decision
- (名)決定、決断
- (名)決断力、果断さ
- (名)判決、裁定
発音のコツ
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decision は2音節目の「ci」にアクセントを置きます。最初の「de」は力を抜いて「ディ」と短く発音し、続く「ci」は「シ」と強く発音します。日本人がつまづきやすいのは「sion(ʒən)」の部分で、「ション」ではなく濁った「ジョン」になります。舌を上顎に近づけて摩擦音を出しながら、曖昧な母音で終わらせるのがコツです。
活用形
- 複数形
- decisions
コアイメージ
複数の選択肢から一つを選び出し、心を決めることがコアイメージです。迷いや議論の末に、明確な結論や方針を打ち出したい時に使います。
decisionの意味・例文
名詞
決定、決断
A choice or judgment that you make after thinking.
We need to make a decision by tomorrow.
明日までに決定を下す必要があります。
make a decision は最も頻出する組み合わせです。
Buying a house is a big decision.
家を買うことは重大な決断です。
人生の大きな選択肢について話す時に使います。
I regret my decision to cut my hair.
髪を切るという決断を後悔しています。
自分の取った行動や選択を振り返る場面で便利です。
The committee will announce its final decision next week.
委員会は来週、最終決定を発表します。
組織や団体が公式な方針を定める場面で適しています。
決断力、果断さ
The ability to decide quickly and without hesitation.
A good leader must act with decision.
優れたリーダーは決断力を持って行動しなければなりません。
迷わずに素早く判断する能力を指します。
He showed great decision in a time of crisis.
彼は危機の時に素晴らしい決断力を示しました。
困難な状況で毅然とした態度をとることを称賛します。
The government was criticized for its lack of decision.
政府は決断力の欠如を批判されました。
優柔不断な態度を指摘する報道でよく使われます。
判決、裁定
An official or legal judgment.
The Supreme Court handed down its decision today.
最高裁判所は本日、判決を下しました。
法的な効力を持つ公式な判断を表します。
We have to respect the referee's decision.
私たちは審判の裁定を尊重しなければなりません。
スポーツの試合における判定にも使われます。
The judge's decision is final and binding.
裁判官の判決は最終的であり、拘束力を持ちます。
覆すことのできない法的な結論を示します。
語源
decision は接頭辞 de-(離れて)とラテン語の語根 caedere(切る)から成り立っています。迷いや他の選択肢を「切り離す」ことで心が一つに定まるという成り立ちから、現在の「決定」という意味に発展しました。同じ caedere(切る)の語根を持つ関連語には、precise(正確な)があります。
派生語・ファミリー
decisionの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
decision は考え抜いて方針を定めること、choice は複数の選択肢から好みのものを選ぶこと、resolution は固い決意や問題の最終的な解決を表します。
よくある間違い
× I have to do a decision today. ○ I have to make a decision today. → decision という行為をゼロから作り出すため、動詞は make を使います。
× I made a decision of moving to Tokyo. ○ I made a decision to move to Tokyo. → decision の後に内容を続ける場合は、前置詞 of ではなく to 不定詞を使います。
コラム
豆知識
decision の語源であるラテン語の caedere は「切る」を意味します。つまり、決定を下すということは「他の選択肢や迷いをスパッと断ち切る」行為だと言えます。日本語の「決断」という言葉も「決めて断つ」と書くため、洋の東西を問わず、心を決めることの本質は同じであることが分かります。
リアルな使われ方
ネイティブは「決定を下す」と言う時、日常会話でもビジネスでも make a decision を頻繁に使います。さらにフォーマルな場面で「結論に達する」と言いたい時は、reach a decision や come to a decision という表現を使います。会議の締めくくりに重宝する定型句です。
映画・音楽での使われ方
1996 年のアクション映画『エグゼクティブ・デシジョン(Executive Decision)』のタイトルは、大統領などの最高権力者が下す「重大な決断」を意味します。テロリストにハイジャックされた飛行機を撃墜するかどうかという、究極の選択を迫られる緊迫した状況を見事に表したタイトルです。
イディオム・定型句
瞬時の判断、とっさの決断
“The pilot had to make a split-second decision.”
十分な情報に基づいた決定
“Read the manual to make an informed decision.”
決断疲れ
“Shopping for hours gave me decision fatigue.”
decisionを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Have you made a decision on the new marketing tool?
Not yet. It is a tough decision because both options are good.
I understand. Do you need more time to make an informed decision?
Yes. I want to avoid decision fatigue, but I need to compare the costs.
Take your time. It is a big choice for our team's budget.
Thanks. I will reach a decision by tomorrow afternoon.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。欧米のビジネス文化では、迅速な意思決定や明確な決断力がリーダーシップの重要な要素として高く評価される傾向があります。優柔不断であること(indecision)はネガティブに捉えられがちです。
よくある質問
Q. decision とは?
複数の選択肢から考え抜いて一つを定めることです。『I made a decision to quit.(辞める決断をした)』のように使います。
Q. decision はどうやって動詞と組み合わせますか?
「決定を下す」と言う時は make を使います。『We will make a decision tomorrow.(明日決定を下します)』のように、ビジネスでも日常でも頻出する組み合わせです。
Q. decision と choice の違いは?
decision は思考や議論を経て方針を定める行為です。一方の choice は目の前にある選択肢から選ぶ行為で、『It is your choice.(それはあなたの選択だ)』のように使います。
Q. 「決断疲れ」は英語で何と言いますか?
英語では decision fatigue と表現します。『I am suffering from decision fatigue.(決断疲れに悩まされている)』のように、選択肢が多すぎて疲弊した状態を指します。
Q. decision の形容詞形や動詞形は?
動詞は decide(決定する)、形容詞は decisive(決定的な・決断力のある)です。『He took decisive action.(彼は断固たる行動をとった)』のように変化させて使えます。
CHECK QUIZ
Q: 「重大な決定を下す」の自然な動詞は?
Q: メニューを見て「どれにするか選ぶ」時に適した単語は?
Q: 「会社を辞める決断」の正しい形は?