prose

  • ()散文、普通の文章
UK/proʊz/

発音のコツ

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prose は最初の母音「oʊ」にアクセントを置きます。カタカナの「オー」と伸ばすのではなく、口を丸めて「オゥ」と滑らかに変化させる二重母音です。最後は有声音の「z」で終わるため、「ス」と濁らないように注意してください。「プローズ」と平坦なカタカナ読みにならないことがポイントです。

活用形

三単現
proses
進行形(-ing)
prosing
過去形
prosed
過去分詞
prosed

コアイメージ

韻律や定型を持たない、日常的で普通の文章の形式がコアイメージです。詩(poetry)と対比して、小説やエッセイなどの文学作品や文章を指す時に使います。

proseの意味・例文

名詞

不可算

散文、普通の文章

Written or spoken language in its ordinary form, without metrical structure.

アカデミック

The author is famous for his elegant prose.

その著者は優雅な散文で有名です。

文学作品の文体を評価する際によく使われます。

アカデミック

We studied both poetry and prose in literature class.

私たちは文学の授業で詩と散文の両方を学びました。

poetry(詩)と対比される最も典型的な使い方です。

日常会話

She writes in clear and simple prose.

彼女は明快でシンプルな文章を書きます。

日常的な文章のスタイルを表現するのにも適しています。

ニュース

His speech was delivered in measured prose.

彼の演説は落ち着いた散文調で行われました。

韻を踏まない普通の話し言葉を指すこともあります。

語源

prose はラテン語の prosa(まっすぐな言葉)に由来します。これは pro-(前に)と vertere(向ける)から派生した言葉です。装飾や韻律に縛られず「まっすぐに進む」文章であることから、詩と対比される「散文」という意味に発展しました。同じ vertere を語根に持つ関連語には、verse(韻文、詩)や reverse(逆にする)があります。

派生語・ファミリー

形容詞prosaic
副詞prosaically

proseの使い方

よく使う組み合わせ

write in prose (散文で書く)clear prose (明快な文章)elegant prose (優雅な散文)poetry and prose (詩と散文)non-fiction prose (ノンフィクションの散文)

使い分け

prose は小説やエッセイのように韻律を持たない普通の文章を指し、writing は形式を問わず書かれた文章全般を広く表し、poetry はリズムや韻律などの厳格な形式を持った詩を指します。

She prefers reading prose to poetry.

詩ではない、小説やエッセイなどの散文形式であることを強調します。

writing

His writing has improved a lot.

形式を問わず、文章を書くスキルや書かれた内容全体を指します。

He writes beautiful poetry every day.

リズムや韻律などの芸術的な形式を持った詩を表します。

よくある間違い

× He wrote a beautiful prose. ○ He wrote beautiful prose. → prose は不可算名詞なので、不定冠詞 a は付けません。特定の作品を指す場合は a piece of prose とします。

× His writing style is very prose. ○ His writing style is very prosaic. → prose は名詞であるため、very の直後に置くことはできません。「散文的な」や「平凡な」と形容詞で表現したい場合は prosaic を使います。

コラム

豆知識

prose はラテン語の「まっすぐな言葉」を意味する prosa に由来します。詩のように行を変えたり韻を踏んだりするために「折り返す(verse)」ことなく、ページの端までまっすぐ書き進める文章の形が、そのまま語源のイメージに重なっています。

リアルな使われ方

日常会話で prose という単語が単独で使われることは少なく、主に文学や執筆の文脈で登場します。ただし、派生語の prosaic(平凡な、単調な)は、「a prosaic life(単調な生活)」のように、文学とは無関係な日常の文脈でも頻繁に使われます。

映画・音楽での使われ方

2017 年の映画『The Sense of an Ending(邦題:ベロニカとの記憶)』など、イギリスの文学的な映画やドラマでは、登場人物が手紙や日記の prose の美しさについて語るシーンがしばしば登場します。文学を愛するイギリス文化が垣間見えます。

イディオム・定型句

イディオムpurple prose

大げさで華美すぎる文章

The novel is full of purple prose.

定型句in prose

散文形式で、普通の文章で

The story was written in prose.

定型句prose poem

散文詩(散文形式の詩)

She published a collection of prose poems.

proseを使った会話例

大学の図書館で、文学の課題について話す学生たち

A

How is your literature essay going this week?

B

It is tough. I must compare the author's poetry and prose.

A

His poems are famous, but what about his prose?

B

He actually wrote many essays in clear prose.

A

That sounds interesting. Avoid purple prose in your essay!

B

I know. The professor hates it when we write like that.

文化的背景

英語圏の文学教育では、幼い頃から poetry(詩)と prose(散文)の違いを明確に学びます。シェイクスピアの劇作などでは、身分の高い人物が韻文を話し、庶民が散文を話すといった対比が用いられることもあり、文学史において重要な概念です。

よくある質問

Q. prose とは?

韻律や定型を持たない、日常的な普通の文章や文学作品のことです。『I prefer reading prose.(私は散文を読む方が好きです)』のように、詩(poetry)と対比して使われます。

Q. prose と poetry の違いは?

prose は小説やエッセイのような形式に縛られない普通の文章です。一方の poetry はリズムや韻律を重視した詩を指し、『He writes both poetry and prose.(彼は詩と散文の両方を書く)』のように対比されます。

Q. prose は数えられますか?

基本的に不可算名詞として扱われるため、複数形にしたり不定冠詞の a を付けたりしません。『It is a beautiful piece of prose.(それは美しい散文の一編です)』のように a piece of を使って数えます。

Q. prose を使った有名な表現はありますか?

『purple prose(華美な文章)』という表現があります。『Avoid purple prose.(大げさな美辞麗句を避けてください)』のように、装飾過多な文章を批判する際に使います。

Q. prose の形容詞形は何ですか?

形容詞形は prosaic です。「散文の」という意味に加えて、「平凡な」「単調な」というネガティブなニュアンスでもよく使われます。『His life was rather prosaic.(彼の人生はかなり平凡でした)』のように表現します。

CHECK QUIZ

Q: 小説やエッセイなど「普通の文章」を指す単語は?

Q: 「彼の文章スタイルはとても平凡だ」の自然な表現は?

Q: 「purple prose」が意味する文章のスタイルは?