pretension
- (名)気取り、見栄
- (名)主張、自負
発音のコツ
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pretension の発音は /prɪˈtenʃn/ です。アクセントは真ん中の「ten」に置きます。「pre」は口をリラックスさせて弱く「プリ」と発音し、「ten」ははっきりと強く読みます。最後の「sion」は唇を少し前に突き出して「シュン」と息を吐くように発音します。日本語のように平坦にならないよう注意してください。
活用形
- 複数形
- pretensions
コアイメージ
実際以上の自分を良く見せようとしたり、権利を主張したりすることがコアイメージです。自分の重要性や才能を見栄を張ってアピールする時や、何かに対する権利を主張する時に使います。
pretensionの意味・例文
名詞
気取り、見栄
A false display of importance, wealth, or knowledge.
I like her because she has no pretension.
彼女は気取ったところがないので好きです。
have no pretension で「気取らない」という褒め言葉になります。
The author's writing is full of intellectual pretension.
その著者の文章は知的な気取りに満ちています。
知識人ぶる態度を批判する際によく使われる表現です。
The cafe is cozy and completely without pretension.
そのカフェは居心地が良く、全く気取っていません。
without pretension で「気取らずに」という状態を表します。
主張、自負
A claim or belief that you can succeed or that you are important.
Our company makes no pretensions to market dominance.
我が社は市場を支配していると主張するつもりはありません。
make pretensions to で「〜を主張する・自称する」という意味になります。
He has serious pretensions to the leadership role.
彼にはリーダーの役割を担うという強い自負があります。
役職や地位に対する権利や、自身の適性を主張する際に使います。
The rebel group abandoned its pretensions to power.
反乱軍は権力への要求を放棄しました。
政治的な権力や法的な権利を要求する公式な文脈で使われます。
語源
pretension はラテン語の prae-(前に)と tendere(伸ばす)から成り立っています。自分を大きく見せようと前に手を伸ばす様子から、「気取り」や「主張」という意味に発展しました。同じ tendere(伸ばす)の語根を持つ関連語には、pretend(ふりをする)や extend(広げる)があります。
派生語・ファミリー
pretensionの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
pretension は自分を重要に見せようとする気取り、affectation は他人によく思われるための不自然でわざとらしい態度、claim は権利や事実に対する正当な主張を表します。
“Her British accent is just an affectation.”
→ 他人によく思われるための不自然でわざとらしい振る舞いを指します。
よくある間違い
× He has a pretension for writing. ○ He has a pretension to writing. → 「〜の主張」は pretension to を使い、直後に名詞を置きます。
× The cafe is very pretension. ○ The cafe is very pretentious. → 気取った状態を形容する場合は、形容詞 pretentious を使います。
コラム
豆知識
pretension の語源であるラテン語 praetendere は、もともと「前に幕を張る」という物理的な動作を表していました。そこから「本心を隠すための口実」となり、現代英語では「自分を大きく見せるための見栄」という心理的な意味へと変化しました。
リアルな使われ方
ネイティブはレストランやカフェを評価する際、have no pretensions や without pretension という表現を頻繁に使います。「高級そうに見せかけていないが、質が高い」という最高の褒め言葉として、レビューサイトなどでもよく見かける実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
1994 年の映画『パルプ・フィクション(Pulp Fiction)』では、登場人物たちの会話の中で、知識人ぶる態度やマフィアの気取り(pretension)が皮肉たっぷりに描かれています。映画評論において、芸術家気取りを批判する文脈でこの単語は頻出します。
イディオム・定型句
気取らずに、ありのままに
“She lived a simple life without pretension.”
〜の気取りがない、自称しない
“I have no pretensions to being an expert.”
〜を自称する、〜を主張する
“He makes pretensions to high society.”
pretensionを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Have you been to that new French restaurant downtown?
Yes, I went there last night. It was nice, but full of pretension.
Really? I prefer places without pretension.
Me too. The waiters acted like they had claims to royalty.
That sounds exhausting. We should go to our usual diner instead.
Agreed. They make no pretensions to fine dining, but the food is great.
Exactly. It is completely unpretentious and relaxing.
Let's go there next week.
文化的背景
欧米文化では、自分を実際以上によく見せようとする pretension(気取り)はネガティブに捉えられがちです。一方で、ありのままの自然体であること(unpretentious)は美徳とされ、人やお店を褒める際によく使われます。
よくある質問
Q. pretension とは?
実際以上の自分を良く見せようとする気取りや、何かに対する権利の主張のことです。『She has no pretension.(彼女には気取りがない)』のように、日常会話では否定形で褒め言葉としてよく使われます。
Q. pretension と pretentious の違いは?
pretension は名詞で「気取り」、pretentious は形容詞で「気取った」という意味です。『They went to a pretentious restaurant.(彼らは気取ったレストランに行った)』のように、場所や人を修飾する時は形容詞を使います。
Q. pretension はどんな場面で使いますか?
他人の見栄や知識人ぶる態度を批判する場面や、逆に気取らないことを褒める場面で使います。『The movie is full of artistic pretension.(その映画は芸術家気取りに満ちている)』のように芸術作品の評価にも登場します。
Q. pretension と pretense の違いは?
どちらも「ふり」に関連しますが、pretension は自分を大きく見せる見栄、pretense は事実を隠すための偽りを指します。『He obtained money under false pretenses.(彼は詐欺行為で金を得た)』のように使い分けます。
Q. pretension を使ったよくある表現は?
『without pretension(気取らずに)』が代表的です。『It is a cozy cafe without pretension.(気取らない居心地の良いカフェです)』のように、場所や人の自然体な魅力を表現する際によく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「不自然でわざとらしい態度」を批判するのに最適な名詞は?
Q: 「彼は専門家を自称している」の自然な表現は?
Q: 「without pretension」の意味は?