postscript
- (名)追伸、P.S.
- (名)あとがき、後日談
発音のコツ
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postscript の発音は「ポウストスクリプト」です。最初の「o」は「オウ」と二重母音になる点に注意してください。次の「st」と「scr」の子音が連続するため、母音を挟まずに息だけで繋ぐのがコツです。最後の「pt」も軽く息を吐く程度で、カタカナのように「プ・ト」と強く発音しないよう意識しましょう。
活用形
- 複数形
- postscripts
コアイメージ
本文を完成した後に書かれたものに追加する情報、というのがコアイメージです。手紙やメールの最後に付け足しをしたい時や、出来事の事後報告をする時に使います。
postscriptの意味・例文
名詞
追伸、P.S.
An extra message added at the end of a letter or email.
She added a quick postscript to her letter.
彼女は手紙に短い追伸を付け足しました。
手紙やメールの最後にメッセージを追加する一般的な表現です。
Please read the postscript at the bottom of the email.
メールの一番下にある追伸を読んでください。
ビジネスメールでも軽い補足として使われることがあります。
I always write a postscript to say I love you.
いつも愛していると伝えるために追伸を書きます。
親しい相手へのメッセージで感情を強調する際に使います。
あとがき、後日談
An additional statement or event that happens after the main part.
The author added a postscript to explain his new theory.
著者は新しい理論を説明するためにあとがきを追加しました。
本や論文の末尾に補足を加える際に使われます。
The latest incident is a tragic postscript to the war.
最新の事件はその戦争の悲劇的な後日談です。
一連の出来事の結末や後日談を比喩的に表現します。
His resignation served as a postscript to the political scandal.
彼の辞任はその政治スキャンダルの結末となりました。
本筋が終わった後に起きた関連する出来事を指します。
語源
postscript は接頭辞 post-(後に)と script(書かれたもの)から成り立っています。手紙の署名の「後に書かれたもの」というラテン語の成り立ちから、手紙の「追伸」や本の「あとがき」という意味に発展しました。同じ script(書く)の語根を持つ関連語には、manuscript(手書きの原稿)があります。
派生語・ファミリー
postscriptの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
postscriptは手紙や文章の最後に追加される短いメッセージで、addendumは契約書や文書の漏れを補う追加事項、appendixは本や論文の末尾に付く詳細な付録データです。
“The lawyer attached an addendum to the contract.”
→ 契約書などの本筋に重要な補足事項を追加するニュアンスです。
よくある間違い
× I wrote a postscript on the top of the page. ○ I wrote a postscript at the bottom of the page. → postscript は語源の通り「後に書かれたもの」なので、文章の最後に配置します。
× He sent a postscript email to me. ○ He added a postscript to the email. → postscript はメール自体ではなく「メールの末尾の追記部分」を指す名詞として使います。
コラム
豆知識
語源のラテン語 postscriptum は「後に(post)書かれた(scriptum)」という意味です。手書きの手紙が主流だった時代、本文を書き終えて署名した後に書き忘れに気づくと、新しく紙を書き直すのは大変でした。そのため、署名の下に追記するスタイルが定着したのです。
リアルな使われ方
現代のメールやSNSでは、書き忘れの補足というよりも、あえて本文とは関係ない個人的なメッセージや冗談を強調するために P.S.(postscript)が使われます。本文が堅いビジネスの話題でも、追伸で「P.S. 良い週末を!」と添えることで温かみを出すテクニックです。
映画・音楽での使われ方
ビートルズの有名な曲に『P.S. I Love You』があります。遠く離れた恋人への手紙の最後に「追伸:君を愛しているよ」と書き添えるロマンチックな歌詞で、postscript(追伸)が持つ個人的で感情的なニュアンスがよく表れている名曲です。
イディオム・定型句
追伸として、あとがきとして
“He mentioned it as a postscript to his speech.”
〜の後日談、〜の結末
“The scandal was a sad postscript to his brilliant career.”
postscriptを使った会話例
オフィスの休憩室で同僚と
Did you read the email from the manager?
Yes, but I almost missed the postscript at the bottom.
The part about the schedule change?
Exactly. Why didn't he put such a significant update in the main text?
I guess he remembered it just as a postscript before sending.
Next time, he should probably use an addendum for important changes.
文化的背景
英語圏では手紙やメールの最後に「P.S.」と書く文化が根付いています。かつて手書きやタイプライターの時代に、書き直す手間を省くために生まれた習慣ですが、デジタル時代でも親しみや感情を込める表現として好んで使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. postscript とは?
本文が完成した後に付け足される情報のことで、手紙の「追伸」や本の「あとがき」を指します。『He added a postscript to the letter.(彼は手紙に追伸を添えた)』のように使います。
Q. 手紙で postscript を使うときの略語は?
一般的に「P.S.」という略語が使われます。署名の後に『P.S. I will call you tomorrow.(追伸:明日電話します)』のように書き、本文で書き忘れたことや軽い補足を付け足す際に便利です。
Q. postscript と afterword の違いは?
どちらも「あとがき」を意味しますが、使われる文脈が異なります。postscript は手紙の追伸や出来事の補足など幅広く使われますが、afterword は『the afterword of a book(本のあとがき)』のように書籍の末尾に特化して使われます。
Q. ビジネスメールで postscript を使ってもいいですか?
親しい間柄であれば問題ありませんが、フォーマルなビジネスメールでは避けるのが無難です。重要な要件は本文に含めるべきだからです。親しい同僚に『P.S. Thanks for the coffee!』と添える程度なら自然です。
Q. postscript は動詞としても使えますか?
稀ですが「〜に追伸を書く」という他動詞として使われることもあります。『She postscripted her letter with a quick update.(彼女は手紙に近況を追記した)』のように使いますが、基本は名詞として覚えるのがおすすめです。
CHECK QUIZ
Q: 「The event served as a sad postscript.」の意味は?
Q: 契約書に法的な補足事項を付け足す場合に最適な単語は?
Q: 「手紙に追伸を書き足す」の自然な英語表現は?