fastidious

  • (形)細部にこだわる、潔癖な
  • (形)気難しい、好みがうるさい
UK/fæˈstɪdiəs/

発音のコツ

▶ 表示する

fastidious は2音節目の「ti(ティ)」に強いアクセントを置きます。最初の「fa」は下唇を軽く噛んで息を摩擦させる「f」の音から入り、口を横に引いて「ァ」と「ェ」の中間の音を出します。アクセントのある「ti」を高くはっきりと発音し、後半の「dious(ディアス)」は力を抜いて曖昧な母音で素早く流すのが、自然に聞こえるコツです。

コアイメージ

細部まで非常にこだわり、妥協を許さないことがコアイメージです。衛生面や仕事の質に対して、神経質なほど気を使う人や状況を表現する時に使います。

fastidiousの意味・例文

形容詞

細部にこだわる、潔癖な

Very attentive to and concerned about accuracy and detail.

アカデミック

The scientist was fastidious in his research methods.

科学者は研究手法において細部にまでこだわっていました。

→

科学的な正確さを求める文脈でよく使われます。

ビジネス

She is a fastidious editor who catches every mistake.

彼女はあらゆるミスを見逃さない、細部にこだわる編集者です。

→

職務における綿密さや几帳面さを表します。

日常会話

My father is fastidious about keeping his car clean.

父は車を清潔に保つことに関して潔癖です。

→

衛生面や整理整頓への強いこだわりを示します。

気難しい、好みがうるさい

Very concerned about matters of cleanliness or hard to please.

日常会話

He is a fastidious eater and refuses most vegetables.

彼は偏食で、ほとんどの野菜を拒否します。

→

食事や好みに対する神経質さを表現できます。

SNS・カジュアル

Cats are known for being fastidious groomers.

猫は毛づくろいにうるさいことで知られています。

→

動物の習性などに対しても使われる表現です。

フォーマル

The hotel caters to the most fastidious guests.

そのホテルは最も気難しいお客様の要望にも応えます。

→

要求水準が非常に高い顧客を指す際に適しています。

語源

fastidious はラテン語の fastidium(嫌悪、うんざりすること)に由来します。もともとは「人に嫌悪感を抱かせる」という意味でしたが、そこから「少しの汚れやミスにもすぐ不満を持つ」「簡単に満足しない」と変化し、現在の「潔癖な」「気難しい」という意味に発展しました。同じく「うんざりする」という語根を持つ関連語に tedious(退屈な)があります。

派生語・ファミリー

fastidiousの使い方

よく使う組み合わせ

fastidious attention (細心の注意)fastidious about (〜に関して潔癖な)a fastidious eater (偏食な人)fastidious care (細心の配慮)highly fastidious (非常に気難しい)

使い分け

fastidious は細部や衛生に神経質で気難しく、meticulous はミスがないよう極めて慎重で几帳面であり、picky は日常的な好みに対して選り好みが激しいことを表します。

“He is a fastidious cleaner who hates dust.”

→ 汚れやミスを許さず、神経質なほどこだわるニュアンスです。

“She kept a meticulous record of her expenses.”

→ 細部まで注意を払い、正確で几帳面なニュアンスです。

“Children are often picky about their food.”

→ 日常的な好き嫌いが激しく、選り好みをするニュアンスです。

よくある間違い

× He is fastidious for his clothes. ○ He is fastidious about his clothes. → 「〜に関して潔癖だ」と言う時は for ではなく about を使います。

× We need a fastidious accountant. ○ We need a meticulous accountant. → 職務の正確さを褒める時は meticulous が適切です。fastidious は神経質で気難しいという響きを含みます。

コラム

豆知識

fastidious の語源であるラテン語の fastidium は「高慢」を意味する fastus と「嫌悪」を意味する taedium が組み合わさった言葉だと言われています。「プライドが高すぎて他のものが嫌になる」という成り立ちを知ると、この単語が持つ「気難しくて満足しない」というニュアンスがよく理解できます。

リアルな使われ方

ネイティブの日常会話では、自分自身のこだわりを自虐的に語る時に使われます。「I'm a bit fastidious about my coffee.(コーヒーには少しうるさいんだ)」のように言うことで、単なるわがままではなく、特定の分野に対する強いこだわりや美学を持っていることを表現できます。

映画・音楽での使われ方

シャーロック・ホームズなどの探偵作品では、主人公の性格を描写する際によく fastidious が使われます。細かな証拠を見逃さない「几帳面さ」と、他人に理解されにくい「気難しさ」の両方を併せ持つ天才キャラクターの性質を、この一語で見事に表現しているからです。

イディオム・定型句

定型句fastidious attention to detail

細部への異常なほどのこだわり

“His fastidious attention to detail makes him a great designer.”

定型句a fastidious eater

偏食な人、食べ物の好みがうるさい人

“Being a fastidious eater, he rarely enjoys dinner parties.”

定型句fastidious about one's appearance

身なりに極端に気を使う

“She is naturally fastidious about her appearance.”

fastidiousを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

How is the new project manager doing?

B

He is extremely fastidious about the design layouts.

A

Isn't that a good thing for our team?

B

Yes, but sometimes he goes beyond being meticulous and becomes a bit picky.

A

I see. It must be hard to please him.

B

It is, but thanks to his fastidious attention to detail, we have zero errors.

文化的背景

英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。英語圏では、細部へのこだわりを称賛する文化がある一方で、fastidious は「度が過ぎて周囲を疲れさせる」という否定的なニュアンスを伴うことが多い点に注意が必要です。文脈によっては誉め言葉にもなりますが、使う相手には配慮が求められます。

よくある質問

Q. fastidious とは?

細部や衛生面に異常なほどこだわり、妥協を許さないことを表す形容詞です。『He is fastidious about cleanliness.(彼は清潔さに潔癖だ)』のように、神経質で気難しいニュアンスを含みます。

Q. fastidious と meticulous の違いは?

meticulous は「几帳面で正確」というポジティブな意味合いが強いです。一方の fastidious は「神経質で要求が厳しく、満足させるのが難しい」というネガティブな響きを持つことが多く、『a fastidious boss(気難しい上司)』のように使います。

Q. fastidious はどんな場面で使いますか?

衛生面へのこだわりや、仕事の細部に対する厳格さを表現する場面で使います。『Cats are fastidious animals.(猫はきれい好きな動物だ)』のように、動物の習性を表す際にも頻出します。

Q. fastidious をカジュアルに言い換えると?

日常会話では picky や fussy に言い換えられます。『He is a fastidious eater.(彼は偏食だ)』は、カジュアルな場面なら『He is a picky eater.』とする方が自然でよく使われます。

Q. fastidious の発音のコツは?

アクセントは2音節目の「ti(ティ)」に置きます。『I am fastidious.』と発音する際、「ファスティディアス」と平坦にならず、「ティ」を強く短く発音し、続く「di(ディ)」は弱く流すのがポイントです。

CHECK QUIZ

Q: 職場の経理担当者を「几帳面で正確だ」とポジティブに褒めるのに最適な形容詞は?

Q: 「彼は自分の身なりに極端に気を使う」の自然な表現は?