downside
- (名)欠点、マイナス面
- (名)下落リスク、損失の可能性
発音のコツ
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「ダウンサイド」と平坦に読まず、最初の「daʊn」に強勢(アクセント)を置きます。「ダ」の音から滑らかに「ウ」へ移行する二重母音 /aʊ/ を意識し、口を大きく開けてからすぼめましょう。後半の「saɪd」も「サ」から「イ」へ二重母音で繋ぎ、最後の /d/ は喉を震わせず舌先で軽く弾く程度で終わらせると自然な英語に聞こえます。
活用形
- 複数形
- downsides
コアイメージ
物事の「下側」や「下落傾向」から転じて、マイナスな面や欠点を示すことがコアイメージです。計画やアイデアの良い面に対して、悪い面やリスクを客観的に指摘したい時に使います。
downsideの意味・例文
名詞
欠点、マイナス面
The negative part or disadvantage of a situation.
The only downside to this plan is the cost.
この計画の唯一の欠点は費用です。
the only downside(唯一の欠点)は非常に頻出する組み合わせです。
We must consider the downside of this merger.
私たちはこの合併のマイナス面を考慮しなければなりません。
決定を下す前に悪い側面を検討する文脈で使われます。
Working from home is great, but the downside is feeling lonely.
在宅勤務は最高だけど、欠点は孤独を感じることかな。
良い面を認めた上で、ネガティブな側面を付け加える時に便利です。
下落リスク、損失の可能性
The potential for a decline in value or a negative outcome.
The company is trying to protect investors from downside risk.
その企業は投資家を下落リスクから守ろうとしています。
株価や資産価値が下がる危険性を指す専門用語として使われます。
We need to limit our downside before investing.
投資する前に下値リスクを限定する必要があります。
limit the downside で「損失を最小限に抑える」という意味になります。
The economic model evaluates both the upside and the downside.
その経済モデルは上振れと下振れの両方を評価します。
upside(上振れ)と対比させて分析する際によく登場します。
語源
downside は down(下へ)と side(側・面)から成り立っています。もともとは物理的な「下側」を意味していましたが、ビジネスや金融の分野で「価格の下落リスク」を指すようになり、そこから一般化して物事の「欠点」や「マイナス面」を表すようになりました。反対の意味を持つ関連語に upside(良い面)があります。
派生語・ファミリー
downsideの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
downside は主に状況や計画のマイナス面を、disadvantage は他と比べた時の不利な条件を、drawback は良いものに付随する避けられない欠点を指します。
よくある間違い
× The downsides of this plan is the cost. ○ The downside of this plan is the cost. → 特定の1つの欠点を指摘する場合は単数形の downside を使い、動詞も is に合わせます。
× What is the downside about living here? ○ What is the downside of living here? → 「〜の欠点」と言う時は前置詞 of または to を使います。about は不自然に聞こえます。
コラム
豆知識
1970 年代のウォール街(金融界)で、株価の「下値リスク」を表す専門用語として使われ始めたのが downside の起源です。その後、1980 年代にかけて一般のビジネス用語として広まり、現在では日常会話でも「計画のマイナス面」という意味で定着しました。
リアルな使われ方
ネイティブは悪いニュースを伝える時のクッション言葉として「On the downside,...(マイナス面としては…)」をよく使います。先に良いニュース(On the upside,...)を伝えた後で、対比として欠点を述べるのが定番のコミュニケーション術です。
映画・音楽での使われ方
ビジネス書や自己啓発本では、あえて欠点を活かす意味で『The Upside of Your Dark Side』(ネガティブな感情のプラス面)のようなタイトルが好まれます。この upside と downside の対比は、英語の書籍や記事のタイトルで頻繁に使われる定番の言葉遊びです。
イディオム・定型句
マイナス面としては、悪い点では
“On the downside, it takes longer to arrive.”
損失を最小限に抑える
“Investors always try to protect the downside.”
デメリットが一切ない
“Trying this new method has absolutely no downside.”
downsideを使った会話例
プロジェクト会議で新しいソフトウェアの導入を検討中
The new software will significantly improve our workflow.
That sounds promising. But what is the main drawback?
The only downside is that the initial cost is quite high.
I see. We need to protect the downside before making a decision.
Exactly. However, the upside is that it saves time in the long run.
Let's analyze both sides carefully in our next meeting.
文化的背景
欧米のビジネスシーンでは、リスク管理が非常に重視されるため、提案を行う際には必ず downside(マイナス面)と upside(プラス面)の両方を提示することが求められます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. downside とは?
物事の「欠点」や「マイナス面」を指す名詞です。『The only downside is the price.(唯一の欠点は価格だ)』のように、良い面と対比して悪い点を指摘する時によく使われます。
Q. downside と drawback の違いは?
どちらも欠点を意味しますが、drawback は「基本的には良いものに付随する残念な点」というニュアンスが強くなります。『The main drawback is its weight.(主な欠点はその重さだ)』のように使います。
Q. downside はビジネスでどのように使われますか?
金融や投資の文脈で「下落リスク」や「損失の可能性」という意味で頻出します。『We need to limit the downside risk.(下値リスクを限定する必要がある)』のような表現が定番です。
Q. downside をフォーマルに言い換えると?
状況の不利な点を論理的に述べる場合は disadvantage が適しています。『The main disadvantage of this approach is...(この手法の主な欠点は…)』のように、ビジネス文書で好まれます。
Q. downside を使った有名な表現は?
『on the downside(マイナス面としては)』が代表的です。『On the downside, it takes more time.』のように、良い面を述べた後に欠点を補足する接続表現として会話で頻出します。
CHECK QUIZ
Q: 他と比べた時の「不利な条件」を表すのに最適な名詞は?
Q: 「この計画の欠点」を英語にする時の自然な前置詞は?
Q: 金融ニュースでの「downside risk」の意味として正しいのは?