firsthand
- (形)直接の、実体験の
- (副)直接に、じかに
発音のコツ
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firsthand は前半の「first」にアクセントを置きます。「f」は上の前歯を下唇に軽く当てて息を摩擦させ、「ir」は舌を丸めながら「アー」と長く伸ばします。後半の「hand」の「a」は、口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出します。2つの単語を区切らず、なめらかに繋げて発音するのがポイントです。
コアイメージ
仲介者を通さず、自分自身で直接経験したり見聞きしたりすることがコアイメージです。伝聞ではなく、自分の目で確かめた確かな情報や体験を伝えたい時に使います。
firsthandの意味・例文
形容詞
直接の、実体験の
Obtained by personal experience or observation.
The researcher gathered firsthand information through interviews.
研究者はインタビューを通じて直接の情報を集めました。
firsthand information は一次情報を指す定型句です。
Firsthand experience is required for this position.
この役職には実体験が求められます。
経験やスキルが直接得られたものであることを強調します。
The reporter gave a firsthand account of the incident.
記者はその事件の目撃証言を行いました。
a firsthand account は「直接の報告」や「目撃証言」という意味です。
副詞
直接に、じかに
Directly from the original source or personal experience.
I want to see the new house firsthand.
新しい家を自分の目で直接見てみたいです。
see firsthand で「直接見る」という頻出フレーズになります。
We need to experience the problem firsthand.
私たちはその問題を直接経験する必要があります。
動詞の後ろに置いて「直接〜する」と修飾します。
I heard the rumor, but I need to know it firsthand.
噂は聞きましたが、直接知る必要があります。
人づてではなく自分で確かめたい時に使います。
語源
firsthand は first(最初の)と hand(手)の2つの単語から成り立っています。情報や商品が源泉から誰の仲介も経ずに「最初の手」に渡った状態であるという成り立ちから、現在の「直接の」という意味に発展しました。同じ hand(手)の語根を持つ関連語には、対義語でもある secondhand(間接的な、中古の)があります。
派生語・ファミリー
firsthandの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
firsthand は仲介者を通さず自身で直接経験したことを、direct は間に何も介在しない状態を、personal は個人的な関与や主観に深く関わっていることを表します。
よくある間違い
× I heard the news by firsthand. ○ I heard the news firsthand. → firsthand はそれ自体が副詞として使えるため、by などの前置詞を前につける必要はありません。
× I bought a firsthand car. ○ I bought a new car. → firsthand は「直接得た」という意味で、新品の車には new を使います。中古の secondhand の対義語として新品の意味で使うのは誤りです。
コラム
豆知識
firsthand は「最初の手(first hand)」に由来します。商品や情報が作られた源から、誰の仲介も経ずに最初の手で受け取る状況を表しています。逆に、誰かを経由して「二番目の手」に渡ったものが secondhand(中古の、間接的な)となり、この2つの言葉は対になって発展しました。
リアルな使われ方
ネイティブは自分の意見に説得力を持たせるために「know firsthand(実体験から知っている)」をよく使います。例えば会議で「I know firsthand that this software is hard to use.」と言うと、単なる推測ではなく実際の経験に基づいた強い主張として響きます。
映画・音楽での使われ方
2014 年の SF 映画『インターステラー(Interstellar)』など、未知の世界を探索する作品では、科学者たちが「We need firsthand data.(直接のデータが必要だ)」と語るシーンがよく見られます。伝聞ではない確かな情報を求める緊迫感が伝わるセリフです。
イディオム・定型句
直接の経験、実体験
“Firsthand experience is crucial for this job.”
実体験から知っている
“I know firsthand how difficult it can be.”
自分の目で直接見る
“They traveled to the site to see the damage firsthand.”
firsthandを使った会話例
水曜の午後、オフィスで同僚と
Did you read the report about the new factory?
Yes, but I prefer to see the operations firsthand.
I agree. Direct observation is always better than reading a document.
Exactly. I want to get some firsthand knowledge of the production line.
We should arrange a visit next week to see it firsthand.
That is a great idea. I will ask the manager for approval.
文化的背景
英語圏では、伝聞による secondhand(間接的)な情報よりも、自身の firsthand の経験や一次情報がビジネスや学術の場で非常に高く評価されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. firsthand とは?
仲介者を通さず、自分自身で直接経験したり見聞きしたりすることを表す言葉です。『I experienced it firsthand.(それを直接経験した)』のように、情報の正確さや確実性を強調したい時に使います。
Q. firsthand と direct の違いは?
firsthand は自分自身の経験や見聞によって直接得た情報や知識に焦点を当てます。一方の direct は『a direct flight(直行便)』のように、間に何も介在せず物理的・論理的に繋がっている状態全般を表します。
Q. firsthand はどんな場面で使いますか?
ニュースの目撃情報や、ビジネスでの実体験を語る場面でよく使われます。『I want a firsthand account.(直接の報告が欲しい)』のように、伝聞ではない一次情報を求める際によく登場する定型表現です。
Q. firsthand の品詞は何ですか?
形容詞と副詞の両方の働きがあります。形容詞としては『firsthand information(直接の情報)』のように名詞を前から修飾し、副詞としては『see it firsthand(それを直接見る)』のように動詞の後ろから修飾します。
Q. firsthand の対義語は何ですか?
対義語は secondhand(間接的な、中古の)です。『secondhand smoke(受動喫煙)』や『secondhand information(また聞きの情報)』のように、他人を介して得たものや状態を表す際に使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「事故の直接の原因」を表すのに最適な形容詞は?
Q: 「secondhand car(中古車)」に対する「新車」の正しい表現は?
Q: 以下の文の空欄に入る適切な形は? "I want to experience it ______."