impart
- (動)伝える、教える
- (動)与える、添える
発音のコツ
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impart は後半の音節「part」にアクセントを置きます。最初の「im」は口をリラックスさせて短く「ィム」と発音します。続く「pɑːrt」の母音は、口を縦に大きく開けて「アー」と伸ばしながら、舌を後ろに引いて「r」の音を響かせます。最後に軽く「t」を破裂させて終わります。「インパート」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- imparts
- 進行形(-ing)
- imparting
- 過去形
- imparted
- 過去分詞
- imparted
コアイメージ
自分が持っている知識や性質の一部を他者へ分け与えることがコアイメージです。貴重な情報や技術を伝えたり、料理に独特の風味を加えたりする時に使います。
impartの意味・例文
動詞
伝える、教える
To communicate information or knowledge to someone.
Teachers strive to impart essential skills to their students.
教師は生徒に不可欠なスキルを伝えようと努めます。
impart A to B で「BにAを伝える」という定型表現です。
The manager imparted the confidential information to the team.
マネージャーは機密情報をチームに伝えました。
重要な情報を特定の相手に知らせる場面に適しています。
He imparted his wisdom gathered over many years.
彼は長年集めた知恵を授けました。
経験に基づく深い知識や知恵を授けるニュアンスがあります。
与える、添える
To bestow a particular quality or flavor to something.
The oak barrels impart a rich flavor to the wine.
オーク樽がワインに豊かな風味を与えます。
料理や飲み物に独特の味や香りを加える際によく使われます。
The new evidence imparts a sense of urgency to the research.
新たな証拠がその研究に切迫感を与えています。
抽象的な性質や雰囲気を、ある物事に付け加える際にも使われる表現です。
The minimalist design imparts an elegant look to the product.
ミニマリストなデザインが製品に優雅な見た目を与えています。
製品や空間に特定の印象を持たせる時にも便利な表現です。
語源
impart は接頭辞 im-(中に、〜へ)と part(分ける、部分)から成り立っています。自分が持っている知識や財産の一部を切り取って相手に分け与えるという成り立ちから、「伝える」「授ける」という意味に発展しました。同じ part(分ける)の語根を持つ関連語には、participate(参加する)があります。
派生語・ファミリー
impartの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
impart は自分が持っている知識や風味を相手に分け与え、convey はメッセージや感情をそのまま相手に運び、bestow は価値ある称号や贈り物を目下の人に正式に授与します。
よくある間違い
× The teacher imparted the students with knowledge. ○ The teacher imparted knowledge to the students. → impart は「impart A to B(BにAを伝える)」の形をとります。provide のように with は使いません。
× He imparted to go to the meeting. ○ He imparted the details of the meeting. → impart は名詞を目的語にとる他動詞です。tell や decide のように、目的語に to 不定詞や that 節を直接置くことはできません。
コラム
豆知識
impart は「部分(part)を中に入れる(im-)」という語源を持ちます。自分の持っている知識や財産の一部を切り取って、相手の心や頭の中へ分け与えるというイメージです。そのため、単なる伝達ではなく、価値あるものを授けるという重みのあるニュアンスを含んでいます。
リアルな使われ方
ワインやウイスキーのテイスティングレビューでは、樽が飲み物に与える香りを表現するために impart が頻繁に使われます。例えば「The oak imparts vanilla notes(オーク樽がバニラの香りを添える)」のように、専門的なレビュー記事でよく見かける表現です。
映画・音楽での使われ方
ファンタジー映画や小説では、賢者が若き主人公に魔法の力や古代の知識を授けるシーンで impart がよく使われます。『スター・ウォーズ』シリーズなどの英語小説版でも、ジェダイ・マスターが弟子に対して「impart wisdom(知恵を授ける)」場面が描かれています。
イディオム・定型句
秘密を打ち明ける
“She decided to impart a secret to her friend.”
切迫感を与える
“The deadline imparts a sense of urgency to the project.”
教訓を伝える
“The fable imparts a valuable lesson to readers.”
impartを使った会話例
レストランの厨房で、シェフと見習いが
This soup tastes a bit bland. How can I improve it?
Try adding some roasted herbs. They will impart a deep flavor to the broth.
I see. Does the roasting process make a big difference?
Yes, it conveys the true essence of the herbs.
Thank you for imparting your culinary wisdom to me.
You're welcome. Keep practicing, and you will improve soon.
文化的背景
教育や学問の場において、教師や専門家が生徒に対して知識を伝授する際によく使われるフォーマルで重みのある単語です。日常会話よりも、学術論文やビジネスの公式な発表で好まれる傾向があります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. impart とは?
自分が持っている知識や情報、または風味などの性質を他へ分け与えることを意味する動詞です。『The chef imparted his secret recipe to his son.(シェフは秘密のレシピを息子に伝えた)』のように使います。
Q. impart と convey の使い分けは?
impart は自分の知識や知恵を相手に「分け与える」ニュアンスです。一方の convey は、伝言や感情をそのまま「運ぶ」ことに重点があります。『I will convey your message.(伝言をお伝えします)』のように使い分けます。
Q. impart の後ろにはどのような前置詞が続きますか?
情報や知識を伝える相手を示す場合、前置詞の to を使います。『He imparted his knowledge to the team.(彼はチームに知識を伝えた)』のように、「impart A to B」の形で覚えるのが効果的です。
Q. 料理の文脈で impart は使えますか?
はい、食材や調味料が料理に「風味や色を与える」という意味で頻繁に使われます。『Garlic imparts a strong flavor to the sauce.(ニンニクがソースに強い風味を与える)』のように表現できます。
Q. impart を日常的な単語で言い換えると?
知識を伝える場合は teach や pass on、情報を知らせる場合は communicate に言い換えられます。『He passed on his skills.(彼は技術を伝授した)』とすると、よりカジュアルな響きになります。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は新入社員に知識を伝えた」の自然な英語は?
Q: 「社長に私の謝罪を伝えてください」に最適な動詞は?
Q: 「The spices impart a rich flavor.」における impart の意味は?