cent

  • ()セント、小銭
  • ()わずかなお金、一文
UK/sɛnt/

発音のコツ

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cent の発音は /sent/ です。最初の c は「ス」と濁らない摩擦音になります。母音の /e/ は日本語の「エ」よりも少し口を横に引き、短くはっきりと発音します。最後の t は舌先を上の歯茎の裏に当ててから軽く息を吐き出すように「トゥ」と止めます。送るの過去形 sent や香りの scent と全く同じ発音になる点に注意しましょう。

活用形

複数形
cents

コアイメージ

1ドルの100分の1にあたる硬貨や通貨単位であることがコアイメージです。少額のお金や、比喩的に『ほんのわずかな価値』を強調したい時に使います。

centの意味・例文

名詞

可算

セント、小銭

A monetary unit equal to one-hundredth of a dollar or euro.

日常会話

I only have a few cents left in my wallet.

財布にはあと数セントしか残っていません。

複数形の cents は日常的によく使われます。

ビジネス

The price of the stock went up by fifty cents.

その株の価格は50セント上がりました。

金融やビジネスの文脈でも正確な金額を表すのに使います。

アカデミック

The new tax will add two cents to the cost.

新しい税金により、費用に2セント上乗せされます。

経済や税に関する話題でも登場します。

可算

わずかなお金、一文

A very small amount of money.

日常会話

I won't pay a cent for this terrible service.

このひどいサービスには1セントも払いません。

否定文で「一銭も〜ない」と強調する際によく使います。

ニュース

The project did not cost the taxpayers a single cent.

そのプロジェクトは納税者に1セントの負担もかけませんでした。

not a single cent でお金が全くかかっていないことを強調します。

SNS・カジュアル

It doesn't matter one cent to me.

そんなこと私にとってはどうでもいいことです。

金銭以外でも「少しも〜ない」と比喩的に使われることがあります。

語源

cent の語源は、ラテン語で「100」を意味する centum に由来しています。1ドルの100分の1にあたる通貨単位として名付けられたことから、現在の「セント」の意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、100年を意味する century(世紀)や、100分の1を表す percent(パーセント)があります。

派生語・ファミリー

名詞percent
名詞century

centの使い方

よく使う組み合わせ

every cent (1セント残らず)not a single cent (1セントも〜ない)a fifty-cent coin (50セント硬貨)cost a cent (1セントの費用がかかる)worth every cent (払っただけの価値がある)

使い分け

cent は1ドルの100分の1の通貨単位、penny は1セント硬貨の一般的な呼称、coin は硬貨全般を指す客観的な言葉です。

The tax increase is only one cent per liter.

金額や計算上の正確な通貨単位を表します。

penny

I found a lucky penny on the street.

具体的な1セントの「硬貨」そのものを指して日常的に使います。

He put a coin into the vending machine.

金額に関わらず金属製の硬貨という物体を指します。

よくある間違い

× I have fifty cent. ○ I have fifty cents. → 1セントより多い金額を言う時は、必ず複数形の s を付けます。

× This pen costs 100 cents. ○ This pen costs a dollar. → 100セントは1ドルになるため、日常会話では a dollar のように表現するのが自然です。

コラム

豆知識

cent の語源であるラテン語の centum(100)は、身の回りの多くの英単語に隠れています。例えば、100年を表す century(世紀)や、100分の1を意味する percent(パーセント)、足が100本あるとされる centipede(ムカデ)などです。語源を知ると単語の繋がりが面白く見えてきます。

リアルな使われ方

ネイティブは自分の意見を控えめに言う時に「just my two cents」という表現を日常会話で非常によく使います。直訳すると「私の2セント」ですが、「大した価値のない私の個人的な意見ですが」と謙遜するニュアンスがあり、会議やメールでも使える便利なクッション言葉です。

映画・音楽での使われ方

アメリカの有名なラッパーである 50 Cent (フィフティ・セント) の名前は、この単語から取られています。彼は「小銭(50セント)ほどの価値しかない最下層から這い上がる」というハングリー精神を込めてこのステージネームを付けたとされており、ヒップホップ界のアイコンとなっています。

イディオム・定型句

イディオムput one's two cents in

自分の意見を言う

He always tries to put his two cents in.

イディオムnot worth a red cent

一文の価値もない

That old car is not worth a red cent.

定型句every last cent

最後の一銭まで

She spent every last cent on her vacation.

centを使った会話例

オフィスの休憩室で同僚と

A

This vending machine only takes coins. Do you have any change?

B

Let me check. I have some quarters, dimes, and a few pennies.

A

I need exactly fifty cents for this coffee.

B

Here you go. I have enough to help you out.

A

Thanks! I will pay you back every cent tomorrow.

B

Oh, don't worry about it. It is just half a dollar.

A

Just my two cents, but they should really upgrade this machine.

B

I completely agree. It would save us a lot of trouble.

文化的背景

アメリカやカナダ、オーストラリア、ユーロ圏など、多くの国で1通貨単位の100分の1として広く使われます。アメリカでは1セント硬貨を penny、5セントを nickel、10セントを dime、25セントを quarter と独自の愛称で呼ぶ文化が根付いています。

よくある質問

Q. cent とは?

1ドルの100分の1にあたる硬貨や通貨単位のことです。『It costs exactly fifty cents.(ちょうど50セントです)』のように、少額の買い物の支払いや価格を表す際によく使います。

Q. cent と penny の違いは?

cent は「通貨単位」、penny は「1セント硬貨」そのものを指すことが多いです。『I dropped a penny.(1セント硬貨を落とした)』のように、物質的な硬貨を話題にする時は penny が自然です。

Q. 比喩的に「一文無し」を cent で表現できますか?

はい、否定文と組み合わせて強調表現として使えます。『I don't have a red cent.(私は一文無しだ)』のように、red cent(赤銅色の1セント硬貨)を用いて全くお金がないことを表します。

Q. 「my two cents」とはどういう意味ですか?

求められていない「ささやかな自分の意見」を謙遜して伝えるカジュアルな表現です。『Just my two cents, but we should wait.(私の個人的な意見ですが、待つべきです)』のように使います。

Q. cent と sent は同じ発音ですか?

はい、どちらも全く同じ /sent/ と発音されます。『I sent him fifty cents.(彼に50セント送った)』のように同じ文脈で登場しても、文脈からどちらの意味か容易に判断できます。

CHECK QUIZ

Q: 「道で1セント硬貨を拾った」の自然な表現は?

Q: 「He didn't pay a red cent.」の意味は?

Q: 「Just my two cents...」が会話の冒頭で使われた場合、次に続く内容は?