rub
- (動)こする、すり込む
- (動)擦れる、摩擦する
- (名)こすること、マッサージ
発音のコツ
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rub の発音は /rʌb/ です。最初の r は舌をどこにも触れさせず、唇を少し丸めて発音します。母音の ʌ は日本語の「ア」より短く、喉の奥から鋭く音を出してください。最後の b は唇を閉じてから軽く破裂させますが、文末では音を飲み込むように弱く発音すると自然に聞こえます。
活用形
- 三単現
- rubs
- 進行形(-ing)
- rubbing
- 過去形
- rubbed
- 過去分詞
- rubbed
- 複数形
- rubs
コアイメージ
何かの表面に圧力をかけながら動かしてこずることがコアイメージです。汚れを落としたり、痛みを和らげたりするために、手や布で何かをこする時に使います。
rubの意味・例文
動詞
こする、すり込む
To move a hand or object over a surface with pressure.
I rubbed my eyes when I woke up.
起きた時に目をこすりました。
無意識に手で顔や目をこする動作を表します。
The doctor advised me to rub the ointment into my skin.
医師は軟膏を皮膚にすり込むようアドバイスしました。
rub A into B で「A を B にすり込む」という意味になります。
The athlete rubbed his sore muscle after the race.
その選手はレース後に痛む筋肉をさすりました。
痛みを和らげるためにマッサージする時にも使います。
擦れる、摩擦する
To move against something else and cause friction.
My new shoes rub against my heels.
新しい靴がかかとに擦れます。
rub against で「〜に擦れる」という摩擦を表します。
Make sure the machine parts do not rub together.
機械の部品同士が擦れ合わないように確認してください。
機械などが摩擦によって摩耗するのを防ぐ文脈で使います。
The cat loves to rub against my legs.
その猫は私の足にすり寄るのが大好きです。
動物が愛情を示して体をこすりつける時にも使えます。
名詞
こすること、マッサージ
The act of moving your hand or an object over a surface.
Can you give my back a quick rub?
私の背中を軽くマッサージしてくれませんか?
give A a rub で「A をこする、マッサージする」という意味になります。
The teacher gave the chalkboard a good rub to clean it.
先生は黒板をきれいにするためにしっかりこすりました。
汚れを落とすための物理的な動作を名詞で表現します。
The chef applied a spice rub to the meat.
シェフは肉にスパイスのすり込み粉をまぶしました。
料理で肉にすり込むスパイスミックスのことも指します。
語源
rub は中低地ドイツ語の rubben(こする、削り取る)に由来します。表面に圧力をかけて繰り返し動かすという物理的な動作から、現在の「こする」「マッサージする」という意味に発展しました。同じ語源を持つ関連語には、こすり落とされたくずを意味する rubbish(ゴミ、がらくた)があります。
派生語・ファミリー
rubの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
rub は表面に圧力をかけて動かす動作全般を、massage は筋肉の痛みを和らげるために揉むことを、polish は光沢を出すために滑らかに磨くことを表します。
よくある間違い
× My new shoes are rubbing my heel. ○ My new shoes are rubbing against my heel. → 靴が足に当たって「擦れる」と言うときは、rub against という自動詞の形を使います。
× I wiped my eyes because I was sleepy. ○ I rubbed my eyes because I was sleepy. → 眠い時に目をこする動作は rub です。wipe は水分や汚れを取り除く「拭き取る」という意味になります。
コラム
豆知識
シェイクスピアの戯曲『ハムレット』に登場する「Ay, there's the rub(あぁ、そこが問題だ)」という台詞は非常に有名です。ここでの rub は「障害物」や「困難」を意味し、現在でも文学的な表現として使われることがあります。
リアルな使われ方
ネイティブは失敗した時に誰かにからかわれると、「Don't rub it in(その話を蒸し返さないで)」と言います。傷口に塩をすり込むようなイメージから生まれた、日常会話で非常に役立つ実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
ディズニー映画『アラジン』に登場する魔法のランプは、手でこすることで魔人が現れます。この動作は英語で「rub the magic lamp」と表現され、物語の鍵となるアクションとして世界中で知られています。
イディオム・定型句
人をイライラさせる
“His attitude rubbed me the wrong way.”
嫌なことを蒸し返す
“I know I made a mistake, do not rub it in.”
有名人と交流する
“He rubs shoulders with Hollywood stars.”
rubを使った会話例
寒い冬の朝、外で待ち合わせ中に
It is freezing today! I have been rubbing my hands together for ten minutes.
I know. My nose is so cold I keep rubbing it.
We should go inside the cafe. My new boots are starting to rub against my ankles, too.
That sounds painful. Do you want to wipe off the snow from your coat first?
Yes, thank you. Oh, I hope my complaining did not rub you the wrong way.
No, not at all. Let's get some hot coffee.
文化的背景
イギリス英語には消しゴムを rubber と呼ぶ文化がありますが、アメリカ英語では eraser が一般的です。アメリカで rubber と言うと別の隠語になるため、地域による使い分けには注意が必要です。動詞としての使い方は英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. rub とは?
何かの表面に圧力をかけながら手を動かしてこすることです。『I rubbed my hands.(手をこすり合わせた)』のように、日常的な動作を表します。
Q. rub と wipe の違いは?
rub は圧力をかけてこする動作そのものに焦点があります。一方の wipe は表面の汚れや水分を取り除くことに焦点があり、『wipe the table(テーブルを拭く)』のように使います。
Q. rub は痛みに対してどう使いますか?
痛む場所をさすって和らげる時によく使います。『He rubbed his sore knee.(彼は痛む膝をさすった)』のように、筋肉痛や怪我の文脈で頻出します。
Q. rub を使ったイディオムはありますか?
『rub someone the wrong way(人をイライラさせる)』が有名です。『His comment rubbed me the wrong way.』のように、相手の言動が何となく気に障る状況で使われます。
Q. 動物の行動にも rub は使えますか?
はい、猫や犬が愛情を示して体をこすりつける動作に使えます。『My cat rubbed against my leg.(猫が私の足にすり寄ってきた)』のように、自動詞として against を伴うのが一般的です。
CHECK QUIZ
Q: 「こぼれたジュースをテーブルから拭き取る」のに最適な動詞は?
Q: 「新しい靴が足に擦れる」の自然な表現は?
Q: 「His joke rubbed me the wrong way.」の意味は?