stoke

  • ()かき立てる、あおる
  • ()(火を)かき立てる
UK/stoʊk/

発音のコツ

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stoke の母音は「オゥ」という二重母音の /oʊ/ です。日本語の「ストーク」のように平坦に伸ばすのではなく、「オ」から「ゥ」へと唇を丸めながら滑らかに変化させます。最後の /k/ は喉の奥で息を破裂させ、母音を付けずに短く切ります。カタカナ発音にならないよう、口の動きを意識しましょう。

活用形

三単現
stokes
進行形(-ing)
stoking
過去形
stoked
過去分詞
stoked

コアイメージ

火の勢いや感情に燃料をくべて強くかき立てることがコアイメージです。不安や期待などの感情をあおったり、議論を白熱させたりする時に使います。

stokeの意味・例文

動詞

他動詞

かき立てる、あおる

To encourage bad ideas or feelings in a lot of people.

ニュース

The new policy will likely stoke public fears.

その新政策はおそらく大衆の不安をあおるでしょう。

すでに存在する不安や恐怖をさらに強めるニュアンスです。

ビジネス

His controversial speech stoked a heated debate among the board members.

彼の物議を醸すスピーチは、役員たちの間で激しい議論を巻き起こしました。

議論や対立を白熱させる場面でよく使われます。

日常会話

The rumors only stoked her curiosity further.

その噂は彼女の好奇心をさらにかき立てただけでした。

ポジティブな感情や関心を強める際にも使用可能です。

他動詞

(火を)かき立てる

To add fuel to a large fire and make it burn strongly.

日常会話

He stoked the campfire to keep us warm.

彼は私たちを暖めるためにキャンプファイヤーの火をかき立てました。

物理的に火に燃料をくべるという本来の意味です。

アカデミック

Workers stoked the massive furnaces with coal day and night.

労働者たちは昼夜を問わず巨大な炉に石炭をくべました。

産業革命期などの歴史的な文脈でも登場します。

ニュース

Strong winds stoked the forest fire, making it harder to control.

強風が山火事をあおり、鎮火をさらに困難にしました。

自然現象が火勢を強める様子も表現できます。

語源

stoke はオランダ語で「火をたく」を意味する stoken から派生しました。石炭などを火にくべて勢いを強めるという物理的な動作から、感情や議論を「あおる」「かき立てる」という比喩的な意味へと発展したのです。同じゲルマン語由来で「棒で突く」という意味を持つ関連語に poke(突く)があります。

派生語・ファミリー

名詞stoker
形容詞stoked

stokeの使い方

よく使う組み合わせ

stoke fears (不安をかき立てる)stoke the fire (火をかき立てる)stoke tensions (緊張を高める)stoke public anger (大衆の怒りをあおる)stoke a debate (議論を巻き起こす)

使い分け

stoke はすでにある火や感情に燃料を加えて勢いを強め、kindle は無いところから火や感情を新たに生み出し、feed は成長や維持のために必要なものを継続的に与えるという違いがあります。

The politician tried to stoke public fears.

すでにある不安や感情をさらに強くあおるニュアンスです。

The teacher tried to kindle their interest.

興味や感情を新しく燃え上がらせて生み出すニュアンスです。

We need to feed the wood into the stove.

火や感情を維持するために定期的に供給し続けるニュアンスです。

よくある間違い

× He stoked up a new hobby. ○ He kindled an interest in a new hobby. → stoke はすでにある感情を強める時に使います。新しく始める場合は kindle が適切です。

× The rain stoked the campfire. ○ The rain doused the campfire. → stoke は火を強める動作です。雨などで火を消す・弱める場合は対義語の douse を使います。

コラム

豆知識

蒸気機関車や蒸気船の時代、石炭をボイラーにくべ続ける労働者は stoker(火夫)と呼ばれていました。彼らが火を絶やさず燃やし続ける重労働を行っていた背景が、現在の「絶えず感情や議論をあおる」という比喩的な用法に繋がっています。

リアルな使われ方

ネイティブは「I am stoked about the concert!(コンサートがすごく楽しみ!)」のように、派生した形容詞 stoked を使って強い興奮や期待を表現します。excited よりもカジュアルで、熱狂的なニュアンスがストレートに伝わる便利な実用フレーズです。

映画・音楽での使われ方

2013 年のスリラー映画『イノセント・ガーデン(原題:Stoker)』では、主人公の家族の謎めいた関係が描かれます。タイトルは登場人物の名字ですが、同時に「感情や欲望をかき立てる者」という暗喩としても機能しており、単語の持つ不穏な雰囲気が表れています。

イディオム・定型句

イディオムstoke the flames

炎をあおる、事態を悪化させる

His harsh comments only stoked the flames.

定型句stoke someone's ego

自尊心をくすぐる、おだてる

She always tries to stoke his ego.

イディオムstoke the fires of

〜の火に油を注ぐ、〜をさらにあおる

The incident stoked the fires of rebellion.

stokeを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

Did you see the news? It seems designed to stoke public fears.

B

Yes, the media often tries to feed our anxiety for better ratings.

A

I really hope the politicians don't stoke the flames further.

B

Agreed. Anyway, are you ready for our camping trip this weekend?

A

Yes! I'm super stoked about it.

B

Me too. I'll be in charge of stoking the campfire.

文化的背景

サーフィンやスケートボード文化から生まれた「I'm stoked!(最高にワクワクしている!)」という形容詞的な表現は、若者の間で広く定着しています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. stoke とは?

火に燃料をくべたり、感情や議論をあおったりすることです。『The news will stoke public fears.(そのニュースは大衆の不安をかき立てるだろう)』のように使います。

Q. stoke は日常会話でも使いますか?

動詞としてはニュースやビジネスでよく使われますが、形容詞の stoked は日常会話で頻出します。『I am so stoked!(最高にワクワクしている!)』のように強い興奮を表します。

Q. stoke と fuel の違いは?

どちらも「あおる」という意味ですが、fuel は原因となるものを与えることに焦点があります。一方の stoke は『stoke the anger(怒りをかき立てる)』のように意識的に勢いを強める動作を強調します。

Q. どんな感情に対して stoke を使いますか?

恐れ(fear)や怒り(anger)など、ネガティブな感情をあおる場面でよく使われます。しかし『stoke enthusiasm(熱意をかき立てる)』のように、ポジティブな感情を強める際にも使えます。

Q. stoke を使った有名な表現は?

『stoke the flames(炎をあおる)』が代表的です。『His comment only stoked the flames.』のように、すでに悪い状況や議論をさらに悪化させる比喩として頻繁に登場します。

CHECK QUIZ

Q: 「大衆の不安をあおる」の動詞として最適なものは?

Q: 「事態を悪化させる(火に油を注ぐ)」を意味するフレーズは?

Q: 「I'm so stoked!」が表す感情は?