degree
- (名)物事が起こる程度、度合い
- (名)温度や角度を表す単位の度
- (名)大学を卒業して得られる学位
発音のコツ
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degree は後ろの「gree」にアクセントを置きます。最初の「de」は力を抜いて「ディ」と短く発音し、後半の「gree」は「r」の音を意識しながら舌を丸め、母音を「イー」と長めに伸ばします。「ディグリー」と平坦で短いカタカナ読みにならないよう、後半をしっかり強調して伸ばすのが自然に聞こえるポイントです。
活用形
- 複数形
- degrees
コアイメージ
段階的な目盛りや水準、そこから測られる「程度」や「段階」がコアイメージです。物事の度合いや、温度・角度の単位、大学の学位を表す時に使います。
degreeの意味・例文
名詞
物事が起こる程度、度合い
The amount, level, or extent to which something happens or is present.
I agree with your opinion to some degree.
あなたの意見にある程度賛成します。
to some degree は「ある程度」という意味の頻出表現です。
This project requires a high degree of accuracy.
このプロジェクトには高度な正確さが求められます。
a high degree of で「高度な〜」「高い程度の〜」を表します。
The patients experienced varying degrees of pain.
患者たちはさまざまな程度の痛みを経験しました。
varying degrees は「さまざまな程度」を意味する便利な表現です。
温度や角度を表す単位の度
A unit of measurement for temperature, angles, or latitude and longitude.
The water boils at 100 degrees Celsius.
水は摂氏100度で沸騰します。
Celsius(摂氏)や Fahrenheit(華氏)と組み合わせて使います。
The triangle has an angle of 90 degrees.
その三角形は90度の角度を持っています。
図形や方向転換における角度の大きさを表す最も一般的な使い方です。
You need to turn the knob 180 degrees.
つまみを180度回す必要があります。
turn 180 degrees で「180度回転する」という意味になります。
大学を卒業して得られる学位
A qualification given to a student after completing a course of study.
She holds a master's degree in economics.
彼女は経済学の修士号を持っています。
degree in 〜 で「〜学の学位」という専攻分野を表します。
A bachelor's degree is required for this job.
この仕事には学士号が必要です。
bachelor's degree は「学士号」を指す表現として頻出します。
He went back to college to get his degree.
彼は学位を取るために大学に戻りました。
get a degree で「学位を取得する」という定型フレーズになります。
語源
degree は接頭辞 de-(下へ)とラテン語の gradus(歩み、段階)から成り立っています。階段を一段ずつ降りる・昇るような「段階」という成り立ちから、現在の「程度」や「学位」という意味に発展しました。同じ gradus(段階)の語根を持つ関連語には、grade(等級、成績)があります。
派生語・ファミリー
degreeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
degree は段階的な目盛りやそこから測られる度合いを、extent は影響が及ぶ広がりや範囲の限界を、level は上下の位置関係や一定の基準から見た水準をそれぞれ表します。
よくある間違い
× I have a license of engineering. ○ I have a degree in engineering. → 大学の専攻を終えて得た「学位」には degree を使い、前置詞は in になります。
× It is 30 degree today. ○ It is 30 degrees today. → 1度を超える場合は必ず複数形の degrees にします。単数形にすると不自然です。
コラム
豆知識
degree の語源であるラテン語の gradus(段階)は、階段を意味する言葉でもありました。中世の大学では、学問の階段を一つずつ昇っていく過程を「degree(学位)」と呼ぶようになり、現在でも教育の達成度を表す言葉として使われています。
リアルな使われ方
日常会話で「ある程度はね」と曖昧に同意または返答する際、ネイティブは単独で「To some degree.」と言うことがよくあります。完全に賛成はできないけれど、部分的には理解できるという絶妙なニュアンスを伝えられる便利なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
1990年代の人気ボーイズグループ「98 Degrees(ナインティーエイト・ディグリーズ)」は、人間の平熱(華氏98.6度)に近い温度をグループ名に採用しました。音楽に対する熱い情熱を表現したユニークなネーミングとして知られています。
イディオム・定型句
ある程度、いくぶん
“I agree with your proposal to some degree.”
極限まで、とことん
“He is a perfectionist to the nth degree.”
徐々に、少しずつ
“The weather is getting warmer by degrees.”
degreeを使った会話例
木曜の午後、キャンパスのカフェで友人と
I heard you finally got your master's degree in economics.
Yes, it took a lot of effort to reach that level.
I respect your dedication to some degree.
Thanks! By the way, it is almost 35 degrees today.
The extent of this heat wave is completely crazy.
Definitely. Let's grab a cold drink and cool down.
Sounds like a really great plan.
I know a nice cafe nearby.
文化的背景
温度を表す際、アメリカでは華氏(Fahrenheit)が使われますが、日本やイギリスを含む多くの国では摂氏(Celsius)が一般的です。単に degrees と言うと、地域によって想定される温度スケールが全く異なるため、海外での会話では注意が必要です。
よくある質問
Q. degree とは?
段階的な目盛りや水準から測られる「程度」や「学位」を表す名詞です。『I agree to some degree.(ある程度同意します)』のように、物事の度合いを示す際によく使います。
Q. degree と level の違いは?
degree は段階的な「度合い」に焦点が当たります。一方の level は上下の位置関係や「水準」を強調し、『The water level is high.(水位が高い)』のように使います。
Q. 「摂氏」と「華氏」はどう表現しますか?
温度の単位として使う場合は、数字の後に degrees を置き、その後に Celsius(摂氏)や Fahrenheit(華氏)を続けます。『It is 30 degrees Celsius today.』のように表現します。
Q. 「大学の学位」はどう表現しますか?
「〜学の学位」と言うときは前置詞 in を使います。『She has a master's degree in economics.(彼女は経済学の修士号を持っている)』は自己紹介で頻出の表現です。
Q. to some degree を言い換えると?
同じ「ある程度」という意味を持つ to some extent に言い換えられます。『It is true to some extent.』のように、影響の範囲や広がりを少し強調したい時に便利です。
CHECK QUIZ
Q: 「経済学の学位」の自然な表現は?
Q: 「to the nth degree」の意味は?
Q: 「被害の『全容(範囲)』がわからない」に最適な名詞は?