dues

  • ()会費、組合費
  • ()払うべき犠牲、当然の権利
UK/duz/

発音のコツ

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発音は /d(j)uːz/ です。アメリカ英語では「ドゥーズ」、イギリス英語では「ディューズ」のように聞こえます。「ドゥ」の時は唇をしっかり前に突き出し、長めの「ウー」を発音します。最後の s は有声音の /z/(ズ)になるため、「ドゥース」と濁らないカタカナ読みにならないよう注意しましょう。

活用形

複数形
dues
会費を意味する場合は常に複数形で使われます

コアイメージ

当然支払うべきものや、果たすべき義務がコアイメージです。組織への会費を払う時や、成功のために必要な苦労を表現する時に使います。

duesの意味・例文

名詞

可算

会費、組合費

Regular payments made to an organization or club.

ビジネス

We need to collect the annual membership dues.

私たちは年会費を集める必要があります。

annual dues は「年会費」の定番フレーズです。

日常会話

I completely forgot to pay my club dues.

クラブの会費を払うのを完全に忘れていました。

クラブやサークルの会費にもよく使われます。

ニュース

The labor union decided to increase the monthly dues.

労働組合は月額の組合費を値上げすることを決定しました。

union dues(組合費)はニュースで頻出します。

複数

払うべき犠牲、当然の権利

Things that one deserves or has earned through hard work.

日常会話

He has paid his dues and deserves the promotion.

彼は下積みを積んできたので、昇進して当然です。

pay one's dues で「下積みを経験する」という意味になります。

ビジネス

It takes years of paying your dues to succeed here.

ここで成功するには何年もの下積みが必要です。

成功の対価としての苦労を表現します。

SNS・カジュアル

I feel like I am finally getting my dues.

ようやく正当な評価を得られている気がします。

当然受け取るべき敬意や報酬を指します。

語源

dues は形容詞 due(支払われるべき)の名詞の複数形です。語源はフランス語の devoir(義務を負う)、さらにラテン語の debere(借りている)に遡ります。「当然支払うべきもの」という成り立ちから、会費や義務という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、debt(借金)があります。

派生語・ファミリー

名詞due
形容詞due
副詞due
形容詞overdue

duesの使い方

よく使う組み合わせ

pay dues (会費を払う)union dues (労働組合費)membership dues (年会費・会員費)annual dues (年会費)collect dues (会費を集める)

使い分け

dues は組織に定期的に払う会費、fee は専門的なサービスへの手数料や入場料、fare は電車やタクシーなどの交通機関の運賃を表します。

I have to pay my union dues today.

組織の資格を維持するための定期的な支払いのニュアンスです。

The lawyer charges a high fee.

専門的なサービスに対する1回限りの報酬のニュアンスです。

The train fare has increased recently.

乗り物を利用するための運賃のニュアンスです。

よくある間違い

× I need to pay my union due. ○ I need to pay my union dues. → 会費や組合費を指す場合は、常に複数形の dues を使います。

× The annual club dues is 50 dollars. ○ The annual club dues are 50 dollars. → dues は複数形名詞なので、動詞も複数扱いの are を用います。

コラム

豆知識

ことわざ Give the devil his due に登場する due は「当然与えられるべきもの」を意味します。ここから派生した dues は、組織に所属するなら「当然支払うべき会費」として定着しました。悪魔にすら正当な評価を与えるべきだという、英語圏の公正な価値観が表れています。

リアルな使われ方

ネイティブは仕事やスポーツで一人前になるための苦労を pay one's dues と表現します。直訳は「会費を払う」ですが、「成功というクラブに入るための対価を払う(=下積みを経験する)」という比喩として日常会話やビジネスで頻出します。

映画・音楽での使われ方

映画や音楽業界のインタビューでは、スターが下積み時代を振り返る際に pay one's dues がよく使われます。例えば、無名時代に小さなクラブで歌い続けた歌手が「I paid my dues(十分に苦労してきた)」と語るシーンは定番の表現です。

イディオム・定型句

ことわざGive the devil his due.

嫌いな相手でも評価すべき点は認める

I do not like him, but give the devil his due.

イディオムpay one's dues

下積みを経験する、苦労を重ねる

She paid her dues working in small theaters.

duesを使った会話例

月末のオフィスで同僚と

A

Did you pay your union dues this month?

B

Not yet. I keep forgetting to pay the fee.

A

You should do it soon. They are due by Friday.

B

I know. I feel like I've already paid my dues in this company.

A

I agree, you deserve a promotion soon.

B

Thanks. Anyway, I will transfer the money tonight.

文化的背景

欧米では労働組合(labor union)の力が強く、毎月給与から天引きされる union dues(組合費)は社会人にとって非常に身近な言葉です。英米間で意味や使い方の大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. dues とは?

組織のメンバーが定期的に支払う会費や組合費のことです。『I paid my union dues.(組合費を払った)』のように、所属を維持するための支払いを指します。

Q. dues と fee の違いは?

dues は組合やクラブなどに定期的に支払う会費です。一方の fee は『pay an entrance fee.(入場料を払う)』のように、特定のサービスや入場に対する1回限りの料金を指します。

Q. pay one's dues は日常会話でどう使いますか?

直訳の「会費を払う」以外に、「一人前になるために下積みを経験する」という比喩で非常によく使われます。『He paid his dues as an assistant.(彼は助手として下積みを積んだ)』のように表現します。

Q. dues は単数形の due とどう違いますか?

単数形の due は「支払期日が来て」という形容詞や、「当然与えられるべきもの」という名詞として使われます。会費を意味する場合は必ず複数形の『annual dues(年会費)』の形になります。

Q. ビジネスシーンでよく使う dues の表現は?

毎年支払う『annual dues(年会費)』や、会員資格を維持するための『membership dues(会員費)』が定番です。『We need to collect the membership dues.』のように使います。

CHECK QUIZ

Q: タクシーの「運賃」を支払う場合に最適な名詞は?

Q: 「He has finally paid his dues.」の文脈として最も自然な意味は?

Q: 次の空欄に入る適切な動詞の形は?「The annual membership dues ( ) 100 dollars.」