scorn
- (名)軽蔑、さげすみ
- (動)軽蔑する、はねつける
発音のコツ
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scorn は /skɔːrn/ と発音します。最初の「sk」は息だけで鋭く音を出し、続く「ɔːr」は口を縦に大きく開けて「オー」と伸ばしながら、舌を丸めて「r」の音を響かせます。最後の「n」は舌先を上の歯茎の裏にしっかりつけて鼻から音を抜きます。「スコーン」とカタカナで平坦に読まないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- scorns
- 進行形(-ing)
- scorning
- 過去形
- scorned
- 過去分詞
- scorned
コアイメージ
相手や物事を自分より劣っていると見なし、強く軽蔑・拒絶することがコアイメージです。強い怒りや見下す感情を込めて、人や提案を冷たくあしらう時に使います。
scornの意味・例文
名詞
軽蔑、さげすみ
A strong feeling that someone or something is stupid or not good enough.
She looked at the rude man with scorn.
彼女はその無礼な男を軽蔑のまなざしで見ました。
with scorn(軽蔑を込めて)は日常的に使われる表現です。
The politician poured scorn on the opposition's new policy.
その政治家は野党の新政策を激しく非難しました。
pour scorn on で「〜を激しくこき下ろす」という意味になります。
His controversial theories made him an object of scorn.
彼の物議を醸す理論は、彼を軽蔑の的にしました。
object of scorn(軽蔑の的)は学術的・フォーマルな文脈で適しています。
動詞
軽蔑する、はねつける
To feel or express strong contempt for someone or something.
He proudly scorned the offer of financial help.
彼はプライドから財政支援の申し出を鼻であしらいました。
提案や助けを「価値がない」としてはねつけるニュアンスがあります。
The beggar boy was scorned by the other kids.
乞食の少年は他の子供たちに軽蔑されました。
自分より劣っていると見なしてあざ笑う状況を表します。
The famous author scorns the use of modern technology.
その有名な作家は現代技術の使用を軽視しています。
特定の習慣や物事を嫌悪し、見下す文脈でも使われます。
語源
scorn は古フランス語の escarnir(あざける)に由来し、さらに遡るとゲルマン語で「糞」を意味する skarn に関連すると言われています。相手を汚いものとして扱い、価値のないものとしてあざ笑い拒絶するという成り立ちから、現在の「軽蔑する」という意味に発展しました。関連語はありませんが、強い拒絶の歴史を持つ単語です。
派生語・ファミリー
scornの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
scorn は相手を価値のないものとして激しくあざ笑い、disdain は自分にはふさわしくないと冷淡に見下し、disrespect は本来払うべき敬意を欠くことを表します。
よくある間違い
× She looked at him by scorn. ○ She looked at him with scorn. → 「軽蔑を込めて」と態度を示す場合、前置詞は by ではなく with を使います。
× He was scorned from his classmates. ○ He was scorned by his classmates. → 受動態で「〜から軽蔑される」と言う場合、動作主を示す前置詞は by を使います。
コラム
豆知識
scorn は古フランス語で「あざけり」を意味する言葉に由来しますが、さらに遡るとゲルマン語の「糞(skarn)」に関連すると言われています。相手を文字通り汚いものとして扱い、徹底的に見下すという強烈な成り立ちを持っています。
リアルな使われ方
イギリスの政治ニュースなどでは、相手の政策を激しく非難する際に pour scorn on というフレーズが頻出します。「軽蔑を注ぎ込む」という直訳の通り、公の場で相手を徹底的にこき下ろす強烈な表現として重宝されています。
映画・音楽での使われ方
西洋文学では scorn は重要なテーマです。17世紀の劇作家ウィリアム・コングリーヴの戯曲に由来する「Hell hath no fury like a woman scorned(裏切られた女の怒りは地獄より恐ろしい)」は、現代の映画やドラマでも度々引用される有名なセリフです。
イディオム・定型句
裏切られた女ほど恐ろしいものはない
“He learned the hard way that hell hath no fury like a woman scorned.”
〜を激しく非難する、こき下ろす
“Critics poured scorn on the director's latest film.”
〜を軽蔑する
“He held the corrupt politicians in deep scorn.”
scornを使った会話例
企画会議の後、オフィスで同僚と
Did you see how the manager scorned my proposal?
Yes, he completely poured scorn on the new marketing idea.
I feel like he always looks down on my suggestions with disdain.
Don't take it personally. He tends to scorn anything he didn't create.
It's hard to work with someone who shows such disrespect to the team.
I know. Just ignore his scornful remarks and keep doing your best.
文化的背景
scorn は強い感情を伴うフォーマルな響きがあり、日常会話では look down on の方が好まれます。キリスト教圏の文学や聖書においても、罪や愚かさに対する「神の軽蔑」として頻繁に登場する重みのある単語です。
よくある質問
Q. scorn とは?
相手や物事を価値のないものとして強く軽蔑し、拒絶することです。『He rejected the offer with scorn.(彼はその申し出を軽蔑してはねつけた)』のように使います。
Q. scorn と despise の違いは?
どちらも強く嫌う意味ですが、scorn は相手を「見下してあざ笑う」態度に焦点があり、despise は「道徳的に許せず嫌悪する」感情に焦点があります。『I despise liars.(嘘つきは嫌悪する)』のように使い分けます。
Q. 動詞の scorn はどのような文脈で使われますか?
人を軽蔑するだけでなく、提案や助けを「鼻であしらう」時にも使います。『She scorned my advice.(彼女は私のアドバイスを鼻であしらった)』のように、プライドの高さから拒絶するニュアンスが出ます。
Q. scorn をもう少しカジュアルに言うと?
日常会話では look down on や make fun of がよく使われます。『They look down on him.(彼らは彼を見下している)』とすると、より口語的で自然な響きになります。
Q. scorn を使った有名なことわざはありますか?
『Hell hath no fury like a woman scorned.(裏切られた女ほど恐ろしいものはない)』が有名です。愛情を軽蔑で返された女性の激しい怒りを表現した言葉として、日常会話でも引用されます。
CHECK QUIZ
Q: 「彼らは安っぽいワインを冷ややかに見下した」の自然な表現は?
Q: 「彼のアイデアを激しく非難した」の自然な表現は?
Q: 「She scorned his offer of help.」の最も適切な意味は?