coward

  • ()臆病者、ひきょう者
UK/ˈkaʊərd/

発音のコツ

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coward は最初の母音「aʊ」にアクセントを置きます。「カ」と口を大きく開けた後、唇を丸めて「ウ」と発音する二重母音を意識してください。続く「ard」は口をリラックスさせて曖昧な「ァ」を出し、最後に舌先を上の歯茎の裏に当てて弱く「d」と弾きます。「カワード」と平坦に伸ばさないよう注意しましょう。

活用形

複数形
cowards

コアイメージ

危険や困難に直面したときに、勇気がなく逃げ腰になってしまう人がコアイメージです。恐怖から行動を起こせない人や、卑劣な振る舞いをする人を強く非難する時に使います。

cowardの意味・例文

名詞

可算

臆病者、ひきょう者

A person who lacks courage in facing danger, difficulty, or pain.

日常会話

He is such a coward that he avoids any conflict.

彼は争いごとをすべて避けるほどの臆病者です。

困難や対立から逃げる人を指す典型的な使い方です。

ニュース

The attack on unarmed civilians was the act of a coward.

非武装の市民への攻撃はひきょう者の行為でした。

卑劣な行いを強く非難する文脈で頻出します。

SNS・カジュアル

Don't be a coward and just text her!

臆病風に吹かれてないで、彼女にメッセージを送りなよ!

日常の些細な勇気が出ない相手を叱咤激励する際にも使います。

ビジネス

A true leader is not a coward in times of crisis.

真のリーダーは危機の時に臆病者にはなりません。

責任から逃げない姿勢を強調する場面で役立ちます。

語源

ラテン語で「尻尾」を意味する cauda が語源です。犬などの動物が怯えて尻尾を後ろ足の間に巻き込んでいる様子から、「臆病者」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、元々「動物の尻尾」を意味し、現在では「順番待ちの列」を表す queue があります。

派生語・ファミリー

名詞cowardice
形容詞cowardly
副詞cowardly

cowardの使い方

よく使う組み合わせ

act like a coward (臆病者のように振る舞う)call someone a coward (人を臆病者呼ばわりする)feel like a coward (自分が臆病者に思える)a moral coward (道徳的勇気のない人)turn coward (臆病風に吹かれる)

使い分け

coward は危険や困難から逃げる卑怯な人を、scaredy-cat は子供っぽく怖がる人を、wimp は体力や精神力が弱く弱音を吐く人を指します。

He is a coward who betrayed his friends.

仲間を裏切るような卑怯な人という強い非難のニュアンスです。

scaredy-cat

My sister is a scaredy-cat about bugs.

虫や雷などを怖がる子供っぽい可愛らしいニュアンスです。

wimp

Don't be a wimp and lift this box.

体力や気力がなく、すぐに弱音を吐く人を指すカジュアルな表現です。

よくある間違い

× He is very coward. ○ He is very cowardly. → coward は名詞なので、very などの副詞で直接修飾できません。形容詞の cowardly を使います。

× Don't be coward! ○ Don't be a coward! → coward は可算名詞なので、単数形には必ず a を付ける必要があります。

コラム

豆知識

ラテン語の cauda(尻尾)が語源です。怯えた犬が尻尾を後ろ足の間に巻き込んで逃げる様子から生まれました。ちなみに、同じ語根を持つ単語には queue(列)があり、こちらも元々は「動物の尻尾」を意味していましたが、人々が長く連なる様子から現在の意味になりました。

リアルな使われ方

ネイティブは困難から逃げる安易な選択肢を the coward's way out(卑怯者の逃げ道)と呼びます。例えば、直接相手に別れを告げずにSNSでブロックするような行為に対して、「それは卑怯なやり方だ」と非難する際に使われる実用的な表現です。

映画・音楽での使われ方

映画『オズの魔法使い(The Wizard of Oz)』には、「臆病なライオン(The Cowardly Lion)」という有名なキャラクターが登場します。百獣の王でありながら cowardice(臆病さ)に悩み、勇気を求めて旅をする姿が描かれています。

イディオム・定型句

ことわざCowards die many times before their deaths.

臆病者は死ぬまでに何度も死の恐怖を味わう

Remember that cowards die many times before their deaths.

イディオムcoward's way out

安易な逃げ道、卑怯なやり方

Quitting now is taking the coward's way out.

定型句play the coward

臆病な振る舞いをする

He decided not to play the coward this time.

cowardを使った会話例

週末のアウトドアで、バンジージャンプのジャンプ台にて

A

I don't think I can do this. I'm such a coward.

B

Don't say that. It's totally normal to be scared.

A

But everyone else jumped without hesitation. I feel like a wimp.

B

Taking the coward's way out is fine today. We can just watch.

A

No, I don't want to live with my cowardice. I will jump!

B

That's the brave spirit! I'll be right behind you.

文化的背景

英語圏において「勇気(courage)」は非常に高く評価される美徳であるため、その対極にある coward(卑怯者、臆病者)は人間性を根本から否定するほどの強い侮蔑語になります。親しい間の軽いからかいには使わないよう注意が必要です。

よくある質問

Q. coward とは?

危険や困難を恐れて逃げてしまう「臆病者」のことです。『He called me a coward.(彼は私を臆病者呼ばわりした)』のように、相手を非難する際によく使われます。

Q. coward と chicken の違いは?

coward はやや硬い表現で道徳的な非難を含みますが、chicken は日常会話で使われるカジュアルなスラングです。『Are you a chicken?(ビビってるの?)』のようにからかう時に使います。

Q. coward は形容詞として使えますか?

coward は名詞であるため、『He is coward.』とは言えません。形容詞として使う場合は cowardly を用いて、『That was a cowardly act.(それは卑怯な行為だった)』と表現します。

Q. coward の名詞形(抽象名詞)は何ですか?

「臆病さ」という性質を表す抽象名詞は cowardice です。『He showed his cowardice.(彼は臆病さを露呈した)』のように、いざという時に勇気を出せなかった状態を指します。

Q. coward は軽い冗談で使えますか?

coward は「卑怯者」という強い非難のニュアンスを持つため、冗談には不向きです。軽くからかう場合は『Don't be a wimp.(弱音を吐くなよ)』などの表現を選ぶのが無難です。

CHECK QUIZ

Q: 「彼は卑怯な行動をとった」の自然な英語は?

Q: お化け屋敷を怖がる友人を軽くからかうのに最適な語は?