literacy
- (名)読み書きの能力、識字
- (名)(特定の分野の)知識、能力
発音のコツ
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literacyは最初の「li」にアクセントを置きます。「リ」は舌を弾く「l」の音で、前歯の裏にしっかり舌先を当ててください。続く「tə」は力を抜いた曖昧な音にし、「rə-si」は舌を巻く「r」と摩擦音の「s」を意識して発音します。カタカナの「リテラシー」とはリズムが異なるため注意が必要です。
活用形
- 複数形
- literacies
- 複数の分野の能力を指す学術的な文脈で使われます
コアイメージ
文字を読み書きして正しく理解する力がコアイメージです。現代では単なる読み書きだけでなく、特定の分野における基礎的な知識や情報を活用する能力を指す時に使います。
literacyの意味・例文
名詞
読み書きの能力、識字
The ability to read and write.
The government aims to increase the literacy rate.
政府は識字率を上げることを目指しています。
国の教育水準を語るニュースで頻出する表現です。
Early childhood education is crucial for developing basic literacy.
幼児教育は基礎的な読み書き能力を育むために不可欠です。
教育学の文脈では最も基本的な能力として語られます。
Adult literacy programs have been very successful here.
ここでは成人の識字プログラムが大きな成功を収めています。
大人になってから読み書きを学ぶ取り組みを指します。
(特定の分野の)知識、能力
Knowledge or competence in a specific area.
We need to improve the digital literacy of our employees.
私たちは従業員のデジタルリテラシーを向上させる必要があります。
ITツールや情報を使いこなす能力を指します。
Financial literacy is essential for young adults today.
今日、若者にとって金融リテラシーは不可欠です。
お金に関する正しい知識と判断力を表す定型表現です。
Media literacy helps people identify fake news online.
メディア・リテラシーは、人々がネット上のフェイクニュースを見分けるのに役立ちます。
膨大な情報から真偽を見極める力を示す際に使われます。
語源
literacyは、ラテン語で「文字」を意味するlitteraに由来するliterate(読み書きができる)と、名詞を作る接尾辞-cyが組み合わさってできました。文字を理解して使いこなす状態から、「読み書きの能力」や「特定分野の基礎知識」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、literature(文学)があります。
派生語・ファミリー
literacyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
literacyは特定の情報を読み解き活用する能力を、educationは学校などで受ける体系的な教育を、knowledgeは学習や経験によって得られた幅広い知識を指します。
よくある間違い
× He has a high computer literacy. ○ He has high computer literacy. → literacyは通常不可算名詞なので、不定冠詞のaは付けずに使います。
× We studied the literacy of Shakespeare. ○ We studied the literature of Shakespeare. → literacyは「読み書き能力」、literatureは「文学」です。形は似ていますが意味が異なります。
コラム
豆知識
literacyの語源はラテン語のlittera(文字)です。中世ヨーロッパでは、ラテン語を読めることが教養の証でした。現代では文字だけでなく、デジタルの世界でも情報を読み解く力が求められ、意味が拡大しています。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話やビジネスでは、financial literacy(金融リテラシー)やmedia literacy(メディアの情報を読み解く力)のように、名詞の後に付けて新しい概念を表す便利な言葉として使われます。
映画・音楽での使われ方
2020年のドキュメンタリー映画『The Social Dilemma』では、SNSのアルゴリズムが人々に与える影響が描かれています。このような現代社会の問題を深く理解するためにも、media literacyの重要性が世界中で叫ばれています。
イディオム・定型句
コンピューターを活用する能力
“Computer literacy is required for this job.”
メディア情報を正しく読み解く力
“Schools should teach media literacy to students.”
金融に関する知識と判断力
“Financial literacy helps you manage your money.”
literacyを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
We are introducing a new software system next month.
I am worried about the digital literacy of our team.
Do you think they lack the basic knowledge?
Yes, some staff members are not very literate with new technology.
We should organize a training session to improve their skills.
That is a great idea. It will definitely help everyone.
文化的背景
近年、英語圏では単なる「読み書き」の能力としてだけでなく、特定の分野の情報を正しく理解し活用する能力として「〜 literacy」という表現が頻繁に使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. literacy とは?
文字を読み書きする能力や、特定の分野の情報を正しく理解し活用する力のことです。『She has high computer literacy.(彼女は高いコンピューター活用能力がある)』のように使います。
Q. literacy と knowledge の違いは?
knowledge は頭の中にある単なる「知識」を指しますが、literacy はその知識を実際に「読み解いて活用する能力」までを含みます。『He lacks financial literacy.』のように実践的な能力を表します。
Q. 日本語の「リテラシー」と同じように使えますか?
はい、ほぼ同じ感覚で使えます。日本語でも「ITリテラシー」と言うように、英語でも特定の分野の後に付けて使います。『We must teach media literacy.(メディア・リテラシーを教えなければならない)』が典型例です。
Q. literacy は数えられない名詞ですか?
はい、基本的には不可算名詞として扱われます。そのため、冠詞の a を付けたり複数形にしたりせずに『improve digital literacy(デジタルリテラシーを向上させる)』のように使うのが一般的です。
Q. literacy の対義語は何ですか?
「読み書きができないこと」を意味する illiteracy が対義語です。『The country suffers from high illiteracy.(その国は高い非識字率に悩んでいる)』のように、社会問題を語る際によく登場します。
CHECK QUIZ
Q: 大学で「文学」を専攻していると言う時の自然な単語は?
Q: 「我が国の識字率は高い」の「識字率」に当たる表現は?