preface
- (名)序文、前書き
- (動)〜を前置きする
発音のコツ
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preface のアクセントは最初の音節にあります。「プレ」の「エ」をはっきりと発音してください。日本人が間違えやすいのは後半の「face」の部分です。「フェイス」と発音せず、力を抜いて「ファス」または「フィス」のように短い曖昧母音(シュワー)にします。「プレファス」と発音すると自然に聞こえます。
活用形
- 三単現
- prefaces
- 進行形(-ing)
- prefacing
- 過去形
- prefaced
- 過去分詞
- prefaced
- 複数形
- prefaces
コアイメージ
本やスピーチの「本題に入る前に語られる言葉」がコアイメージです。書物の冒頭にある序文を指すほか、スピーチなどで発言の前に前置きをする時に使われます。
prefaceの意味・例文
名詞
序文、前書き
An introduction at the beginning of a book or speech.
The author explains his motivation in the preface.
著者は序文で執筆の動機を説明しています。
著者の個人的な背景が語られる部分を指します。
I always read the preface before starting a book.
私は本を読み始める前に必ず前書きを読みます。
本の冒頭にある文章を指す一般的な表現です。
The report includes a short preface by the CEO.
その報告書にはCEOによる短い序文が含まれています。
公式な文書や報告書の冒頭の挨拶文にも使われます。
動詞
〜を前置きする
To introduce or begin something with a remark.
He prefaced his speech with a brief joke.
彼は短いジョークでスピーチを前置きしました。
preface A with B(AをBで前置きする)の形で頻出します。
Let me preface this by saying I am not an expert.
前置きとして言わせてください、私は専門家ではありません。
誤解を防ぐためにあらかじめ断りを入れる定型表現です。
The president prefaced her announcement by thanking the staff.
大統領はスタッフへの感謝を述べて発表の前置きとしました。
重要な発言の前に別の話題を挟む状況を描写します。
語源
preface は接頭辞 pre-(前に)とラテン語の fari(話す)から成り立っています。本題に入る前にあらかじめ語っておく言葉という成り立ちから、書物の「序文」や発言の「前置き」という意味に発展しました。同じ fari(話す)の語根を持つ関連語には、fable(寓話、作り話)があります。
派生語・ファミリー
prefaceの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
preface は著者が執筆の動機や謝辞を述べる序文、introduction は本編の理解を助けるための導入、foreword は著者以外の著名人などが書く推薦文です。
“The foreword was written by a famous professor.”
→ 第三者が読者に向けて本を推薦するニュアンスです。
よくある間違い
× He prefaced his speech by a joke. ○ He prefaced his speech with a joke. → 「〜で前置きする」は preface A with B を使います。手段や付帯を表す with が適切です。
× I skipped preface of the book. ○ I skipped the preface of the book. → preface は数えられる名詞なので、特定の本の序文を指す時は the が必要です。
コラム
豆知識
学術書や専門書の preface には、執筆を支えてくれた家族や同僚への感謝(謝辞)が書かれることが多くあります。堅苦しい本編とは異なり、著者の人間性や素顔が垣間見える面白い部分です。
リアルな使われ方
日常会話やビジネス会議で、反対意見や厳しいフィードバックを伝える際に Let me preface this by saying...(前置きとして言わせてください…)というクッション言葉がよく使われます。相手の気分を害さないための便利な大人の表現です。
イディオム・定型句
〜の前触れとなる
“The minor earthquake served as a preface to the disaster.”
前置きなしで、単刀直入に
“He started his presentation without a preface.”
前置きとして言わせてください
“Let me preface this by saying I agree with you.”
prefaceを使った会話例
オフィスの休憩室で同僚と
Have you read the preface of this new business book?
Not yet. I usually skip it and go straight to the introduction.
You should read it. The author prefaced his main argument with a personal story.
That sounds interesting. Did he explain why he wrote the book?
Yes, he wrote it to conclude his ten years of research.
I see. I will read the preface tonight before starting chapter one.
文化的背景
洋書において、preface は著者自身が書き、foreword は著者以外の第三者が書くという明確な出版ルールがあります。学術書やビジネス書を読む際にこの違いを知っておくと、本の背景がより深く理解できます。
よくある質問
Q. preface とは?
本やスピーチの本題に入る前に語られる言葉のことです。『I read the preface first.(私はまず序文を読んだ)』のように、著者の思いや前置きを表す際に使います。
Q. preface は動詞としても使えますか?
はい、他動詞として「〜を前置きする」という意味で使えます。『He prefaced his remarks with a smile.(彼は笑顔で発言を前置きした)』のように、発言の前の動作を表します。
Q. preface と prologue の違いは?
preface は主に実用書や学術書で著者が書く序文を指します。一方の prologue は小説や劇などの物語の導入部分を指し、『the prologue of the play(その劇のプロローグ)』のように使います。
Q. preface の発音の注意点は?
カタカナの「プレフェイス」に引っぱられず、語尾を「ファス」のように短く曖昧に発音するのがコツです。『Read the preface.』と発音する際、最初の「プレ」にアクセントを置きます。
Q. 日常会話でよく使う preface の表現は?
言いにくいことを伝える際の定型句『Let me preface this by saying...(前置きとして言わせてほしいのですが…)』が便利です。『Let me preface this by saying I mean no offense.』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「有名人が書いた本の推薦文(前書き)」を指す単語は?
Q: 「彼は謝罪でスピーチの前置きをした」の自然な表現は?
Q: 「Let me preface this by saying...」の後に続く内容として最も自然なものは?