spectacle

  • ()壮大な光景、壮観
  • ()華々しいショー、見世物
  • ()みっともない姿、失態
  • ()(複数形で)眼鏡
UK/ˈspɛkˌtækəl/

発音のコツ

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spectacle は最初の母音 /e/ にアクセントを置きます。「ス」と息を吐いた後、口を少し開けて「ペ」と短く強く発音します。続く /ktə/ は力を抜いた曖昧な音にし、最後の /k(ə)l/ は舌先を上の歯茎につけたまま喉の奥で「クル」と鳴らすダークLの音で終わります。「スペクタクル」とカタカナで平坦に読まないよう注意しましょう。

活用形

複数形
spectacles
レンズが2つあるため「眼鏡」の意味では常に複数形になります

コアイメージ

視線を惹きつけるような、印象的で壮大な光景や見世物であることがコアイメージです。自然の壮観な景色や、大規模で華やかなショーの様子を表現したい時に使います。

spectacleの意味・例文

名詞

countable / uncountable

壮大な光景、壮観

A visually striking performance or display.

ニュース

The meteor shower was a natural spectacle.

流星群は自然が作り出す壮大な光景でした。

自然現象の美しさや規模の大きさを表します。

日常会話

The sunset over the ocean is a beautiful spectacle.

海に沈む夕日は美しい光景です。

視覚的に感動を与える景色に使われます。

アカデミック

The documentary captured the spectacle of the animal migration.

そのドキュメンタリーは動物の移動という壮観を捉えました。

圧倒的なスケールの出来事を描写します。

可算

華々しいショー、見世物

An impressive, large-scale public event or performance.

ビジネス

The opening ceremony was a grand spectacle.

開会式は壮大なショーでした。

イベントなどの大掛かりな演出を表します。

ニュース

The military parade is an annual public spectacle.

軍事パレードは毎年恒例の公開行事です。

多くの観衆を集める大々的なイベントに使います。

SNS・カジュアル

The halftime show was an absolute spectacle!

ハーフタイムショーは本当に素晴らしい見世物だった!

娯楽性が高く派手なパフォーマンスを称賛します。

可算

みっともない姿、失態

A situation in which someone behaves foolishly in public.

日常会話

Please do not make a spectacle of yourself.

みっともない振る舞いをするのはやめてください。

make a spectacle of oneselfで定型句です。

フォーマル

He made a public spectacle of himself at the meeting.

彼は会議で人前で大失態を演じました。

悪目立ちして周囲のひんしゅくを買う状況です。

SNS・カジュアル

I drank too much and became a spectacle.

私は飲みすぎて見世物になってしまいました。

恥ずかしい行動で注目を浴びてしまう様子です。

複数

(複数形で)眼鏡

A pair of glasses used for improving vision.

日常会話

My grandfather always wears wire-rimmed spectacles.

祖父はいつも金属縁の眼鏡をかけています。

主にイギリス英語や古風な表現として使われます。

アカデミック

The professor peered over his spectacles.

教授は眼鏡越しにじっと見つめました。

文学作品やフォーマルな文脈でよく登場します。

フォーマル

She adjusted her spectacles before reading the document.

彼女は書類を読む前に眼鏡の位置を直しました。

glassesより少し堅い印象を与えます。

語源

spectacle はラテン語の specere(見る)に由来しています。多くの人の視線を惹きつける「見るべきもの」という成り立ちから、壮大な光景や見世物といった現在の意味に発展しました。同じく「見る」という語根を持つ関連語には、spectator(観客)や inspect(中を覗き込んで検査する)があります。

派生語・ファミリー

形容詞spectacular
名詞spectator

spectacleの使い方

よく使う組み合わせ

a magnificent spectacle (壮大な光景)a public spectacle (公開の見世物)make a spectacle of oneself (みっともない振る舞いをする)a visual spectacle (視覚的なショー)a grand spectacle (壮大な催し物)

使い分け

spectacle は視覚的に圧倒されるような壮大な光景を、show は娯楽として見せるために用意された一般的な催し物を、exhibition は美術品や技術などを公に展示して見せることを表します。

The fireworks display was a true spectacle.

規模が大きく視覚的に強い印象を与えるニュアンスです。

We went to see a comedy show last night.

観客を楽しませるための一般的な娯楽のニュアンスです。

The museum is holding a new art exhibition.

価値あるものを整理して公に展示するニュアンスです。

よくある間違い

× He is wearing a spectacle. ○ He is wearing spectacles. → 眼鏡という意味で使う場合は、レンズが2つあるため必ず複数形になります。

× Please do not make a spectacle to yourself. ○ Please do not make a spectacle of yourself. → 「みっともない振る舞いをする」は make a spectacle of oneself が決まった形です。

コラム

豆知識

spectacle の語源であるラテン語の specere(見る)は、英語の多くの重要単語のルーツです。spectator(観客)、inspect(中を見る=検査する)、respect(振り返って見る=尊敬する)、suspect(下から見る=疑う)など、視線に関連する単語が同じ語族に属しています。

リアルな使われ方

ネイティブの日常会話では、make a spectacle of oneself というフレーズがよく登場します。これは人前で大声で怒鳴ったり、ひどく酔っ払ったりして「自分自身を見世物にする=みっともない振る舞いをする」という意味で、相手をたしなめる時に使われます。

映画・音楽での使われ方

映画界では、巨額の予算を投じて作られた壮大な歴史映画や SF 映画を spectacle film(スペクタクル映画)と呼びます。1959 年の名作映画『ベン・ハー(Ben-Hur)』は、その圧倒的なスケールと戦車競走のシーンから、映画史に残る最高峰のスペクタクル作品として知られています。

イディオム・定型句

イディオムmake a spectacle of oneself

人前でみっともない振る舞いをする

He got drunk and made a spectacle of himself.

定型句a pair of spectacles

一副の眼鏡

I need to buy a new pair of spectacles.

定型句a visual spectacle

視覚的な見どころ・壮観

The movie was praised as a visual spectacle.

spectacleを使った会話例

月曜日の朝、オフィスで同僚と週末の話題について

A

Did you watch the halftime show on TV last night?

B

Yes, it was an absolute spectacle! The lighting and fireworks were amazing.

A

I agree. It was a true visual spectacle.

B

Unfortunately, the lead singer slipped and made a spectacle of himself.

A

Oh, I missed that. I was cleaning my spectacles at that moment.

B

You didn't miss much. The rest of the performance was perfect.

文化的背景

spectacles という単語は「眼鏡」を指す場合、現代のアメリカ英語では glasses が一般的ですが、イギリスでは今でも使われることがあります。文学作品や歴史的な文脈では頻繁に登場するため、教養として知っておくべき表現です。英米間でニュアンスに少し差はありますが、どの地域でも広く通じます。

よくある質問

Q. spectacle とは?

視線を惹きつけるような印象的で壮大な光景や見世物のことです。『The opening ceremony was a magnificent spectacle.(開会式は壮大な光景でした)』のように規模の大きさを表します。

Q. spectacle がネガティブな意味で使われることはありますか?

はい、悪目立ちするような「みっともない姿」という意味で使われます。『Don't make a spectacle of yourself.(みっともない振る舞いはやめなさい)』というフレーズは日常会話で頻出します。

Q. spectacles と glasses の違いは何ですか?

どちらも「眼鏡」を意味しますが、spectacles は主にイギリス英語で使われるか、やや古風でフォーマルな響きがあります。『He put on his spectacles.(彼は眼鏡をかけた)』のように文学作品でもよく見かけます。

Q. spectacle と同じ語源を持つ単語はありますか?

「見る」を意味するラテン語の語根を持つ単語がたくさんあります。『The stadium was filled with spectators.(スタジアムは観客でいっぱいだった)』の spectator や、inspect(検査する)などが代表的です。

Q. spectacle と spectacular の違いは?

spectacle は「光景」という名詞で、spectacular は「壮観な・目覚ましい」という形容詞です。『The view from the top is spectacular.(頂上からの景色は壮観だ)』のように、名詞を修飾したり補語として使います。

CHECK QUIZ

Q: 美術館で「新しい絵画の展示」を表現するのに最適な名詞は?

Q: 「人前でみっともない振る舞いをするな」の自然な表現は?

Q: 「He peered over his spectacles.」の意味として正しいのは?