donor
- (名)提供者、ドナー
- (名)寄付者、寄贈者
発音のコツ
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donor は最初の「o」にアクセントを置き、「ドウナァ」のように発音します。「ド」の母音は二重母音なので、口を動かしながら「オゥ」としっかり響かせてください。後半の「nor」は力を抜いた曖昧な音にし、舌を軽く丸めてRの音を作ります。日本語の「ドナー」と平坦にならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- donors
コアイメージ
自身の体の一部や資金などを、無償で提供する人がコアイメージです。主に医療現場での臓器・血液提供や、慈善活動への寄付について話す時に使います。
donorの意味・例文
名詞
提供者、ドナー
A person who provides blood, an organ, or tissue for medical use.
A suitable donor was finally found for the heart transplant.
心臓移植のための適合するドナーがついに見つかりました。
臓器移植の文脈で、適合する提供者を指す際に頻出します。
He is a regular blood donor at the local hospital.
彼は地元の病院の定期的な献血者です。
blood donor で「献血者」を表す日常的な表現です。
The clinic strictly protects the privacy of the sperm donor.
そのクリニックは精子提供者のプライバシーを厳格に保護しています。
生殖医療における提供者を指す専門的な用法です。
寄付者、寄贈者
A person or organization that gives money or goods for a good cause.
An anonymous donor contributed a million dollars to the charity.
匿名の寄付者がその慈善団体に100万ドルを寄付しました。
名前を明かさずに寄付を行う人を anonymous donor と呼びます。
The museum relies heavily on wealthy donors.
その博物館は裕福な寄付者に大きく依存しています。
非営利組織の資金源となる支援者を指します。
The university held a special dinner to thank its major donors.
大学は主要な寄付者に感謝するための特別な晩餐会を開きました。
大口の寄付者を major donor と表現します。
語源
donor はラテン語の donare(与える)と、行為者を表す接尾辞 -or(〜する人)から成り立っています。自らのものを他者に与える人という成り立ちから、現在の「寄贈者」「ドナー」という意味に発展しました。同じ donare(与える)の語根を持つ関連語には、donate(寄付する)があります。
派生語・ファミリー
donorの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
donor は無償で資金や臓器を提供する人、sponsor は見返りや宣伝効果を期待して資金援助する人、contributor は資金だけでなく時間やアイデアを提供する貢献者を指します。
よくある間違い
× We need more organ donators. ○ We need more organ donors. → 動詞 donate の行為者は donator ではなく donor となります。
× He is a blood donor to the hospital. ○ He is a blood donor for the hospital. → 寄付先を示す前置詞は for です。to は動詞 donate と結びつきます。
コラム
豆知識
臓器移植の歴史において、最初の成功例といわれる 1954 年の腎臓移植では、一卵性双生児の兄弟が donor(提供者)と recipient(受容者)になりました。医学の進歩とともに donor の重要性は増しており、現在でも多くの命を救う鍵となっています。
リアルな使われ方
災害や社会問題が続くと、慈善団体からの寄付要請が重なり、人々の寄付意欲が低下することがあります。これをネイティブは donor fatigue(寄付疲れ)と呼びます。ニュースや社会学の文脈で、社会の支援疲れを議論する際によく使われる実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
カズオ・イシグロの小説を映画化した『Never Let Me Go(わたしを離さないで)』では、若者たちが臓器の donor(提供者)として育てられる過酷な運命が描かれています。作品全体を通して、この単語が持つ重い意味合いが重要なキーワードとなっています。
イディオム・定型句
誰にでも血液を提供できる万能供血者
“Type O negative is known as the universal donor.”
臓器提供の意思を表示するカード
“Please carry your donor card in your wallet.”
度重なる寄付要請による寄付意欲の低下
“Charities are worried about donor fatigue this year.”
donorを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
The charity event was a huge success. We raised a lot of money.
That is great news. Did we get any support from major donors?
Yes, an anonymous donor contributed ten thousand dollars.
Wow, that is amazing. I thought people were suffering from donor fatigue.
Some are, but our cause really resonated with them. We also had a corporate sponsor cover the venue costs.
Perfect. Let's send thank-you notes to everyone next week.
文化的背景
欧米ではチャリティーの文化が根付いており、個人が高額の寄付を行うことが一般的です。また、運転免許証の裏面に臓器提供の意思表示欄がある国も多く、donor という言葉は日常的に目にします。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. donor とは?
医療目的で臓器や血液を提供する人、または慈善活動で資金を提供する人のことです。『She is a regular blood donor.(彼女は定期的な献血者です)』のように使います。
Q. donor と sponsor の違いは?
donor は純粋に無償で提供する寄付者です。一方の sponsor は企業などが宣伝や見返りを期待して資金を出すスポンサーを指し、『a corporate sponsor(企業スポンサー)』のように使います。
Q. 医療以外の場面でも使えますか?
はい、大学や美術館、慈善団体への資金提供者を指す時にも頻繁に使われます。『An anonymous donor gave a million dollars.(匿名の寄付者が100万ドルを寄付した)』のように使います。
Q. universal donor とはどういう意味ですか?
血液型がO型で、理論上誰にでも輸血できる「万能供血者」のことです。『Type O negative is the universal donor.(O型Rhマイナスは万能供血者です)』のように使います。
Q. donate を「寄付する人」にする時、donator と donor どちらが正しいですか?
donor が一般的で正しい形です。donator は辞書に載っていることもありますが、現代英語ではほとんど使われません。『We need more organ donors.(もっと多くの臓器提供者が必要です)』と表現しましょう。
CHECK QUIZ
Q: 企業が自社の宣伝効果を期待してイベントに資金を出す場合の「出資者」に最適なのは?
Q: 「彼は匿名の寄付者です」の自然な表現は?
Q: 病院で「universal donor」と言われた場合、その人の特徴は?