respectful
- (形)礼儀正しい、敬意を表す
- (形)尊重して、配慮して
発音のコツ
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respectfulのアクセントは2音節目の「spec」にあります。「spék」は唇を横に引いて「エ」と発音し、続く「t」は舌先を上の歯茎に当てて息を止め、音を出さずに飲み込みます。最後の「ful」は「フル」と母音を強調せず、上前歯で下唇を軽く噛む「f」の摩擦音から、舌先を前歯の裏につける「l」の音へと滑らかに繋げてください。
コアイメージ
相手に対して敬意や思いやりの気持ちを態度で示すことがコアイメージです。目上の人や異なる価値観を持つ人に対して、礼儀正しく配慮のある振る舞いをする時に使います。
respectfulの意味・例文
形容詞
礼儀正しい、敬意を表す
Showing politeness and respect towards someone.
He is always respectful to his clients.
彼は顧客に対して常に礼儀正しいです。
ビジネスシーンで相手に敬意を払う基本的な態度を表します。
Children should be taught to be respectful.
子供たちは礼儀正しくするよう教えられるべきです。
目上の人や周囲に対する一般的な礼儀作法を指します。
The students maintained a respectful silence.
学生たちは謹んで沈黙を守りました。
静かにすることで相手への敬意を示すフォーマルな表現です。
尊重して、配慮して
Showing consideration for others' feelings or rights.
We must be respectful of different cultures.
私たちは異なる文化を尊重しなければなりません。
多様な価値観や背景を受け入れる文脈で頻出します。
Please be respectful of other people's time.
他の人の時間に配慮してください。
他者の権利や都合を重んじる際に of を伴って使います。
I try to be respectful of her privacy.
私は彼女のプライバシーを尊重するようにしています。
個人的な領域に踏み込まない配慮を示す表現です。
語源
respectfulは、名詞・動詞のrespect(尊敬、尊重)と、接尾辞の-ful(〜に満ちた)から成り立っています。相手に対する尊敬の念や思いやりに「満ちている」という成り立ちから、現在の「敬意を表す」「礼儀正しい」という意味に発展しました。同じ-fulを持つ関連語には、helpful(役に立つ)があります。
派生語・ファミリー
respectfulの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
respectful は相手への内面的な敬意や配慮を伴い、polite は社会的な作法やルールに従った礼儀正しさを、courteous は polite よりさらに丁寧で思いやりのある洗練された態度を表します。
よくある間違い
× He is respect to his teachers. ○ He is respectful to his teachers. → respect は名詞または動詞です。be 動詞の後で「礼儀正しい」と状態を表すには形容詞の respectful を使います。
× We must be respectful for their privacy. ○ We must be respectful of their privacy. → 「〜を尊重する」と言う場合、前置詞は for ではなく of を使って respectful of 〜 と表現するのが自然です。
コラム
豆知識
語源の respect は、ラテン語の re-(再び)と specere(見る)が組み合わさった「何度も振り返って見る」という行動に由来します。そこから「注目に値する」「尊敬する」という意味が生まれ、respectful はその気持ちが「満ちている(-ful)」状態を表現するようになりました。
リアルな使われ方
ネイティブは議論で反対意見を述べる際、「With all due respect(お言葉ですが)」という前置きをよく使います。相手への敬意(respect)を示しつつも、自分の意見をしっかり主張するための、ビジネスシーンに欠かせない実用的なクッション言葉です。
映画・音楽での使われ方
2018年の映画『グリーンブック(Green Book)』では、異なる人種と背景を持つ二人が旅を通じて、互いに respectful な関係を築いていく過程が描かれています。相手を深く理解し、その尊厳を尊重することの重要性がテーマとなった、世界的に高い評価を受けた名作です。
イディオム・定型句
敬意を払って適度な距離を保つ
“He kept a respectful distance from the boss.”
謹んで沈黙を守る
“The crowd maintained a respectful silence.”
〜に配慮する、〜を尊重する
“Please be respectful of other people's time.”
respectfulを使った会話例
プロジェクトチームの会議後、オフィスで同僚と
The new client seems very strict about deadlines.
Yes. We need to be respectful of his time.
I agree. I will make sure our team is polite in all emails.
That is a good idea. We should also keep a respectful distance for now.
Exactly. We do not want to be too aggressive early on.
Let's maintain a respectful professional relationship.
I will share these guidelines with the rest of the members.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。多文化社会である英語圏では、年齢や社会的立場に関係なく、多様な価値観や個人のプライバシーに対して「respectful of(〜を尊重する)」であることが非常に重要視されており、日常的に強く意識される概念です。
よくある質問
Q. respectful とは?
相手に対して敬意や思いやりの気持ちを態度で示すことです。『He is always respectful to his elders.(彼は年配の人にいつも礼儀正しい)』のように、目上の人や異なる価値観を重んじる場面で使います。
Q. respectful と respectable の違いは?
respectful は「(自分が相手に)敬意を払う」という能動的な態度を表します。一方の respectable は「(相手が自分から見て)立派な、尊敬に値する」という受け身の性質を表し、『a respectable job(立派な職業)』のように使います。
Q. respectful の後ろにはどの前置詞が続きますか?
人に対して礼儀正しく振る舞う場合は to を使い、『be respectful to the teacher』とします。一方、他人の権利や時間を尊重する場合は of を使い、『be respectful of her privacy』と表現します。
Q. ビジネスメールで respectful はどう使えますか?
結びの言葉として、相手への敬意を示す副詞の respectfully を使うのが一般的です。『Respectfully yours,(敬意を込めて)』のように文末に添えることで、フォーマルで丁寧な印象を与えられます。
Q. respectful はどんな場面で使われますか?
日常会話からビジネス、異文化交流まで幅広く使われます。『We need to be respectful of cultural differences.(文化の違いを尊重する必要がある)』のように、多様性を受け入れる文脈で頻出します。
CHECK QUIZ
Q: 「He is a respectable person.」の意味として正しいのは?
Q: 「他人のプライバシーを尊重する」の自然な表現は?
Q: ホテルのスタッフの「洗練された丁寧な接客」を表すのに最適な形容詞は?