grope
- (動)手探りする、探り当てる
- (動)模索する、言葉を探す
- (動)痴漢行為をする
発音のコツ
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grope は母音の「oʊ」にアクセントを置きます。口を丸めて「オゥ」と滑らかに二重母音を発音してください。「グロープ」と単調に引き伸ばさないことがポイントです。最後の「p」は唇を閉じてから息を弱く破裂させ、母音を付けずに短く切るように発音しましょう。
活用形
- 三単現
- gropes
- 進行形(-ing)
- groping
- 過去形
- groped
- 過去分詞
- groped
コアイメージ
見えないものや不確かなものを、手や感覚を頼りに探し求めることがコアイメージです。暗闇で物を探す時や、適切な言葉や解決策が見つからず模索している時に使います。
gropeの意味・例文
動詞
手探りする、探り当てる
To feel about or search blindly or uncertainly with the hands.
He groped around in the dark for his glasses.
彼は暗闇の中で手探りして眼鏡を探しました。
見えない状態で何かを探す際の典型的な使い方です。
The survivors groped their way through the thick smoke.
生存者たちは濃い煙の中を手探りで進みました。
grope one's way で「手探りで進む」という意味になります。
The deep-sea creature gropes for food using its long tentacles.
その深海生物は長い触手を使って手探りで餌を探します。
視覚以外の感覚に頼る動物の動作にも使えます。
模索する、言葉を探す
To search mentally with hesitation or uncertainty.
The committee is still groping for a solution to the problem.
委員会は未だにその問題の解決策を模索しています。
明確な答えが見つからず手探り状態である状況を表します。
She paused, groping for the right words to express her feelings.
彼女は立ち止まり、自分の感情を表現する適切な言葉を探しました。
grope for words は会話で言葉に詰まった時に頻出します。
The government is groping in the dark regarding the economic policy.
政府は経済政策に関して暗中模索の状態です。
先が見えない不確かな状況を表現できます。
痴漢行為をする
To touch someone sexually against their will.
He was arrested after he groped a woman on the train.
彼は電車内で女性を痴漢したとして逮捕されました。
人を目的語にとる他動詞用法ではこの意味になります。
The company has a strict policy against groping and harassment.
その会社は痴漢行為やハラスメントに対する厳格な方針を持っています。
職場や社会の規則を語る文脈でも使われます。
Someone tried to grope me at the crowded concert.
混雑したコンサートで誰かが私を触ろうとしました。
同意のない接触被害を訴える際によく使われます。
語源
grope は古英語の grapian(触る、手探りする)に由来します。これは手でしっかりと掴むことを意味する grip(しっかり握る)と同じ語根を持っています。そこから、見えない対象を掴もうと手で探る動作を表すようになり、現代では比喩的な「模索する」という意味にも発展しました。同じ語根を持つ関連語には、grasp(理解する、掴む)があります。
派生語・ファミリー
gropeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
grope は見えない状態で対象を手や感覚で探し求め、fumble は手元がおぼつかず不器用に物を扱い、feel は対象に触れて状態や感触を確かめます。
よくある間違い
× He groped the light switch in the dark. ○ He groped for the light switch in the dark. → 物理的に何かを探し求める時は自動詞として for を伴います。他動詞にすると痴漢行為のニュアンスが出ます。
× She was groping to the right words. ○ She was groping for the right words. → 「〜を探し求める」という目的を表す前置詞は to ではなく for を使います。
コラム
豆知識
「手探り」を意味する grope は、実は grape(ブドウ)とも遠い親戚にあたります。ブドウを収穫する際に房を手でしっかりと掴む(grip)動作が語源に結びついていると言われています。見えないものをしっかり掴もうとするイメージが根底にあります。
リアルな使われ方
面接やスピーチで緊張して言葉が出ない時、ネイティブは「I'm groping for words(言葉が見つからなくて)」と言います。沈黙をごまかしつつ、懸命に考えをまとめようとしている誠実な姿勢を相手に伝えられる便利なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
多くのミステリー小説やスリラー映画で、停電や地下室のシーンを描写する際に grope が使われます。「He groped his way through the dark corridor(彼は暗い廊下を手探りで進んだ)」のような表現は、サスペンスの緊張感を高める定番の描写です。
イディオム・定型句
手探りで進む
“He had to grope his way through the dark corridor.”
暗中模索する、手探り状態である
“We are just groping in the dark without any data.”
gropeを使った会話例
突然の停電時、リビングでルームメイトと
The power just went out. I can't see anything.
Stay there. I am groping around for my phone flashlight.
Be careful not to trip over the chair.
Got it. Now we don't have to grope our way to the door.
I was fumbling with my keys when the lights went out.
Let's wait here until the power comes back on.
文化的背景
日常会話では暗闇での手探りや言葉を探す際に使われますが、現代のニュースでは「性的同意のない接触(痴漢行為)」として頻繁に登場します。他動詞で人を目的語にするとこの意味に直結するため、使い方には注意が必要です。
よくある質問
Q. grope とは?
見えないものや不確かなものを、手や感覚を頼りに探し求めることです。『He groped for his phone.(彼は手探りでスマホを探した)』のように、暗闇や見えない場所で物を探す時に使います。
Q. grope と fumble の違いは?
grope は見えないものを探すことに焦点があり、fumble は手元の不器用さに焦点があります。『fumble with the keys(不器用に鍵を扱う)』のように、見えていても手元がおぼつかない場合は fumble が適切です。
Q. 比喩的な意味での使い方はありますか?
はい、言葉や答えが見つからず模索する状況でよく使われます。『I was groping for words.(言葉に詰まってしまった)』は、適切な表現を探して口ごもる様子を伝える便利なフレーズです。
Q. ニュースで grope が使われるのはどんな時ですか?
同意のない性的接触、つまり「痴漢行為」を報じる際によく使われます。『He was arrested for groping.(彼は痴漢で逮捕された)』のように、現代のメディアでは非常に頻出する用法です。
Q. 物を探す時に for は必ず必要ですか?
はい、自動詞として『探し求める』意味にするには for が必要です。『grope the bag』と他動詞にするとバッグ自体をまさぐる意味になり、人を目的語にすると性的接触の意味になるため注意しましょう。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は暗闇で手探りして眼鏡を探した」の自然な表現は?
Q: 「寒さで手がかじかみ、ポケットの中の小銭を不器用に探した」に最適な動詞は?
Q: ニュース記事の「He was arrested for groping.」が意味する罪状は?