calling
- (名)天職、使命
- (名)呼び声、呼びかけ
発音のコツ
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calling の最初の「c」は喉の奥から息を破裂させる /k/ の音です。続く「a」は日本語の「オ」より口を縦に大きく開け、喉の奥で「オー」と伸ばします。「コーリング」と平坦に読まず、「カ」と「コ」の中間のような音で力強く発音しましょう。語尾の「ng」は鼻から息を抜くように響かせ、はっきりと「グ」と発音しないのがコツです。
活用形
- 複数形
- callings
コアイメージ
内なる声に導かれて向かうべき道や、強い使命感を感じる役割がコアイメージです。自分にとって本当にやるべき仕事や、天職だと感じる職業について語る時に使います。
callingの意味・例文
名詞
天職、使命
A strong inner urge to follow a particular career or profession.
Teaching is not just a job for him; it is his calling.
彼にとって教えることは単なる仕事ではなく、天職です。
強い使命感を持って取り組む仕事を表します。
She finally found her true calling in the healthcare industry.
彼女はついに医療業界で自分の本当の天職を見つけました。
find one's calling(天職を見つける)は頻出表現です。
Many nurses feel a deep sense of calling to help others.
多くの看護師が、他者を助けるという深い使命感を感じています。
a sense of calling(使命感)という形でよく使われます。
呼び声、呼びかけ
The act of calling or a sound that calls.
The priest answered the calling to serve the local community.
その神父は地域社会に奉仕するという呼びかけに応えました。
宗教的な文脈や内なる声に対する応答として使われます。
The leader issued a calling for unity among the citizens.
リーダーは市民の結束を促す呼びかけを行いました。
強く何かを求める行動を表す際に使われます。
I heard the calling of the wild and went camping.
大自然の呼び声を聞いて、キャンプに行きました。
the calling of 〜(〜の呼び声)という比喩的な表現です。
語源
calling は動詞 call(呼ぶ)と、名詞を作る接尾辞 -ing(〜すること)から成り立っています。もともとは神や内なる声に「呼ばれている」という宗教的な背景があり、そこから「天職」や「強い使命感」を意味するようになりました。同じ語根 call(叫ぶ、呼ぶ)を持つ関連語には、recall(思い出す、呼び戻す)があります。
派生語・ファミリー
callingの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
calling は強い使命感を感じる天職を、job は収入を得るための具体的な労働を、career は生涯を通じて築き上げる職業の経歴を表します。
よくある間違い
× He is doing his calling. ○ He has found his calling. → calling は「する」ものではなく、「見つける」や「持つ」ものです。
× I have a calling to him. ○ I am calling him. → 電話をかける意味では動詞の進行形を使い、名詞は天職や使命を指します。
コラム
豆知識
calling はもともと宗教的な背景を持つ言葉で、神から「呼ばれた」という受動的な意味合いがありました。自分が選んだというより、運命や見えざる力によってその道に導かれたというニュアンスを含んでいます。そのため、単なる労働ではなく、魂が喜ぶ仕事に対して使われます。
リアルな使われ方
ネイティブは相手の隠れた才能を褒める時に「You missed your calling!(職業を間違えたね!)」とよく言います。たとえば、ITエンジニアの同僚がプロ顔負けの手料理を振る舞ってくれた時に、このフレーズを使うと粋な褒め言葉になります。
映画・音楽での使われ方
2003年の映画『スクール・オブ・ロック(School of Rock)』では、偽教師として学校に潜り込んだ主人公が、生徒たちに音楽を教える中で自分自身の true calling(本当の天職)を見出していく姿が描かれています。
イディオム・定型句
職業を間違える、別の才能があった
“You should have been a comedian; you missed your calling!”
より高い使命、神聖な義務
“He left the corporate world for a higher calling.”
大自然の呼び声
“He felt the calling of the wild and moved to the mountains.”
callingを使った会話例
ランチタイム、カフェで同僚と
How long have you been working in nursing?
About ten years now. I feel like it is my true calling.
That is wonderful. Not everyone can find their calling so easily.
Thanks. It is definitely more than just a job to me.
I am still looking for mine. Sometimes I think I missed my calling.
It is never too late. You might discover a higher calling soon.
文化的背景
キリスト教文化圏において、calling はもともと「神からの召命(神に呼ばれて聖職に就くこと)」を意味する宗教的な言葉でした。現代では宗教的な意味合いが薄れ、医療や教育、芸術など、強い使命感を持って取り組むあらゆる職業に対して広く使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. calling とは?
内なる声に導かれて就く天職や、強い使命感のことです。『Teaching is my calling.(教えることは私の天職だ)』のように、単なるお金稼ぎ以上の仕事について語る時に使います。
Q. calling と vocation の違いは?
どちらも天職を意味しますが、calling は内なる声や強い情熱に導かれるニュアンスが強いです。一方の vocation は『a vocational school(職業訓練校)』のように、専門的な職業という客観的な響きを持ちます。
Q. calling はどのように使いますか?
天職を見つけたと表現する時によく使います。『She finally found her true calling.(彼女はついに本当の天職を見つけた)』は、自分にぴったりの仕事に出会った喜びを伝える定番フレーズです。
Q. miss one's calling とはどういう意味ですか?
『職業を間違えた』転じて『別の才能があったのに』という意味のイディオムです。『You missed your calling as a chef!(シェフになればよかったのに!)』のように、相手の意外な特技を褒める時にも使われます。
Q. calling をビジネスで使う時の注意点は?
calling は非常に強い情熱や使命感を伴うため、単なる日常業務には大げさになります。通常の業務には job や work を使い、生涯を懸けるような重要な取り組みにのみ『a sense of calling(使命感)』と表現しましょう。
CHECK QUIZ
Q: 「生活費を稼ぐためのパートタイムの労働」に最適な単語は?
Q: 「彼は素晴らしい絵を描く。画家になればよかったのに!」の自然な表現は?