formality
- (名)堅苦しさ、形式ばること
- (名)形式上の手続き、儀礼
発音のコツ
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formality のアクセントは 2 音節目の「mæl」に置かれます。この「æ」は、口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出すのがコツです。続く「i」は弱く短い音になり、最後の「ty」はアメリカ英語では舌を弾くフラップ T(ラ行に近い音)になることが多いです。「フォーマリティ」と平坦に読まないよう注意してください。
活用形
- 複数形
- formalities
- 具体的な手続きや決まりごとを指す場合に使われます
コアイメージ
規則や礼儀作法に従い、きちんとした態度や手続きを踏むことがコアイメージです。公的な場での堅苦しさや、必ず済ませるべき事務的な手順を表したい時に使います。
formalityの意味・例文
名詞
堅苦しさ、形式ばること
strict attention to rules and polite behavior
The meeting was conducted with great formality.
その会議は非常に堅苦しい雰囲気で行われました。
厳格なルールや礼儀作法が守られている状態を表します。
I was surprised by the formality of his speech.
彼のスピーチの堅苦しさに驚きました。
言葉遣いや態度が形式張っていることを示します。
They treated each other with polite formality.
彼らは互いに礼儀正しく形式的な態度で接しました。
親密さがなく、距離を置いた丁寧さを表現します。
形式上の手続き、儀礼
something that you must do as a formal or official part of an activity
We need to complete a few legal formalities.
いくつか法的な手続きを済ませる必要があります。
具体的な手続きを指す場合は複数形 formalities を使います。
Passing the bill is expected to be a mere formality.
その法案の通過は単なる形式的なものになると予想されています。
a mere formality は「単なる形式」という定番の言い回しです。
Let's skip the formalities and get straight to the point.
形式的な挨拶は抜きにして、単刀直入に本題に入りましょう。
本題に入る前に省きたい形式的な決まりごとを指します。
The professor explained the formalities of the application process.
教授は申請プロセスの形式的な手続きについて説明しました。
大学や公的機関での事務的な要件を表す際に適しています。
語源
formality は、ラテン語の forma(形)に由来する formal(正式な)に、名詞を作る接尾辞 -ity(〜であること)が結びついてできました。「決められた形通りにすること」という成り立ちから、現在の「形式」や「堅苦しさ」という意味に発展しました。同じ forma(形)の語根を持つ関連語には、uniform(制服)があります。
派生語・ファミリー
formalityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
formality は規則や慣習に基づく形式的な手続きを、procedure は目的を達成するための具体的な作業手順を、ceremony は特別な意味を持つ儀式や式典を指します。
よくある間違い
× We can skip the formally. ○ We can skip the formalities. → formality は名詞であり、具体的な手続きを指す場合は複数形の formalities を使います。
× It is only a formality. ○ It is a mere formality. → 「単なる形式」と言いたい時は、only よりも a mere formality が自然な定型表現として好まれます。
コラム
豆知識
語源であるラテン語の forma(形)は、英語の form(形、用紙)としてそのまま残っています。そこから派生した formality には、「決められた形(ルール)に自分を合わせる」というニュアンスが含まれています。そのため、形式にこだわりすぎる様子を表す際にも使われます。
リアルな使われ方
ネイティブは、すでに実質的な合意が取れていて、あとは書類にサインするだけのような状況を a mere formality(単なる形式)と表現します。ビジネス会話で「心配しなくても大丈夫ですよ」と相手を安心させる時によく登場する便利な定型フレーズです。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの法廷シーンや警察の取り調べシーンでは、「This is just a formality.(これは単なる形式的な手続きです)」というセリフが頻繁に登場します。相手の警戒心を解くためのお決まりのフレーズとして、多くのサスペンス作品で耳にすることができます。
イディオム・定型句
単なる形式的な手続き
“The final interview is just a mere formality.”
堅苦しい挨拶を抜きにする
“Let's drop the formalities and use first names.”
形式にこだわる、堅苦しく振る舞う
“There is no need to stand on formality here.”
formalityを使った会話例
新しいプロジェクトのキックオフ会議で
Welcome to the team. Should we go through the standard formalities first?
Let's drop the formalities today. You can just call me John.
Sounds good, John. I appreciate the lack of formality here.
We like to keep things relaxed. The official paperwork is a mere formality anyway.
That is a relief. Are there any specific procedures I need to know?
I will send you a quick guide later. Let's focus on the ideas now.
文化的背景
欧米のビジネスシーンでは、初対面でもすぐにファーストネームで呼び合うなど、過度な formality を避けてフラットな関係を好む傾向があります。ただし、契約や法的な場面では厳格な手続きが求められるため、状況に応じた使い分けが重要です。
よくある質問
Q. formality とは?
規則や礼儀作法に従い、きちんとした態度や手続きを踏むことです。『We need to complete the legal formalities.(法的な手続きを済ませる必要がある)』のように、ビジネスや公的な場面で頻出します。
Q. formality と formalities の違いは?
不可算名詞の formality は「堅苦しさ」という状態を表します。一方、複数形の formalities は入国審査や契約などの「具体的な手続き・決まりごと」を指します。『Let's get the formalities out of the way.(手続きを手早く済ませよう)』と使います。
Q. formality と procedure の違いは?
formality は規則上やらなければならない「形式的な決まりごと」に重点があります。procedure は目的を達成するための「具体的な作業手順」です。『the standard operating procedure(標準作業手順)』のように実務的なプロセスを表します。
Q. ビジネスでよく使うフレーズは?
「単なる形式的な手続き」を意味する a mere formality がよく使われます。『The final approval is a mere formality.(最終承認は単なる形式的なものです)』のように、実質的な問題がないことを伝える際に便利です。
Q. drop the formalities とはどういう意味ですか?
「堅苦しさを抜きにする」という意味の決まり文句です。『Let's drop the formalities.(堅苦しい挨拶は抜きにましょう)』のように、会議の冒頭などで場を和ませ、打ち解けた雰囲気を作りたい時に使います。
CHECK QUIZ
Q: 「機械の操作手順」を説明するのに最適な名詞は?
Q: 「堅苦しい挨拶は抜きにしましょう」の自然な表現は?
Q: 「The interview is a mere formality.」が意味する状況は?