himself
- (代)彼自身を、彼自身に
- (代)彼自身が、自ら
- (代)本来の彼、いつもの彼
発音のコツ
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himself は「ヒムセルフ」と平坦に読まず、後半の「self」にアクセントを置きます。最初の「h」は息を吐くように軽く発音し、「ɪ」は「イ」と「エ」の中間のようなリラックスした音にします。後半の「self」は「エ」をはっきりと発音し、最後の「f」は上の前歯で下唇を軽く押さえて息を摩擦させながら「フ」と抜くのがコツです。
活用形
- 複数形
- themselves
- 複数の男性や人々を表す場合は themselves になります
コアイメージ
男性である主語と同一人物を指し示す、またはその人物を強調することがコアイメージです。彼が自分自身に対して何かをする時や、他の誰でもなく彼自身が行うことを強調したい時に使います。
himselfの意味・例文
代名詞
彼自身を、彼自身に
Used when the male subject and the object are the same person.
He looked at himself in the mirror.
彼は鏡で自分自身を見ました。
動作の対象が主語と同じ男性である場合に使います。
The suspect turned himself in to the police.
容疑者は警察に自首しました。
turn oneself in(自首する)という決まり文句です。
He introduced himself to the new clients.
彼は新しい顧客に自己紹介しました。
introduce oneself(自己紹介する)の形でよく使われます。
彼自身が、自ら
Used to emphasize a particular male person mentioned in the sentence.
The CEO himself welcomed the new employees.
CEO自らが新入社員を歓迎しました。
名詞の直後に置いて、その人物を強調します。
He baked this cake himself.
彼が自分でこのケーキを焼いたのです。
文末に置いて「他の誰でもなく彼が」と強調します。
The author himself will attend the event.
著者本人がそのイベントに出席します。
有名人や重要な人物の存在を際立たせる時に便利です。
本来の彼、いつもの彼
Someone's normal or usual state of mind or behavior.
He is not himself today.
彼は今日、いつもの彼ではありません。
体調不良や機嫌が悪い時に、普段と違うことを表します。
He seems to be back to himself.
彼は本来の自分に戻ったようです。
back to oneself で「元通りになる」という意味です。
The patient is finally acting like himself again.
患者はついに再び彼らしく振る舞っています。
精神的、身体的な回復を示す文脈で使われます。
語源
himself は、古英語の him(彼に・彼を)と self(自身)が組み合わさってできた単語です。本来 him は与格(〜に)を表す形でしたが、そこに「自身」を付け加えて「彼自身に・彼自身を」と対象を明確にするために使われ始め、現在の再帰代名詞へと発展しました。同じ self(自身)を含む関連語には、myself(私自身)や herself(彼女自身)があります。
派生語・ファミリー
himselfの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
himself は他の誰でもなく彼自身であることを強調し、alone は周囲に誰もいない物理的な孤独状態を、personally は個人の意見や直接的な関与を表します。
よくある間違い
× He bought a gift for him. ○ He bought a gift for himself. → 動作の対象が主語と同じ男性である場合、目的語には him ではなく himself を使います。
× He went to the movie by him. ○ He went to the movie by himself. → 「彼一人で」と言いたい時は by him ではなく慣用表現の by himself を使います。
コラム
豆知識
himself は古英語の「him(彼に)」と「self(自身)」が融合した言葉ですが、なぜ主格の he ではなく目的格の him が使われたのでしょうか。これは、本来「彼自身のために」という意味で与格(〜に・〜のために)として使われていた形がそのまま定着したためです。
リアルな使われ方
ネイティブは相手を励ます時に「Believe in yourself(自分を信じて)」と言いますが、第三者の男性について話す時は「He needs to believe in himself」となります。日常会話の自己啓発や励ましの文脈で非常に頻繁に使われるフレーズです。
映画・音楽での使われ方
エミネムの大ヒット曲『Lose Yourself』の歌詞には「You better lose yourself in the music」というフレーズがあります。ここでの lose oneself は「没頭する」という意味で、男性が主語なら lose himself となり、音楽や映画の世界に入り込む表現として使われます。
イディオム・定型句
自分の身は自分で守れ
“In this competitive industry, it is every man for himself.”
我を忘れて、ひどく取り乱して
“He was beside himself with anger.”
自分の殻に閉じこもる
“He tends to keep to himself at work.”
うぬぼれて、自己中心的な
“That new actor is completely full of himself.”
himselfを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did Mark fix the printer himself?
Yes. He spent the whole weekend working on it alone.
I thought we called the technician to do it.
Mark personally canceled the request. He is a bit full of himself lately.
Well, as long as it works. Is he acting like himself today?
He seems fine, but he tends to keep to himself when he is tired.
文化的背景
英語では、性別を特定しない単数形として himself や herself を使う代わりに、近年では themselves(単数形の they の再帰代名詞)を使うことが一般的になっています。特定の男性を指す場合には、英米問わず広く使われます。
よくある質問
Q. himself とは?
男性である主語と同一人物を指す、またはその人物を強調する再帰代名詞です。『He made lunch for himself.(彼は自分のために昼食を作った)』のように、自分自身に向けた動作を表す時によく使います。
Q. he や him とはどう使い分けますか?
he は主語、him は目的語として別人を指す時に使い、himself は主語と目的語が同一人物の時に使います。『He saw himself.(彼は鏡などで自分自身を見た)』のように主語と対象を一致させます。
Q. by himself と for himself の違いは?
by himself は「一人ぼっちで・他人の助けなしに」という状態を表し、for himself は「彼自身の利益のために」という目的を表します。『He cooked dinner by himself.(彼一人で夕食を作った)』と使い分けます。
Q. 強調の himself は別の単語に言い換えられますか?
「自ら直接」という意味合いなら personally に言い換えられます。『The manager personally checked the report.(マネージャーが自ら報告書を確認した)』とすると、よりフォーマルな響きになります。
Q. beside himself とはどういう意味ですか?
怒りや悲しみなどで「我を忘れて取り乱している」状態を表すイディオムです。『He was beside himself with grief.(彼は悲しみで我を忘れていた)』のように、感情を表す名詞とともに使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は鏡で自分(彼自身)を見た」の自然な英語は?
Q: 「彼は一人で(他人の助けなしに)家を建てた」の自然な表現は?
Q: 「He is full of himself.」の意味は?