brusque
- (形)素っ気ない、ぶっきらぼうな
発音のコツ
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発音記号は /brʌsk/ または /brʊsk/ です。カタカナの「ブルスク」とは異なり、最初の /br/ は唇を丸めてから舌を巻いて発音します。母音の /ʌ/ は口をリラックスさせて短く「ア」と発声してください。最後の /sk/ は喉を鳴らさず息だけで「スク」と摩擦音と破裂音を作ると自然に聞こえます。
活用形
- 比較級
- brusquer
- 最上級
- brusquest
コアイメージ
言葉や態度が短く、ぶっきらぼうで素っ気ないことがコアイメージです。相手に対して冷たく、愛想のない対応をされたと感じる時に使います。
brusqueの意味・例文
形容詞
素っ気ない、ぶっきらぼうな
abrupt or offhand in speech or manner
She felt sad as her friend was brusque with her.
友達に冷たくされて彼女は悲しかったです。
親しい間柄でも態度が冷たい時に使えます。
The manager gave a brusque reply to my proposal.
マネージャーは私の提案に対して素っ気ない返事をしました。
a brusque reply(素っ気ない返事)はビジネスでよく使われる表現です。
The professor is known for his brusque manner in class.
その教授は授業中のぶっきらぼうな態度で知られています。
a brusque manner(ぶっきらぼうな態度)も頻出の組み合わせです。
The official issued a brusque statement denying the rumors.
その高官は噂を否定する素っ気ない声明を出しました。
最小限の言葉で冷たくあしらう様子を表します。
語源
brusque はイタリア語で「酸っぱい、荒々しい」を意味する brusco に由来し、さらに遡るとトゲのある植物を指す俗ラテン語 *bruscum にたどり着きます。トゲトゲしい植物のイメージから、人のチクッとする冷たい態度を表す言葉へと発展しました。同じ語源を持つ関連語はありませんが、植物のトゲの痛みを想像するとニュアンスが掴みやすいです。
派生語・ファミリー
brusqueの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
brusque は態度や言葉が短く素っ気ないこと、abrupt は予期せず突然でぶっきらぼうなこと、blunt は相手の感情を気にせず直接的で遠慮がないことを表します。
よくある間違い
× He spoke to me in a brusque. ○ He spoke to me in a brusque manner. → brusque は形容詞です。「素っ気ない態度で」と言いたい場合は in a brusque manner のように名詞を修飾します。
× She brusqued me when I asked a question. ○ She was brusque with me when I asked a question. → brusque は動詞としては使えません。be brusque with (人) の形で「(人)に対して素っ気ない」と表現します。
コラム
豆知識
イタリア語の brusco(酸っぱい、荒々しい)は、現在でもワインの味が「渋い」「酸味が強い」ことを表現する際に使われます。そこから派生した有名な微発泡ワインに「ランブルスコ(Lambrusco)」があります。ワインのキリッとした渋みと、人の素っ気ない態度が同じルーツを持っているのは興味深い事実です。
リアルな使われ方
ネイティブは、カスタマーサービスや店員の対応が悪かった時にこの単語をよく使います。例えば「The receptionist was quite brusque.(受付の対応がかなり素っ気なかった)」のように、不満を表現する際の定番フレーズとして、飲食店のレビューサイトやクレームの文脈で頻出します。
映画・音楽での使われ方
文学や映画のキャラクター描写において、不器用で他人に心を開かない人物が「brusque exterior(ぶっきらぼうな外見)」と表現されることがあります。例えばミステリー小説の探偵シャーロック・ホームズなどは、しばしば依頼人に対して brusque な態度をとることで知られる代表的なキャラクターです。
イディオム・定型句
〜に対して素っ気なくする
“Please do not be brusque with the customers.”
短く素っ気ない
“His answer to the question was short and brusque.”
素っ気ないうなずき
“She gave a brusque nod and walked away.”
brusqueを使った会話例
オフィスの給湯室で同僚と
Did you talk to the manager about the new project?
Yes, but his reply was very brusque.
Oh, was he in a bad mood? He is usually polite.
I think he was just busy. He gave a brusque nod and left.
Don't take it personally. His abrupt departures are common.
I know, but I prefer a more gentle approach.
文化的背景
英語圏では率直な意見が好まれますが、brusque と表現される態度は「無礼」や「冷たい」とネガティブに受け取られることが多いです。意図せず brusque な印象を与えないよう、ビジネスシーンではクッション言葉を添えるなどの配慮が推奨されます。
よくある質問
Q. brusque とは?
言葉や態度が短く、ぶっきらぼうで素っ気ないことを表す形容詞です。『His reply was brusque.(彼の返事は素っ気なかった)』のように、冷たい印象を受けた時に使います。
Q. brusque と curt の違いは?
どちらも「素っ気ない」という意味ですが、curt は言葉が極端に短く切り捨てるような冷たさを強調します。brusque には言葉の短さだけでなく、態度全般の荒々しさやトゲトゲしさも含まれます。『a curt reply』も『a brusque reply』もほぼ同じ場面で使えます。
Q. brusque はどんな場面で使われますか?
店員の接客態度が悪かった時や、同僚が忙しくて冷たい返事をしてきた時などに使われます。『The receptionist was brusque.(受付の対応が素っ気なかった)』のように、不満を伝える文脈でよく登場します。
Q. brusque の発音の注意点は?
母音を短く「ア」と発音し、最後の /sk/ は息だけで「スク」と音を作ります。『sound brusque』のように続く単語がある場合、/sk/ の音が弱くなることが多いので、カタカナの「ブルスク」と発音しないよう注意が必要です。
Q. brusque な態度は常に失礼ですか?
基本的にはネガティブで「無礼」「冷たい」と受け取られます。ただし、緊急時や極度に忙しい状況での『a brusque instruction(ぶっきらぼうな指示)』は、悪意がなくても結果的にそう見えてしまうことがあります。
CHECK QUIZ
Q: 「会議が『突然』終わった」と言いたい時に最適な形容詞は?
Q: 「彼は私に対して素っ気なかった」の自然な表現は?