morose

  • ()不機嫌な、むっつりした
UK/məˈroʊs/

発音のコツ

▶ 表示する

morose の発音記号は /məˈroʊs/ です。アクセントは後半の「roʊs」にあります。最初の「mə」は口をリラックスさせて曖昧な「マ」と「モ」の中間の音を出します。後半は「ロウ」と二重母音をしっかり響かせ、最後の「s」は喉を震わせない無声音の「ス」で短く切ってください。「モローズ」と濁って発音しないよう注意が必要です。

活用形

比較級
moroser
一般的には more morose と表現します
最上級
morosest
一般的には most morose と表現します

コアイメージ

むっつりとして不機嫌で、人と関わるのを避ける態度がコアイメージです。怒りや不満を抱えて、暗く黙り込んでいる状態を表現したい時に使います。

moroseの意味・例文

形容詞

不機嫌な、むっつりした

Sullen and ill-tempered; not wanting to talk to other people.

日常会話

Why are you so morose today?

今日はなぜそんなに不機嫌なのですか?

理由もなくむっつりしている相手に問いかける表現です。

ビジネス

The manager was in a morose mood after the meeting.

会議の後、マネージャーは不機嫌な気分でした。

in a morose mood で「不機嫌な状態で」と表します。

アカデミック

The author describes the protagonist as a morose teenager.

著者は主人公をむっつりした 10 代の若者として描いています。

性格や気質を描写する文学的な文脈でよく使われます。

ニュース

He sat in morose silence during the entire trial.

彼は裁判の間ずっと、不機嫌な沈黙を保って座っていました。

morose silence は重苦しい場面で頻出する組み合わせです。

語源

morose は、ラテン語の mos(習慣、気質)から派生した morosus(気難しい、わがままな)が語源です。自分の習慣や気質に固執し、他人に合わせない態度が「むっつりして不機嫌な」という現在の意味に発展しました。同じ mos(道徳、習慣)の語根を持つ関連語には、moral(道徳的な)があります。

派生語・ファミリー

名詞moroseness
副詞morosely

moroseの使い方

よく使う組み合わせ

look morose (不機嫌そうに見える)a morose expression (不機嫌な表情)a morose mood (不機嫌な気分)become morose (不機嫌になる)a morose silence (不機嫌な沈黙)

使い分け

morose はむっつりと不機嫌で人と話したがらず、sullen は怒りや不満から心を閉ざして黙り込み、gloomy は気分や雰囲気が暗く悲観的であることを表します。

He became morose and refused to speak.

人との関わりを拒絶するような気難しさと不機嫌さのニュアンスです。

sullen

The sullen child pouted in the corner.

納得がいかずにふてくされている子供っぽいニュアンスです。

She felt gloomy about her future.

怒りよりも、希望が持てずどんよりと落ち込んでいるニュアンスです。

よくある間違い

× The weather is very morose today. ○ The weather is very gloomy today. → morose は人の性格や態度に使います。天気などの無生物には gloomy が適切です。

× She felt morose when her dog died. ○ She felt sad when her dog died. → morose は怒りを含んだ不機嫌さを表すため、純粋な悲しみの表現には不自然です。

コラム

豆知識

語源であるラテン語の mos(習慣)は、ローマ時代には「個人の気質ややり方」を意味していました。そこから「自分の習慣に固執して他人に合わせない」というネガティブな意味合いが強まり、現在の「気難しい、不機嫌な」というニュアンスに変化した歴史があります。

リアルな使われ方

ネイティブの日常会話では、子供がふてくされている時には sullen を、大人がイライラしている時には grumpy をよく使います。morose は小説やニュース記事などで、人の根暗な性格や重苦しい雰囲気を客観的に描写する際によく登場する表現です。

映画・音楽での使われ方

チャールズ・ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』に登場するスクルージは、まさに morose なキャラクターの代表格です。また、映画『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生も、常にむっつりとして近寄りがたい morose な雰囲気を纏っています。

イディオム・定型句

定型句in a morose mood

不機嫌な気分で

He has been in a morose mood all day.

定型句a morose silence

不機嫌な沈黙

They ate their dinner in a morose silence.

定型句morose and withdrawn

不機嫌で内にこもった

After the failure, he became morose and withdrawn.

moroseを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

Have you noticed that John looks completely morose today?

B

Yes, he has been in a sullen silence since the morning meeting.

A

I heard his project proposal was rejected.

B

That explains it. He becomes morose whenever things go wrong.

A

We should probably leave him alone until he feels more cheerful.

B

Agreed. Approaching him now in this morose mood would be a mistake.

文化的背景

英語圏では社交的でポジティブな態度が好まれるため、morose(むっつりして不機嫌)な態度は周囲にネガティブな印象を強く与えます。英米間でニュアンスに大きな差はなく、どの地域でも広く使われるフォーマル寄りの語彙です。

よくある質問

Q. morose とは?

むっつりとして不機嫌で、人と話したがらない態度や性格のことです。『He looked morose.(彼は不機嫌そうだった)』のように、怒りや不満を抱えて心を閉ざしている様子を表します。

Q. morose と depressed の違いは?

depressed は精神的に深く落ち込んでいる状態を指します。一方の morose は落ち込みに加えて気難しさや怒りが含まれており、『a morose old man(気難しい老人)』のように周囲を遠ざける態度を強調します。

Q. morose は日常会話でよく使われますか?

意味は通じますが、やや文学的で硬い響きがあります。カジュアルな日常会話では『Why are you so grumpy?(なんでそんなに不機嫌なの?)』のように grumpy や moody を使うのが一般的です。

Q. morose を簡単な英語で言い換えると?

bad-tempered(機嫌が悪い)や sullen(ふてくされた)で言い換えることができます。『He is in a bad-tempered mood.』と表現すれば、より平易に不機嫌さを伝えられます。

Q. morose の発音のコツは?

アクセントは後半の rose に置きます。『He is morose.』と発音する際、最初の mo は弱く「マ」のように発音し、後半を「ロウ」としっかり伸ばして「ス」で終えるのがポイントです。

CHECK QUIZ

Q: 「今日はどんよりと暗い天気だ」の自然な表現は?

Q: 「He is a morose person.」が表す人物像は?