just
- (副)ちょうど、ぴったり
- (副)ただ〜だけ、ほんの
- (副)たった今、ついさっき
- (形)公正な、正当な
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
just の発音は /dʒʌst/ です。最初の /dʒ/ は、唇を少し前に突き出して「ヂ」と濁らせて発音します。母音の /ʌ/ は日本語の「ア」より口をあまり開けず、短く鋭く「ア」と声を出します。最後の /st/ は息だけで「スト」と軽く添えるようにし、母音を入れないのがコツです。文中では /t/ が脱落して「ジャス」のように聞こえることも多いです。
活用形
- 比較級
- juster
- 最上級
- justest
コアイメージ
時間や程度がぴったり合っていること、あるいは「それだけ」と範囲を限定することがコアイメージです。たった今起きたことや、単なる事実を軽く伝えたい時に使います。
justの意味・例文
副詞
ちょうど、ぴったり
exactly or precisely
That jacket fits you just right.
そのジャケットはあなたにちょうどぴったり合っています。
サイズやタイミングがぴったりなことを表します。
This is just what we needed for the project.
これはまさに私たちがプロジェクトに必要としていたものです。
状況に合致していることを強調します。
You look just like your mother.
あなたはお母さんにそっくりですね。
just like で「〜にそっくり、〜と全く同じ」という意味になります。
ただ〜だけ、ほんの
only or simply
I am just looking, thank you.
見ているだけです、ありがとうございます。
店員に声をかけられた時の定番フレーズです。
It will take just a few minutes.
ほんの数分しかかかりません。
わずかな時間や量であることを強調します。
I just want to make sure everyone understands.
全員が理解しているか確認したいだけです。
意図を限定して控えめに伝える時に使います。
たった今、ついさっき
very recently or a moment ago
I just finished cleaning the kitchen.
たった今キッチンの掃除を終えたところです。
完了したばかりの動作を表します。
The manager has just left the office.
部長はたった今オフィスを出ました。
現在完了形と組み合わせてよく使われます。
The government just announced a new policy.
政府は新しい政策をついさっき発表しました。
最新のニュースを伝える際にも役立ちます。
形容詞
公正な、正当な
based on or behaving according to what is morally right and fair
We must build a just and peaceful society.
私たちは公正で平和な社会を築かなければなりません。
道徳的・法的に正しいことを表すフォーマルな用法です。
The judge delivered a just decision.
裁判官は公正な判決を下しました。
裁判や法律の文脈で頻繁に登場します。
They demand a just reward for their hard work.
彼らは懸命な労働に対する正当な報酬を求めています。
働きに見合った真っ当な対価を示す時に使います。
語源
just はラテン語の justus(正しい、公平な)と jus(法、権利)から成り立っています。法にかなって「正しい」という意味から出発し、「まさにその通り(ぴったり)」「ただ〜だけ」へと意味が発展していきました。同じ jus(法)の語根を持つ関連語には、justice(正義)や justify(正当化する)があります。
派生語・ファミリー
justの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
just は「ただ〜だけ」と軽く添え、only は「唯一の」と限定を強調し、exactly は「正確に・狂いなく」と厳密さを表します。
よくある間違い
× I have finished just my homework. ○ I have just finished my homework. → just は助動詞と過去分詞の間に置くのが基本の語順です。
× He has left just now. ○ He left just now. → just now は過去を表すため、現在完了形ではなく過去形を使います。
コラム
豆知識
just の語源はラテン語の jus(法)に遡ります。もともとは「法にかなって正しい」という形容詞でしたが、そこから「まさにその通り」「ただ〜だけ」と意味が広がり、副詞としての用法が主流になりました。現代でも a just society(公正な社会)のように本来の意味が残っています。
リアルな使われ方
ネイティブは会話の中で、特に意味を持たせずに just を挟むことがよくあります。Just kidding.(冗談だよ)や Just looking.(見ているだけです)のように、言葉の角を取って柔らかい印象を与えるクッションの役割を果たします。ビジネスメールでも依頼を和らげるのに便利です。
映画・音楽での使われ方
スポーツブランド、ナイキの有名なスローガン「Just Do It.(つべこべ言わずにやれ)」は、just の力強いニュアンスを見事に表現しています。ここでの just は「ただ〜だけ」という意味を超えて、迷いを断ち切って行動を促す強いメッセージ性が込められています。
イディオム・定型句
万が一に備えて、念のため
“I brought an umbrella just in case.”
すぐ近くに、もうすぐ
“Spring is just around the corner.”
まさに求めていたもの
“This tea is just what the doctor ordered.”
justを使った会話例
出張前のオフィスで同僚と
Are you ready for the business trip?
Almost. I just need to print the tickets.
The weather forecast says it might rain there.
I packed my umbrella just in case.
Good idea. I just heard the client changed the meeting time.
Really? When is it exactly?
It is at two o'clock. We have plenty of time.
That is just what I wanted to hear.
文化的背景
アメリカ英語では、日常会話のあらゆる場面で just を多用して文の調子を整える傾向があります。イギリス英語でも同様に使われますが、アメリカの方がよりカジュアルに文を和らげる目的で頻繁に挿入されます。
よくある質問
Q. just とは?
「ちょうど」「ただ〜だけ」「たった今」など、時間や程度を限定する副詞です。『I just finished my work.(たった今仕事が終わった)』のように日常会話で頻繁に使われます。
Q. just と only の違いは?
どちらも「〜だけ」と訳せますが、just の方が口語的で軽いニュアンスを持ちます。『I only have a dollar.』は不足を強調し、『I just have a dollar.』は単なる事実として伝えます。
Q. just は文を和らげるためにも使えますか?
はい、相手への依頼や質問を控えめにするクッション言葉として活躍します。『I just wanted to ask you a question.(ちょっと質問したかったのですが)』のように使うと、丁寧な響きになります。
Q. just now はどの時制で使いますか?
「たった今」という意味の just now は過去の出来事を指すため、過去形と一緒に使います。『She left just now.(彼女はたった今出かけました)』のように表現し、現在完了形は避けます。
Q. just in case とはどういう意味ですか?
「万が一に備えて」「念のため」という意味の定番フレーズです。『Take your umbrella just in case.(念のため傘を持っていきなさい)』のように、文末に付け加えてよく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「I just ate lunch.」の意味として最も適切なものは?
Q: パスワードを「正確に入力する」と言うのに最適な副詞は?
Q: 「念のため」を意味する定番フレーズは?