quota
- (名)ノルマ、目標達成量
- (名)割り当て、制限枠
発音のコツ
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quota は最初の「kwoʊ」にアクセントを置きます。唇を丸めて前に突き出し、「クウォゥ」と二重母音で発音してください。「クオー」と平坦に伸ばすカタカナ読みにならないよう注意が必要です。語尾の「tə」は力を抜いた曖昧母音のシュワーなので、口をあまり開けずに軽く「タ」と添える程度で終わらせると自然に聞こえます。
活用形
- 複数形
- quotas
コアイメージ
全体の中から割り当てられた、決められた分量や人数という枠組みがコアイメージです。ビジネスにおける販売ノルマや、輸入制限などの制度的な枠組みについて話す時に使います。
quotaの意味・例文
名詞
ノルマ、目標達成量
A specific amount of work or sales that must be achieved.
We must work hard to meet our sales quota this month.
私たちは今月の販売ノルマを達成するために懸命に働く必要があります。
meet a quota で「ノルマを達成する」という頻出表現になります。
I have already finished my quota for today.
今日の私のノルマはすでに終わりました。
日常の決められた作業量に対してもカジュアルに使えます。
If you exceed your quota, you will get a bonus.
もしノルマを上回れば、ボーナスがもらえます。
exceed で目標を上回ったことを明確に表現できます。
割り当て、制限枠
A limited number or amount of people or things officially allowed.
The government decided to increase the import quota for wheat.
政府は小麦の輸入割当を増やすことを決定しました。
import quota(輸入割当)は経済ニュースでよく見る表現です。
The university introduced a strict quota for international students.
その大学は留学生に対して厳格な制限枠を導入しました。
受け入れ人数の上限や枠組みを示す際にも適しています。
Many countries are discussing gender quotas in corporate boards.
多くの国が企業の取締役会におけるジェンダー・クオータ制について議論しています。
社会的な多様性を推進する文脈でも頻繁に登場します。
語源
quota はラテン語の quot(いくつ、どれくらい)と、中世ラテン語の quota pars(どのくらいの割合か)から成り立っています。全体の中で自分が受け持つべき「割合」や「分量」を指す成り立ちから、現代の「割り当て」や「ノルマ」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には quotient(割り算の商、指数)があります。
派生語・ファミリー
quotaの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
quotaは達成すべき目標や制限された枠組みを、allocationは資源や資金などの配分された分量を、limitは超えてはならない最大値や境界線を意味します。
よくある間違い
× The company gave me a heavy norma. ○ The company gave me a strict quota. → 日本語の「ノルマ」はロシア語由来であり、英語では通じないため quota を使います。
× I have to do my quota today. ○ I have to meet my quota today. → ノルマや目標を「達成する」「満たす」という場合は、do ではなく meet を使うのが自然です。
コラム
豆知識
quota はラテン語の quota pars(どのくらいの割合か)という表現に由来します。もともとは全体の中で自分が負担すべき税金や費用の割合を指す言葉でした。そこから意味が転じ、現代では自分が達成すべき「販売ノルマ」や、受け入れるべき「制限枠」を示すビジネス・社会用語として定着しました。
リアルな使われ方
ネイティブのビジネス会話では、meet a quota(ノルマを達成する)や miss a quota(ノルマに届かない)というフレーズが毎日のように使われます。単なる目標(target)よりも「必ず達成すべき最低ライン」という厳しい響きがあるため、営業や製造の現場でよく耳にするプレッシャーを伴う言葉です。
映画・音楽での使われ方
映画『ズートピア(Zootopia)』では、ウサギの新米警察官ジュディが駐車違反の切符を切る任務を与えられます。上司から1日100件の ticket quota(切符のノルマ)を言い渡された彼女は、「昼までに200件やってみせる!」と奮起します。警察の過酷なノルマを表現する際によく使われる設定です。
イディオム・定型句
課せられた目標や割り当てを達成する
“His main goal is to meet a quota.”
規定の人数や量を満たすために数合わせをする
“They hired him just to fill a quota.”
男女の比率を均等にするための割り当て制度
“Many countries introduced a gender quota.”
quotaを使った会話例
月末のオフィスで同僚と
I am struggling to meet my sales quota this month.
Me too. The new target is much higher than last month.
Exactly. If I miss the quota, I won't get my bonus.
We still have three days left. Let's do our best to exceed it.
You are right. I will review my client allocation this afternoon.
Good idea. Let me know if you need any help reaching your quota.
文化的背景
日本語で日常的に使われる「ノルマ」はロシア語由来であり、英語圏では通じません。英語では quota を使いますが、単なる仕事の目標だけでなく、多様性を促進するための「ジェンダー・クオータ制」など、社会的な文脈でも頻繁に登場する重要な概念です。
よくある質問
Q. quota とは?
全体の中から割り当てられた決められた分量や、達成すべき目標量のことです。『I reached my sales quota.(販売ノルマを達成した)』のように、ビジネスや制度の枠組みで頻出します。
Q. quota と target の違いは?
target は目指すべき「理想的な目標」という前向きな響きがあります。一方の quota は「最低限達成しなければならない割り当て」という義務的なニュアンスを持ち、『miss a quota(ノルマに未達となる)』のように使われます。
Q. 日本語の「ノルマ」は英語で通じますか?
通じません。「ノルマ」はロシア語に由来する言葉です。英語で仕事のノルマを表現する場合は『I have a strict quota this month.(今月は厳しいノルマがある)』のように quota を使います。
Q. quota はビジネス以外でも使われますか?
はい、政治や社会制度の文脈でもよく使われます。例えば『The country introduced a gender quota.(その国はジェンダー・クオータ制を導入した)』のように、多様性確保のための枠組みを指す際に登場します。
Q. 「ノルマがきつい」はどう表現しますか?
strict(厳しい)や high(高い)などの形容詞と組み合わせます。『My boss set a very high quota.(上司が非常に高いノルマを設定した)』のように表現すると、要求水準の高さが自然に伝わります。
CHECK QUIZ
Q: 「今年の予算の割り当てを受け取った」の自然な表現は?
Q: 「彼は販売ノルマを達成した」の自然な表現は?
Q: 「The company hires women just to fill a quota.」のニュアンスは?