calamity
- (名)大災害、大惨事
- (名)悲劇、大きな不幸
発音のコツ
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アクセントは 2 音節目「læ」にあります。口を横に大きく引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出します。最初の「ca」と 3 音節目の「mi」は力を抜いた曖昧な母音(シュワー)にし、「カ・ラ・ミ・ティ」と平坦に読まないことがコツです。最後の「ty」は軽く「ティ」と添える程度に発音しましょう。
活用形
- 複数形
- calamities
コアイメージ
甚大な被害や深い悲しみをもたらす大災害や悲劇がコアイメージです。自然災害だけでなく、個人的な大きな不幸や社会的な大惨事を深刻に表現したい時に使います。
calamityの意味・例文
名詞
大災害、大惨事
An event causing great and often sudden damage or distress.
The earthquake was a national calamity.
その地震は国家的な大災害でした。
国全体に影響を及ぼすような深刻な自然災害を表します。
Scientists are trying to predict the next ecological calamity.
科学者たちは次の生態学的な大惨事を予測しようとしています。
環境破壊などの大規模な危機を論じる際に適しています。
We must take action to avert a global calamity.
私たちは地球規模の大惨事を回避するために行動を起こさねばなりません。
avert a calamity(大惨事を防ぐ)は演説などで頻出する表現です。
悲劇、大きな不幸
A serious bad event that causes great sadness or trouble.
The bank's collapse caused an economic calamity.
その銀行の破綻は経済的な大惨事を引き起こしました。
物理的な破壊だけでなく、経済的な崩壊にも使われます。
Losing his job was a huge calamity for him.
仕事を失ったことは、彼にとって大きな悲劇でした。
個人の人生における深刻な不幸や挫折を表現できます。
The party was an absolute calamity from start to finish.
そのパーティーは最初から最後まで完全な大惨事でした。
ひどい失敗や最悪の出来事を誇張して言う際にも使えます。
語源
ラテン語の calamitas(損害、災害)に由来します。一説では、農作物の「茎(calamus)」が折れてしまうような深刻な農業被害を指していたとされ、そこから人々の生活を根底から脅かす「大災害」や「悲劇」へと意味が発展しました。同じく「茎」や「管」に関連する語根を持つ単語には、calumet(ネイティブアメリカンの儀式用パイプ)があります。
派生語・ファミリー
calamityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
calamity は深い悲しみや喪失感を伴う悲劇的な出来事を、disaster は突然起こる一般的な災害や失敗を、catastrophe は回復困難で壊滅的な大惨事を表します。
よくある間違い
× A calamity was happened yesterday. ○ A calamity happened yesterday. → happen や occur は自動詞なので、受動態(be happened)にはできません。
× The country suffered from many calamity. ○ The country suffered from many calamities. → 複数の具体的な災害や悲劇を指す場合は、複数形の calamities にする必要があります。
コラム
豆知識
19 世紀の西部開拓時代に実在した女性ガンマン「カラミティ・ジェーン(Calamity Jane)」は有名です。彼女の周囲で常に厄介事や争いが起きたことから、このあだ名がついたと言われています。転じて、現在でも「常に悲観的な人」を指す表現として使われることがあります。
リアルな使われ方
日常会話よりも、ニュース報道や政治家の演説、歴史のドキュメンタリーなどでよく耳にするフォーマルな単語です。ネイティブは、防ぐべき重大な危機を警告する際に「avert a calamity(大惨事を未然に防ぐ)」という定型フレーズを好んで使います。
映画・音楽での使われ方
『ゼルダの伝説』シリーズの海外版『The Legend of Zelda: Breath of the Wild』では、最大の敵である厄災ガノンが「Calamity Ganon」と英訳されています。世界を滅亡の危機に陥れる、圧倒的で恐ろしい存在のスケール感がこの単語から伝わってきます。
イディオム・定型句
大惨事を招く要因
“This new policy is a recipe for calamity.”
常に悲観的な人
“Stop complaining and don't be such a Calamity Jane.”
自ら災難を招く
“Ignoring the safety rules is courting calamity.”
calamityを使った会話例
ニュースを見ながら同僚と
Did you see the news about the earthquake in the south?
Yes, it is a terrible calamity. Many people lost their homes.
The government needs to act fast to prevent a secondary disaster.
Exactly. The region's agriculture might also face an economic calamity.
I hope the recovery efforts provide a blessing to the victims.
We should donate to support them through these calamities.
文化的背景
欧米の報道や文学では、単なる被害の大きさだけでなく「人々の深い悲しみ」を強調したい場面で calamity が好まれます。聖書や歴史的な大事件の記述にもよく登場する重みのある語です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. calamity とは?
大規模な被害や深い悲しみをもたらす大災害や悲劇のことです。『The flood was a national calamity.(その洪水は国家的悲劇だった)』のように、深刻な事態を表します。
Q. disaster との違いは?
disaster は突然の災害や失敗を指す一般的な語です。一方の calamity は『suffer a calamity(悲劇に見舞われる)』のように、被害の規模だけでなく、人々の深い悲しみや喪失感に焦点を当てる傾向があります。
Q. 自然災害以外にも使えますか?
はい、経済的な崩壊や個人的な大きな不幸にも使われます。『an economic calamity(経済的な大惨事)』のように、人々の生活を根底から揺るがす深刻な出来事全般に用いられます。
Q. 形容詞形はどうなりますか?
calamitous(悲惨な、破滅的な)という形容詞になります。『The decision had calamitous consequences.(その決定は破滅的な結果を招いた)』のように、重大な悪影響を及ぼす事態に使います。
Q. 日常会話でもよく使いますか?
calamity はやや硬く深刻な響きがあるため、日常会話では単に terrible event や big problem と言うことが多いです。『It was a disaster.(ひどい災難だった)』と disaster を使う方が自然です。
CHECK QUIZ
Q: 「取り返しがつかないほどの壊滅的な大惨事」を強調する語は?
Q: 「大惨事を招く要因(原因)」を意味する定型フレーズは?
Q: 「その決定は破滅的な結果を招いた」空欄に入る語は? The decision had ( ) consequences.