rubber
- (名)ゴム
- (名)消しゴム
- (形)ゴム製の
発音のコツ
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最初の r は唇を丸く突き出して「ゥラ」と発音します。続く母音の ʌ は口をリラックスさせて短く「ア」と声を出します。b で唇を一度閉じてから弾き、最後の er は舌を軽く巻いて「アー」と伸ばします。カタカナの「ラバー」のように平坦に発音せず、r の音を意識しましょう。
活用形
- 複数形
- rubbers
- 消しゴムやゴム長靴など、数えられる意味で使う場合
コアイメージ
弾力があり、こすって消すことができる素材であることがコアイメージです。主にゴムという素材や、それを使った輪ゴムや消しゴムなどの製品を表す時に使います。
rubberの意味・例文
名詞
ゴム
A tough elastic polymeric substance made from the latex of a tropical plant or synthetically.
The soles of these shoes are made of rubber.
この靴の底はゴムでできています。
靴やタイヤなど、弾力性や耐水性を持つ素材を指します。
The factory produces synthetic rubber for automotive parts.
その工場は自動車部品用の合成ゴムを生産しています。
工業製品の材料として言及する際によく使われます。
The price of natural rubber has increased significantly this year.
今年、天然ゴムの価格が大幅に上昇しました。
国際的な資源や貿易の文脈で登場します。
消しゴム
A piece of rubber or plastic used to rub out something written.
Can I borrow your rubber for a second?
少しの間、消しゴムを借りてもいいですか?
主にイギリス英語で使われる表現です。
You should use a rubber to correct your mistakes on the test.
テストのミスを直すには消しゴムを使うべきです。
学校や試験の場面で頻出します。
He kept a pencil and a rubber on his desk.
彼は机の上に鉛筆と消しゴムを置いていました。
オフィスでの基本的な文房具を指します。
形容詞
ゴム製の
Made of or resembling rubber.
Please put on your rubber boots before going outside.
外に出る前にゴム長靴を履いてください。
名詞の前に置いて素材を説明する用法です。
The document requires an official rubber stamp.
その書類には公式なゴム印が必要です。
ゴム印という意味から、形式的な承認の比喩にもなります。
The scientist wore rubber gloves to handle the chemicals.
科学者は化学物質を扱うためにゴム手袋を着用しました。
保護具の素材を示す際にも使われます。
語源
rubber は動詞 rub(こする)に、行為や道具を示す接尾辞 -er が結びついた言葉です。18世紀に鉛筆の文字を「こすって消すもの」として南米産の樹脂が使われ始め、そこから素材自体が rubber と呼ばれるようになりました。同じ rub を語根に持つ単語には、rubbish(こすり落とされたゴミ)があります。
派生語・ファミリー
rubberの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
rubber はゴム素材全般やイギリスでの消しゴムを、eraser はアメリカで一般的に使われる消しゴムを、elastic は伸縮性のある生地や衣服に使われるゴムひもを指します。
よくある間違い
× Do you have a rubber? ○ Do you have an eraser? → アメリカ英語では rubber がコンドームのスラングになるため、消しゴムには eraser を使います。
× I need a rubber to tie this box. ○ I need a rubber band to tie this box. → 「輪ゴム」は a rubber ではなく a rubber band と言います。単体では通じません。
コラム
豆知識
18世紀にイギリスの化学者ジョゼフ・プリーストリーが、南米産の樹脂が鉛筆の字をこすって消す(rub)のに使えることを発見しました。彼がこの素材を rubber と名付けたことが、現在のゴムという言葉の語源になっています。消しゴムとしての用途が、素材そのものの名前になった珍しい例です。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでは where the rubber meets the road というイディオムが頻出します。車のゴムタイヤが道路に接する場所、つまり「理論が実践に移される本番」や「結果が問われる正念場」を意味します。机上の空論ではなく、実際の成果が求められる場面で使われます。
映画・音楽での使われ方
ビートルズの1965年の名盤『Rubber Soul』のタイトルにもこの単語が使われています。黒人音楽であるソウルミュージックを白人である自分たちが演奏することを、少し自嘲気味に「プラスチック・ソウル(偽物のソウル)」と呼んだ表現をもじったものだと言われています。
イディオム・定型句
正念場、理論が実践される場
“The product launch is where the rubber meets the road.”
よく考えずに承認する
“The committee just rubber-stamped the proposal.”
急発進する、猛スピードで走る
“He burned rubber as soon as the light turned green.”
rubberを使った会話例
オフィスの会議室で、イギリス人のAとアメリカ人のBが話している
I made a mistake on this sketch. Do you have a rubber?
You mean an eraser? Sure, here you go.
Thanks. By the way, did the manager rubber-stamp our budget proposal?
Not yet. He wants to review the details before giving approval.
I see. Tomorrow's presentation is where the rubber meets the road.
Exactly. Let's make sure our data is as flexible as elastic.
文化的背景
イギリス英語では「消しゴム」を意味しますが、アメリカ英語では「コンドーム」を指すスラングとして広く認知されています。そのため、アメリカで消しゴムを借りる際は誤解を避けるために eraser を使うのが一般的です。国によって受け取られ方が大きく変わる単語です。
よくある質問
Q. rubber とは?
弾力があり、こすって消すことができる素材のことです。『The tires are made of rubber.(タイヤはゴム製です)』のように、素材やそれを使った製品を指す時に使います。
Q. アメリカで消しゴムを rubber と呼んでも通じますか?
文脈によっては通じますが、アメリカではコンドームを指すスラングとして広く使われています。『Can I borrow an eraser?(消しゴムを借りていいですか?)』と eraser を使うのが安全です。
Q. 輪ゴムは英語で何と言いますか?
『a rubber band』と言います。『Please secure it with a rubber band.(輪ゴムで留めてください)』のように使います。単に rubber と言うだけでは輪ゴムの意味にはなりません。
Q. ビジネスで使われる rubber-stamp とはどういう意味ですか?
内容をよく確認せずに形式的に承認することを意味します。『The board will rubber-stamp the decision.(取締役会はその決定を無批判に承認するだろう)』のように、批判的なニュアンスを含みます。
Q. where the rubber meets the road とはどういう意味ですか?
計画や理論が実際に試される「正念場」を意味します。『This project is where the rubber meets the road.(このプロジェクトがまさに正念場だ)』のように、ビジネスシーンでよく使われるフレーズです。
CHECK QUIZ
Q: アメリカの学校で「消しゴムを貸して」と言う時の自然な表現は?
Q: 「This is where the rubber meets the road.」の意味は?
Q: 書類を「よく考えずに形式的に承認する」という意味の動詞は?