deficiency
- (名)不足、欠乏症
- (名)欠陥、不十分な点
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
deficiency は第 2 音節の「fi」にアクセントを置きます。最初の「de」は力を抜いて「ディ」と短く発音し、「ciency」の部分は唇を少し前に突き出して「シャ」と「シュ」の中間のような「ʃən」にし、最後に軽く「スィ」を添えます。「デフィシェンシー」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意してください。
活用形
- 複数形
- deficiencies
コアイメージ
健康や成長に不可欠なもの、または本来あるべき機能が足りていない状態がコアイメージです。栄養不足やシステムの欠陥など、基準に満たない状態を指摘する時に使います。
deficiencyの意味・例文
名詞
不足、欠乏症
A lack or shortage of something essential to health.
A severe vitamin deficiency can cause serious health problems.
深刻なビタミン欠乏症は重大な健康問題を引き起こす可能性があります。
医学的な文脈での欠乏症を表す最も一般的な用法です。
The report highlights the iron deficiency among young children.
その報告書は幼児における鉄分不足を強調しています。
iron deficiency(鉄分不足)は頻出の組み合わせです。
I am experiencing sleep deficiency and feel tired today.
睡眠不足を感じていて、今日は疲れています。
睡眠など、健康に必要なものが足りない状態にも使います。
欠陥、不十分な点
A failing or shortcoming in a system, plan, or ability.
We must address the deficiencies in our current security system.
現在のセキュリティシステムにおける欠陥に対処しなければなりません。
組織やシステムの不備を指摘する際に使われます。
The committee pointed out a major deficiency in the original plan.
委員会は当初の計画にある大きな欠陥を指摘しました。
論理や計画の弱点を客観的に述べる表現です。
The test revealed a deficiency in his reading comprehension skills.
そのテストは彼の読解力における不足を明らかにしました。
能力やスキルの不十分な部分を示す文脈で適しています。
語源
接頭辞 de-(離れて、下へ)と facere(作る、なす)から派生したラテン語 deficere(不足する)が語源です。本来あるべき状態から離れて作られたため、基準に満たないという成り立ちから、現在の「欠如・不足」という意味に発展しました。同じ facere(作る)の語根を持つ関連語には、efficient(効率的な)があります。
派生語・ファミリー
deficiencyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
deficiency は健康や機能に必要なものの欠如や欠陥を、shortage は需要に対する供給の不足を、lack は必要なものが全くないか足りない状態を広く表します。
よくある間違い
× There is a severe deficiency of water in the city. ○ There is a severe shortage of water in the city. → 資源や物資の供給不足には shortage を使います。deficiency は栄養や機能の欠陥に使います。
× He has a lack of vitamin C. ○ He has a vitamin C deficiency. → 栄養素の不足や欠乏症を表す際は、医学的な響きを持つ deficiency を使うのが自然です。
コラム
豆知識
免疫不全を意味する immune deficiency は、後天性免疫不全症候群(AIDS: Acquired Immune Deficiency Syndrome)の「D」の部分にあたります。この病名が世界的に知れ渡ったことで、医学用語としての deficiency の認知度も大きく上がりました。
リアルな使われ方
ネイティブは健康の話題でこの単語をよく使います。「I think I have a vitamin D deficiency.(ビタミン D 不足だと思う)」のように、日照時間が短い冬場などに体調不良の理由として日常的に口にする実用的な単語です。
映画・音楽での使われ方
医療ドラマ『Dr.HOUSE(House M.D.)』などの作品では、謎の症状の原因として様々な deficiency(欠乏症)が頻繁に登場します。専門的な響きを持つ単語ですが、海外の医療ドラマ好きなら何度も耳にするはずです。
イディオム・定型句
不足を補う
“You should take supplements to make up for a vitamin deficiency.”
免疫不全
“The patient was diagnosed with a rare immune deficiency.”
deficiencyを使った会話例
オフィスでシステムの監査結果について
Did you review the recent audit report?
Yes, it pointed out several deficiencies in our security system.
We need to correct each deficiency before the next major update.
I agree. The lack of data encryption is the biggest problem.
Also, they mentioned a shortage of IT staff to handle incidents.
We definitely need to hire more engineers to make up for the deficiency.
文化的背景
医療や健康への関心が高い現代の英語圏では、vitamin deficiency(ビタミン不足)や sleep deficiency(睡眠不足)といった表現が日常会話でも頻出します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. deficiency とは?
健康や成長に不可欠なもの、または本来あるべき機能が足りていない状態を指す名詞です。『He has an iron deficiency.(彼は鉄分不足です)』のように医療や健康の文脈で頻出します。
Q. deficiency と deficit の違いは?
deficiency は栄養不足やシステムの質的な欠陥を表します。一方の deficit は財政赤字や貿易赤字など、主に金額や数値的な不足額を指します。『a budget deficit(予算の赤字)』のように使い分けます。
Q. deficiency はどんな場面で使いますか?
ビタミン不足などの医療・健康の話題や、ビジネスでシステムの欠陥を指摘する場面で使います。『correct the deficiencies in the system(システムの欠陥を是正する)』はビジネスでよく使われる表現です。
Q. deficiency の形容詞形は?
形容詞形は deficient です。『His diet is deficient in iron.(彼の食事は鉄分が不足している)』のように、前置詞 in と結びついて「〜が不足している」という定型表現を作ります。
Q. deficiency の対義語は?
対義語には excess(過剰)や sufficiency(十分)があります。『an excess of calories(カロリーの過剰摂取)』のように、必要な量を超えて多すぎる状態を表す際に excess を使います。
CHECK QUIZ
Q: 「今年の夏は深刻な水不足だ」の自然な表現は?
Q: 「鉄分不足に悩まされている」の空欄に入る語は? He suffers from an iron ( ).
Q: 「彼の食事はビタミンが不足している」の空欄に入る語は? His diet is ( ) in vitamins.