common

  • ()よくある、一般的な
  • ()共通の、共同の
  • ()平凡な、ありふれた
  • ()共有地、広場
UK/ˈkɑːmən/

発音のコツ

▶ 表示する

common の発音は /ˈkɑːmən/ です。最初の「co」は日本語の「コ」と丸めず、「カ」と「コ」の中間のような音で口を縦に大きく開けて発音します。続く「m」で唇をしっかり閉じ、最後の「mon」は力を抜いた曖昧な音にして「マン」と軽く落とします。「コモン」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意してください。

活用形

複数形
commons

コアイメージ

誰もが日常的に目にする、または複数の間で分かち合っている状態がコアイメージです。日常的によく見かける出来事や、お互いに共通点があることを表現したい時に使います。

commonの意味・例文

形容詞

よくある、一般的な

Occurring, found, or done often; prevalent.

日常会話

It is common for people to drink coffee in the morning.

朝にコーヒーを飲むのは一般的なことです。

日常的に広く見られる習慣や行動を表します。

ビジネス

Back pain is a common problem among office workers.

腰痛はオフィスワーカーによくある問題です。

特定の集団の中で頻繁に発生する事象に使います。

ニュース

Colds are very common during the winter season.

冬の季節には風邪が非常によく流行します。

季節や環境によって頻発する現象を説明できます。

アカデミック

This is the most common type of blood cell.

これは最も一般的な種類の血球です。

科学的・客観的な事実として多数を占めることを示します。

共通の、共同の

Shared by, coming from, or done by more than one.

ビジネス

We are working together toward a common goal.

私たちは共通の目標に向かって協力しています。

複数の人や組織が同じ目的を持っていることを表します。

アカデミック

English is used as a common language in many countries.

英語は多くの国で共通語として使われています。

お互いを繋ぐための共有ツールとしての役割を示します。

ニュース

The two nations share a common interest in renewable energy.

両国は再生可能エネルギーにおいて共通の利益を共有しています。

国家間や企業間で利害が一致している状況に適しています。

平凡な、ありふれた

Showing no special distinction or quality; ordinary.

アカデミック

He was just a common soldier with no special rank.

彼は特別な階級を持たないただの平凡な兵士でした。

特権や特別な地位を持たない一般人であることを示します。

ビジネス

The design is rather common and lacks originality.

そのデザインはかなりありふれており、独創性に欠けています。

特別感がなく、どこにでもあるというネガティブな評価を含みます。

日常会話

It was a common mistake that anyone could make.

それは誰にでも起こり得るありふれた間違いでした。

珍しくないため、深刻に捉えすぎる必要がないことを暗示します。

名詞

可算

共有地、広場

A piece of open land for public use, especially in a village or town.

日常会話

We had a picnic on the village common yesterday.

私たちは昨日、村の広場でピクニックをしました。

地域住民が自由に使える公共の土地を指します。

アカデミック

The cows were grazing on the common.

牛たちが共有地で草を食べていました。

歴史的に家畜を放牧するために共有された土地を表します。

ニュース

They plan to build a new library near the town common.

彼らは町の広場の近くに新しい図書館を建設する計画です。

現代でも町の中心にある緑地や公園の名称として残っています。

語源

common はラテン語の com-(共に)と munis(義務・奉仕)から成り立っています。もともと「共同体で共に担う義務や役割」を意味しており、そこから「みんなで共有するもの」、さらに「社会で一般的に見られるもの」へと意味が発展しました。同じ munis の語根を持つ関連語には、community(地域社会、共同体)があります。

派生語・ファミリー

副詞commonly
名詞commonness
名詞commoner
形容詞uncommon

commonの使い方

よく使う組み合わせ

a common goal (共通の目標)a common language (共通語)a common mistake (よくある間違い)a common cold (風邪)common practice (一般的な慣行)

使い分け

common は頻度が高く広く共有されていることを、ordinary は特別ではなくありふれていることを、usual はいつも通りで予測可能であることを表します。

Colds are common in winter.

多くの人に広く見られ、発生頻度が高いニュアンスです。

It was just an ordinary day.

特別や異常なことが全くなく、平凡であるニュアンスです。

I will meet you at the usual time.

習慣としていつも決まっており、予測できるニュアンスです。

よくある間違い

× We have many things to common. ○ We have many things in common. → 「共通点がある」は have something in common という決まった形で表現します。

× It is a common sense to say hello. ○ It is common sense to say hello. → common sense(常識)は不可算名詞なので、冠詞の a を付けずに使います。

コラム

豆知識

イギリスの議会制度である The House of Commons(庶民院)は、貴族院に対する「一般市民(commoners)の議会」として誕生しました。この common には「平民の、特権を持たない」という歴史的な意味合いが含まれており、現代の民主主義の基礎となる重要な概念として定着しています。

リアルな使われ方

ネイティブの日常会話では、自分と相手の趣味や考え方が合う時に We have a lot in common.(私たちは共通点が多い)とよく言います。初対面の人と打ち解けるための便利なフレーズで、逆に全く気が合わない時は We have nothing in common. と表現して使い分けます。

映画・音楽での使われ方

2000年代にブレイクしたアメリカのラッパーに Common(コモン)というアーティストがいます。彼の名前はもともと Common Sense(常識)というステージネームでしたが、後に短縮されました。日常的でありながら社会に根ざしたメッセージを発信する彼のスタイルにぴったりの名前です。

イディオム・定型句

定型句in common

共通して、共通点がある

We have a lot in common.

定型句common sense

常識、良識

You should use your common sense.

イディオムcommon ground

共通の基盤、妥協点

They failed to find common ground.

定型句common knowledge

周知の事実

It is common knowledge in this town.

commonを使った会話例

オフィスの会議室で同僚と

A

We need to find some common ground with the client.

B

I agree. It is highly common for these negotiations to take time.

A

Do they share any specific interests with our company?

B

Yes, we both want to reduce costs. That is a mutual goal.

A

Good. Let's take a walk around the town common to brainstorm.

B

Great idea. I need some fresh air to clear my head.

文化的背景

アメリカ英語では「カァマン」、イギリス英語では「コモン」に近く発音される傾向があります。イギリスには The House of Commons(庶民院)という議会があり、歴史的に「一般市民の代表」という意味合いが込められています。

よくある質問

Q. common とは?

誰もが日常的によく目にする状態や、複数の人・物で分かち合っていることを表す形容詞です。『It is a common mistake.(それはよくある間違いです)』のように使います。

Q. common sense はどのように使いますか?

「常識」や「良識」という意味で、誰もが当然持っているべき判断力を指します。『It is just common sense.(それは単なる常識です)』のように、不可算名詞として使います。

Q. common と normal の違いは?

common は「頻度が高くよく見かける」ことに焦点を当てますが、normal は「基準を満たしていて正常・普通である」ことを表します。『It is normal behavior.(それは正常な行動です)』のように使い分けます。

Q. have nothing in common とはどういう意味ですか?

「共通点が全くない」という意味の定番フレーズです。趣味や考え方が合わない人について話す時に『We have nothing in common.(私たちは全く共通点がありません)』と表現します。

Q. common の比較級はどうなりますか?

一般的には more common / most common を使います。文法的には commoner / commonest も存在しますが、現代英語では『This is the most common issue.(これが最もよくある問題です)』のように more/most を使うのが自然です。

CHECK QUIZ

Q: 「それは単なるありふれた日常だった」の自然な表現は?

Q: 「私たちは共通点が多い」の自然な表現は?

Q: 「It is common knowledge.」の意味として最も適切なものは?