coincidence
- (名)偶然の一致
- (名)同時発生、一致
発音のコツ
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coincidence は2番目の音節「in」に強いアクセントを置きます。最初の「co」は「コゥ」と二重母音で発音し、続く「in」を強く高く読みます。後半の「ci-dence(シデンス)」は力を抜き、曖昧な母音で素早く発音します。最後の「ce」は舌先を歯茎に近づけ、「ス」と息だけを出して終わらせるのが自然に聞こえるコツです。
活用形
- 複数形
- coincidences
コアイメージ
偶然によって二つ以上の出来事が同時に起こることがコアイメージです。予期せぬ一致に驚いた時や、意図的ではない偶然を強調したい時に使います。
coincidenceの意味・例文
名詞
偶然の一致
An occasion when two or more things happen at the same time in a way that is surprising or not planned.
What a coincidence that we are on the same train!
同じ電車に乗っているなんて、すごい偶然ですね!
予期せぬ一致に対する驚きを表現する定番の形です。
Police said the timing of the two crimes was just a coincidence.
警察は、2つの犯罪のタイミングは単なる偶然だと述べました。
事件や出来事の間に意図的な関連性がないことを示します。
By coincidence, we wore the exact same outfit today.
偶然にも、今日は全く同じ服を着ていました。
by coincidence で「偶然に」という副詞句として働きます。
同時発生、一致
The fact of two or more things being the same or happening at the same time.
There is a remarkable coincidence between the two scientific theories.
その2つの科学理論の間には、注目すべき一致が見られます。
考えや状況がぴったり合致している状態を指します。
The coincidence of these events caused a major delay.
これらの出来事が同時に発生したことで、大幅な遅れが生じました。
複数の物事が同じタイミングで起こることを表します。
We noted the coincidence of their views on the matter.
私たちは、その問題に関する彼らの見解の一致に注目しました。
意見や見解が一致していることを硬い表現で示します。
語源
coincidence は接頭辞 co-(共に)と in-(〜の上に)、そして cadere(落ちる)というラテン語から成り立っています。複数の出来事が「共に」「降りかかる」という成り立ちから、「同時に起こること」「偶然の一致」という意味に発展しました。同じく cadere を語根に持つ関連語には、incident(出来事)があります。
派生語・ファミリー
coincidenceの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
coincidence は複数の出来事が偶然重なることを、accident は意図せず起きた好ましくない出来事や事故を、chance は確率や運による純粋な偶然を指します。
よくある間違い
× I met him by a coincidence. ○ I met him by coincidence. → by coincidence で「偶然に」という定型表現です。この場合は無冠詞で使います。
× It's not coincidence that he won. ○ It's no coincidence that he won. → 「〜は偶然ではない」は It's no coincidence that 〜 という決まった形で表現します。
コラム
豆知識
coincidence は、もともと天文学において「2つの天体が同じ位置に重なること」を指す専門用語として使われていたのが始まりです。そこから転じて、日常会話でも「別々の出来事が偶然ぴったり重なる」という意味で使われるようになりました。
リアルな使われ方
ネイティブは疑わしい出来事を指摘する時に「It's no coincidence that...(〜は偶然ではない)」という表現をよく使います。背後に何らかの意図や必然的な理由が隠されていることを暗示する、ニュースや議論の場で頻出するフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2001年のロマンチックコメディ映画『セレンディピティ(Serendipity)』は、単なる coincidence(偶然の一致)を運命だと信じる男女を描いた作品です。作中では、偶然起きた出来事をどう捉えるかが重要なテーマとして語られています。
イディオム・定型句
奇遇ですね!、なんて偶然!
“What a coincidence running into you here!”
偶然に
“We arrived at the station by coincidence at the same time.”
偶然ではない、必然
“It is no coincidence that she got promoted so quickly.”
coincidenceを使った会話例
金曜の夕方、カフェで友人と
Long time no see! It's such a coincidence to see you here.
I know, right? I was just thinking the exact same thing.
How have you been? Are you still working at the same company?
Yes. Actually, I am going on a business trip to Paris tomorrow.
Wait, really? I am flying to Paris tomorrow too. Is this a mere coincidence?
No way! We might be on the same flight. I booked my ticket purely by chance.
Let's check our flight details later. It would be awesome if they match.
That would be a miracle. Let's grab dinner together there.
文化的背景
英語圏では、会話の中で思いがけない共通点を見つけた時に「What a coincidence!」と反応するのが、非常に一般的なコミュニケーションの潤滑油となっています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. coincidence とは?
複数の出来事が偶然に重なることです。『What a coincidence!(なんて偶然!)』のように、予期せぬ一致に驚いた時によく使われます。
Q. coincidence と accident の違いは?
coincidence は「出来事が重なること」に焦点があり、良いことにも使えます。一方の accident は『car accident(交通事故)』のように、主に意図しない悪い出来事や過失を指します。
Q. coincidence はどんな場面で使いますか?
思いがけず知人に会ったり、同じ服を着ていたりした場面で使います。『We met by coincidence.(私たちは偶然出会った)』のように、意図的ではないことを強調する時に便利です。
Q. coincidence の形容詞形や副詞形は?
形容詞は coincidental(偶然の)、副詞は coincidentally(偶然にも)です。『Coincidentally, I was there too.(偶然にも、私もそこにいました)』のように文頭で使うことも多いです。
Q. 「単なる偶然」と言いたい時の表現は?
mere や pure を伴って強調します。『It was a mere coincidence.(それは単なる偶然でした)』のように表現すると、裏に意図や陰謀がないことを強く主張できます。
CHECK QUIZ
Q: 「私たちは偶然出会った」と言う時、空欄に入る自然な表現は? We met [ ].
Q: 「彼がミスをしたのは意図的ではなく〇〇だ」の空欄に最適な語は?
Q: 「It's no coincidence.」が暗示するニュアンスは?