personally
- (副)個人的には、私としては
- (副)自ら、直接に
- (副)感情的に、当てこすりとして
発音のコツ
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personally は最初の音節「pər」にアクセントを置きます。唇を軽く閉じた状態から「パ」と「ポ」の中間のような音を出し、舌を丸めて「r」の音を響かせます。続く「sən」は力を抜いた曖昧な音にし、最後の「ly」は「リィ」と短く発音します。「パーソナリー」と平坦なカタカナ読みにならないよう、アクセントを強調してメリハリをつけましょう。
活用形
- 比較級
- more personally
- 最上級
- most personally
コアイメージ
個人の立場や意見、または他者を介さず直接関わることがコアイメージです。自分の考えを控えめに伝えたい時や、自ら行動することを強調したい時に使います。
personallyの意味・例文
副詞
個人的には、私としては
from one's own point of view or in one's own opinion
I personally believe this is the best choice.
個人的には、これが最善の選択だと信じています。
自分の意見を述べる際の前置きや強調に使います。
Personally, I prefer tea over coffee.
私としては、コーヒーよりも紅茶が好きです。
文頭に置いて文全体を修飾する使い方が一般的です。
He is personally against the new policy.
彼は個人的にその新しい方針に反対しています。
公式な立場とは別の、個人の見解を示します。
自ら、直接に
done by a person themselves rather than by someone else
The manager personally delivered the documents.
マネージャーが自らその書類を届けました。
他人に任せず自分自身で行うことを強調します。
I will personally oversee the entire project.
私が直接、プロジェクト全体を監督いたします。
強い責任感や誠意を示す場面で効果的です。
She thanked everyone personally for their hard work.
彼女は皆の働きに対して直接感謝を伝えました。
一人一人に自ら向き合うニュアンスを含みます。
感情的に、当てこすりとして
as a criticism or attack aimed at oneself
Please do not take my feedback personally.
私のフィードバックを個人的な攻撃と受け取らないでください。
take it personally で「気にする、悪く受け取る」という意味になります。
He takes every little criticism personally.
彼はちょっとした批判でも気にしてしまいます。
他人の言動を自分への攻撃だと捉える様子を表します。
I did not mean it personally.
個人を攻撃するつもりで言ったのではありません。
相手を傷つける意図がなかったことを釈明する時に使います。
語源
personally は、ラテン語の persona(演劇の仮面)を語源とする person(人)に、形容詞を作る -al と副詞を作る -ly が結びついた単語です。もともとは「一人の人間として」という意味から始まり、やがて「個人の意見として」「直接自ら」という現在の意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、personality(性格)があります。
派生語・ファミリー
personallyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
personally は個人の意見や自ら直接行うことを、individually は集団ではなく一つ一つ個別に扱うことを、privately は他の人を交えず秘密裏に行うことを表します。
よくある間違い
× I want to talk to you personally. ○ I want to talk to you privately. → 「2人きりで内密に」と言いたい場合は privately を使います。personally を使うと不自然に聞こえます。
× Don't take it personal. ○ Don't take it personally. → 動詞 take を修飾するため、形容詞 personal ではなく副詞の personally を使うのが文法的に正しい形です。
コラム
豆知識
語源であるラテン語の persona は、古代ローマの演劇で役者が被っていた「仮面」を意味します。そこから「劇中の役割」、さらに「個人の人格」へと意味が変化しました。personally は、この仮面の奥にある「一人の人間としての本音や行動」を表す言葉として定着した非常に興味深い歴史を持っています。
リアルな使われ方
ネイティブは相手を傷つけずに反対意見を言う時、文頭で Personally, ...(個人的には…)と切り出します。これにより「あなたが間違っているのではなく、私の好みの問題だ」というニュアンスを含ませることができ、日常会話やビジネス会議での摩擦を避けるクッション言葉として活躍します。
映画・音楽での使われ方
1998年の映画『ユー・ガット・メール(You've Got Mail)』など、数多くの作品で「Don't take it personally(悪く受け取らないで)」というセリフが登場します。仕事上の対立と個人的な感情の境界線を引くための決まり文句として、人間関係を描くシーンで頻繁に使われます。
イディオム・定型句
悪く受け取る、気にする
“Please do not take it personally.”
個人的に言えば
“Personally speaking, I do not agree.”
(人)に個人的な責任を問う
“I hold him personally responsible for this error.”
personallyを使った会話例
水曜の午後、オフィスで同僚と
The client rejected our proposal. I feel like I failed.
Do not take it personally. They just have a tight budget.
I know, but I was personally involved in every detail.
Your effort was great. Personally, I think it was our best pitch.
Thanks. Should we talk to the client privately to get feedback?
Good idea. I will personally call them tomorrow morning.
文化的背景
欧米では自分の意見を明確に伝えることが重視されるため、I think... の代わりに Personally... を使って「これはあくまで私の意見ですが」と前置きする手法が好まれます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. personally とは?
個人の立場や意見、または他者を介さず直接関わることを表す副詞です。『I personally prefer tea.(個人的には紅茶が好きです)』のように、自分の考えを伝える際によく使います。
Q. personally と individually の違いは?
personally は「自分としては」「自ら」という意味合いが強いです。対する individually は「個別に、一つ一つ」という意味で、『Wrap them individually.(個別に包装してください)』のように使います。
Q. personally は文のどこに置くのが自然ですか?
文頭に置くか、動詞の直前に置くのが一般的です。『Personally, I like it.』や『I personally like it.』のように使うと、文脈がスムーズに伝わります。
Q. ビジネスメールで personally は使えますか?
はい、使えます。ただし多用すると主観的すぎる印象を与えます。『I will personally look into this.(私が直接調査いたします)』のように、責任感を示す場面で効果的です。
Q. 「気にするな」を personally を使って言うと?
『Don't take it personally.』という定番フレーズを使います。相手の批判や指摘に対して、「あなた個人を攻撃しているわけではない」と伝える時に非常に役立ちます。
CHECK QUIZ
Q: 「先生は生徒と『個別に』話をした」の自然な表現は?
Q: 「彼の批判を『個人的な攻撃として受け取る』な」の正しい形は?
Q: 「I will personally deliver the package.」の意味は?