confidentiality
- (名)機密性、守秘義務
発音のコツ
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confidentiality は /kɑ̀nfədènʃiǽləti/ と発音します。最も強く読まれるのは「a」の部分(/æ/)で、口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出します。前半の「con」にも第二アクセントがあり、「カン」に近い音になります。「シァリティ」の部分はリズミカルに発音しましょう。
活用形
- 複数形
- confidentialities
- 通常は不可算名詞ですが、複数の機密事項を指す場合は複数形になります
コアイメージ
信頼関係に基づいて、重要な情報を外部に漏らさず秘密にしておく状態がコアイメージです。ビジネスや医療、法律の分野で、情報を取り扱う際のルールや義務について話す時に使います。
confidentialityの意味・例文
名詞
機密性、守秘義務
A situation in which you expect information to be kept secret.
We signed a confidentiality agreement before the meeting.
私たちは会議の前に秘密保持契約書に署名しました。
ビジネス取引を始める際の定型的な表現です。
The participants were assured of strict confidentiality.
参加者には厳格な機密保持が保証されました。
研究や調査において個人情報を守る文脈で使われます。
The company was sued for a breach of confidentiality.
その企業は守秘義務違反で提訴されました。
情報漏洩などの法的トラブルを報じる際に頻出します。
You must maintain client confidentiality at all times.
常に顧客の機密性を保持しなければなりません。
弁護士や医師などの職業倫理を説明する際に適しています。
語源
confidentiality は、接頭辞 con-(完全に)とラテン語の fidere(信じる)に由来します。お互いに完全に信じ合い、秘密を共有するという成り立ちから、現在の「機密性」や「守秘義務」という意味に発展しました。同じ fidere(信じる)の語根を持つ関連語には、confidence(自信、信頼)があります。
派生語・ファミリー
confidentialityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
confidentiality は信頼関係に基づく職務上の秘密保持を、secrecy は意図的に情報を隠す行為全般を、privacy は個人の私生活や個人情報を守る権利を指します。
“The project was developed in absolute secrecy.”
→ 意図的に存在や内容を誰にも知られないように隠すニュアンスです。
よくある間違い
× We signed a secret agreement. ○ We signed a confidentiality agreement. → ビジネスや法律で交わす正式な秘密保持契約には confidentiality を使います。
× He broke the confidentiality. ○ He breached confidentiality. → 守秘義務や契約を破る場合は、break よりもフォーマルな breach を使うのが自然です。
コラム
豆知識
語源の fidere(信じる)は、犬の名前として有名な「Fido(ファイド)」の由来でもあります。飼い主に忠実で信頼できる存在だからです。confidentiality の根底には、単に情報を隠すだけでなく、相手との深い信頼関係があることが分かります。
リアルな使われ方
ビジネスの現場では、confidentiality agreement(秘密保持契約)を単に NDA (Non-Disclosure Agreement) と呼ぶのが一般的です。新しい取引を始める際、「まずは NDA を結びましょう」というのは日常的なやり取りです。
映画・音楽での使われ方
人気のリーガルドラマ『Suits(スーツ)』では、弁護士と依頼人の間の「秘匿特権(attorney-client confidentiality)」を守るシーンが頻繁に登場します。法的な守秘義務がいかに重要かがよく分かる作品です。
イディオム・定型句
極秘に、厳格な守秘義務のもとで
“The matter was handled in strict confidentiality.”
守秘義務違反
“A breach of confidentiality will result in dismissal.”
秘密保持契約
“All employees must sign a confidentiality agreement.”
confidentialityを使った会話例
金曜の午後、オフィスで新しいプロジェクトについて
Before we discuss the new project, please sign this confidentiality agreement.
Of course. Is the project still in absolute secrecy?
Yes. We must maintain strict confidentiality until the official announcement.
Understood. I will not share any details with anyone.
Thank you. A breach of this agreement could cause serious issues.
Don't worry, I take information security very seriously.
文化的背景
欧米のビジネスや医療、法律の現場において、confidentiality は非常に厳格に扱われます。個人情報保護の意識が高まる現代では、契約社会を象徴する極めて重要な概念と言えます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. confidentiality とは?
信頼関係に基づいて、重要な情報を外部に漏らさず秘密にしておくことです。『We must maintain confidentiality.(機密性を保たなければならない)』のように、ビジネスや医療の場で頻出します。
Q. confidentiality と privacy の違いは?
confidentiality は職務上知り得た情報を漏らさない義務を指し、privacy は個人の私生活が守られる権利を指します。『Protecting client confidentiality is our priority.』のように使い分けます。
Q. confidentiality agreement の別の言い方はありますか?
ビジネスでは NDA(Non-Disclosure Agreement)という略語でよく言い換えられます。『Please sign the NDA before we start.』のように、日常的に使われる表現です。
Q. 「機密性を保つ」と言いたい時の定番の動詞は?
maintain や ensure がよく使われます。『We maintain strict confidentiality.(厳格な機密性を保持する)』のように、セットで覚えておくと便利です。
Q. breach of confidentiality とはどういう意味ですか?
「守秘義務違反」という意味のフォーマルな表現です。『He was fired for a breach of confidentiality.』のように、契約やルールを破った深刻な状況で使われます。
CHECK QUIZ
Q: 開発中の新製品の存在を「意図的に隠す」のに最適な名詞は?
Q: 「守秘義務違反」を表すフォーマルで自然な表現は?