例文
形容詞
不運な、不幸な
Having or marked by bad luck; unlucky.
He was unfortunate to lose his wallet.
彼は財布をなくして不運でした。
運の悪さを表す一般的な使い方です。
The unfortunate victims of the earthquake need help.
地震の不運な被災者たちは助けを必要としています。
災害や事故に遭った人々を修飾する際によく使われます。
Due to an unfortunate series of events, we missed the deadline.
不運な一連の出来事により、期限に間に合いませんでした。
避けられなかった不運な事態を説明するビジネス表現です。
残念な、遺憾な
Regrettable or inappropriate.
It is unfortunate that the project was canceled.
プロジェクトが中止されたことは残念です。
It is unfortunate that... の形で事実に対する遺憾の意を表します。
We deeply apologize for this unfortunate situation.
この残念な状況について深くお詫び申し上げます。
謝罪の場面で、起きてしまった事態を表現するのに適しています。
The author made an unfortunate error in the calculation.
著者は計算において残念な間違いを犯しました。
回避できたはずのミスや過失に対して使われます。
不適切な、妥当でない
Unsuitable or inappropriate in a particular situation.
That was an unfortunate choice of words.
それは不適切な言葉の選択でした。
悪気はなくても場違いだった発言などを指す定番表現です。
The politician's unfortunate remark caused a scandal.
その政治家の不適切な発言がスキャンダルを引き起こしました。
批判の対象となるような不適切な言動を表現します。
The timing of the announcement was rather unfortunate.
発表のタイミングはかなり不適切でした。
状況に合っていない、間の悪いタイミングを指摘する際に使います。
名詞
不運な人、不幸な人
A person who suffers from bad luck or misfortune.
We should donate clothes to those poor unfortunates.
あの哀れな不運な人々に服を寄付するべきです。
恵まれない状況にある人々を指す名詞としての用法です。
The shelter provides food for homeless unfortunates.
そのシェルターはホームレスの不運な人々に食事を提供しています。
社会的に困難な状況にある人々を客観的に表現します。
The novel depicts the lives of social unfortunates.
その小説は社会的に不運な人々の生活を描いています。
文学や社会学の文脈で用いられるやや古い表現です。
語源
unfortunate は接頭辞 un-(否定)と fortunate(幸運な)から成り立っています。幸運ではない、つまり運が悪い状態を表すようになり、「不運な」「残念な」という意味へ発展しました。fortunate の語源であるラテン語の fortuna(運命、幸運)から派生した同じ語根を持つ関連語には、fortune(財産、運勢)があります。
派生語・ファミリー
unfortunateの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
unfortunate は不運や残念な状況を幅広く表し、unlucky はくじ引きなど偶然の運の悪さを強調し、regrettable は自分の過失など後悔を伴う残念な事態を指します。
“He was unlucky to draw the losing ticket.”
→ 偶然の要素が強い運の悪さやツキのなさを強調します。
よくある間違い
× I am unfortunate that I cannot attend the meeting. ○ It is unfortunate that I cannot attend the meeting. → 人を主語にして「私が残念に思う」とは言えません。状況を主語にして It is unfortunate that... とします。
× He had an unfortunate to miss the train. ○ He was unfortunate to miss the train. → unfortunate は形容詞なので、冠詞の後に名詞として単独で置くことはできません。be動詞の後に置きます。
コラム
豆知識
unfortunate はラテン語の fortuna(幸運の女神フォルトゥナ)に由来します。ローマ神話においてフォルトゥナは運命の車輪を回す気まぐれな女神とされ、人々に幸運や不運をもたらすと信じられていました。この「運命の気まぐれ」というニュアンスが、現在の「不運な」という意味に繋がっています。
リアルな使われ方
ネイティブは会話の中で、気まずい発言や場の空気を読まない行動に対して unfortunate を使います。例えば、誰かが会議で的外れな冗談を言った後、That was unfortunate...(今の、ちょっと痛かったね…)とつぶやくことで、直接的な批判を避けつつ不適切さを指摘できます。
映画・音楽での使われ方
児童文学およびドラマシリーズの『レモニー・スニケットの世にも不幸せなできごと(A Series of Unfortunate Events)』は、この単語の持つ「不運の連続」というイメージを象徴する作品です。両親を亡くした三姉弟に次々と降りかかる理不尽な不幸を描き、世界的なベストセラーとなりました。
イディオム・定型句
不運な出来事の連続
“It was a series of unfortunate events.”
間の悪いタイミング
“The announcement had unfortunate timing.”
可哀想な人、不運な人
“He is just an unfortunate soul.”
unfortunateを使った会話例
水曜の午後、オフィスで同僚と
Did you hear about the unfortunate delay in our supply chain?
Yes. It is highly regrettable because we promised to deliver by Friday.
Exactly. It was an unfortunate series of events with the weather.
Do we need to contact the client now?
Yes. We should explain this unfortunate situation honestly.
I will draft an email. I hope they don't think it's just an excuse.
Just keep it professional. An unfortunate choice of words could make them angrier.
Understood. I will be very careful.
文化的背景
英語圏では、相手に悪い知らせを伝える際に直接的な表現を避け、It is unfortunate... や Unfortunately... を使ってクッションを置く文化があります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. unfortunate とは?
望ましくない状況や運が悪い状態を表す形容詞です。『It is unfortunate that he failed.(彼が失敗したのは残念だ)』のように、不運な出来事や遺憾の意を示す時に使います。
Q. unfortunate と unlucky の違いは?
unlucky は偶然のツキがないことを指しますが、unfortunate は状況の悪さや残念な気持ちなど、より広い意味で使われます。『an unlucky day(運の悪い日)』と『an unfortunate remark(不適切な発言)』のように使い分けます。
Q. unfortunate はビジネスメールで使えますか?
はい、相手に残念な知らせを伝える際や謝罪する際に非常に役立ちます。『Due to an unfortunate error...(残念な手違いにより…)』のように使うと、丁寧かつ客観的に状況を説明できます。
Q. 「不適切な」という意味の unfortunate はどう言い換えられますか?
inappropriate や unsuitable に言い換えることができます。『an unfortunate choice of words(不適切な言葉の選び方)』は、悪意はないが場違いだったというニュアンスを含みます。
Q. unfortunate の副詞形 unfortunately はどう使いますか?
文頭に置いて「残念ながら」と切り出す時によく使われます。『Unfortunately, we are fully booked.(残念ながら満席です)』のように、断りを入れる際の定番フレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 「an unfortunate choice of words」が表す状況はどれ?
Q: 自分が会議に出席できないことを伝える際、正しい文はどれ?
Q: 「残念ながら、私たちは遅刻します」の空所に入る語は? [ ______ ], we will be late.