beloved
- (形)最愛の、大切な
- (名)最愛の人、いとしい人
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
beloved には2つの発音があります。名詞の前に置いて「最愛の」と修飾する時は /bɪˈlʌvɪd/(ビラヴィド)と3音節で発音されるのが一般的です。一方、名詞として「最愛の人」を表す場合などは /bɪˈlʌvd/(ビラヴド)と2音節になる傾向があります。どちらの場合もアクセントは真ん中の「lʌv」に置きます。
活用形
- 複数形
- beloveds
- 名詞として「最愛の人たち」を指す場合
コアイメージ
対象に対して非常に深く無条件の愛情を抱いていることがコアイメージです。家族や恋人、長年親しんだ故郷など、心から大切に思っている人や場所を表現する時に使います。
belovedの意味・例文
形容詞
最愛の、大切な
Dearly loved; favorite.
She is my beloved wife of twenty years.
彼女は結婚して20年になる私の最愛の妻です。
長い時間を共有した家族に対する深い愛情を表現します。
The author returned to his beloved hometown to write.
その作家は執筆のために愛する故郷へ戻りました。
長年親しんだ故郷や場所に対する強い愛着にも使われます。
The nation mourned the loss of their beloved leader.
国民は最愛の指導者の死を悼みました。
国民から広く深く敬愛されている人物に対して適しています。
I finally fixed my beloved old guitar!
ついに愛用の古いギターを直したよ!
思い入れのある愛用品に対して感情を込めて使う表現です。
名詞
最愛の人、いとしい人
A much loved person.
He wrote a beautiful poem for his beloved.
彼は最愛の人のために美しい詩を書きました。
文学や詩的な表現で、最愛の恋人やパートナーを指します。
She is mourning the loss of her beloved.
彼女はいとしい人を亡くして悲しんでいます。
大切な人を失った悲しみを表すフォーマルな場面で使います。
The protagonist searches for his lost beloved in the novel.
その小説の中で、主人公は行方不明の最愛の人を捜し求めます。
物語の中で探し求める運命の相手を表現する際にも登場します。
語源
beloved は強意を表す接頭辞 be- と、動詞 love(愛する)の過去分詞形が組み合わさってできました。「深く愛された」という状態を強調する成り立ちから、現在の「最愛の」という意味に発展しました。同じく be- を用いて状態を強調する関連語には、bewitch(魔法をかける、魅了する)があります。
派生語・ファミリー
belovedの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
beloved は対象への非常に深く無条件の愛情を、dear は日常的な親しみや愛情を感じていることを、precious はかけがえのない価値があり絶対に失いたくないことを表します。
よくある間違い
× I beloved my family deeply. ○ I love my family deeply. → beloved は形容詞です。動詞として使うなら love を選びます。
× The movie is very beloved. ○ The movie is widely loved. → 物に very beloved は使わず、widely loved とします。
コラム
豆知識
beloved は元々、中英語の時代に「深く愛された」という状態を示す動詞の過去分詞として生まれました。時が経つにつれて純粋な形容詞として定着し、現在では名詞の前に置いて強い愛情を表現する専用の言葉になっています。be- の強調効果により、単なる love よりも深い結びつきを感じさせます。
リアルな使われ方
日常会話では、人だけでなくペットや愛用品に対してもよく使われます。例えば「my beloved guitar」や「my beloved dog」のように言うと、単に好きというだけでなく、長年苦楽を共にしたかけがえのない存在であるという温かいニュアンスが相手にしっかりと伝わります。
映画・音楽での使われ方
トニ・モリスンのピュリッツァー賞受賞小説『Beloved(邦題:ビラヴド)』は、アメリカ文学の傑作の一つです。逃亡奴隷の母親と、彼女が殺めざるを得なかった娘の亡霊「ビラヴド」を巡る物語であり、この単語が持つ深く重い愛情のニュアンスが作品全体を貫く重要なテーマとなっています。
イディオム・定型句
親愛なる皆様、深く愛する人
“Dearly beloved, we are gathered here today.”
愛する祖国
“He fought bravely for his beloved country.”
多くの人に愛されている
“The author was much beloved by his readers.”
belovedを使った会話例
週末のカフェで友人と
I finally decided to sell my beloved old car.
Really? You have had that car since college!
I know. It holds so many precious memories for me.
Why are you selling it now?
It breaks down too often. I need a more reliable vehicle.
That makes sense. Saying goodbye to a beloved item is hard.
Exactly. But I hope the next owner will take good care of it.
I am sure they will. Let's go look for your next car together.
文化的背景
英語圏の結婚式や葬儀など、フォーマルで厳かな儀式の冒頭では「Dearly beloved, ...(親愛なる皆様)」と呼びかけるのが伝統的な決まり文句です。日常会話では、長年使い込んだ愛用品や思い入れのある故郷に対して、親しみと少しのユーモアを込めて使われることもあります。
よくある質問
Q. beloved とは?
対象に対して非常に深く無条件の愛情を抱いていることを表す形容詞または名詞です。『He is my beloved husband.(彼は最愛の夫です)』のように、人や場所に強い愛情を示す時に使います。
Q. beloved はどんな対象に使えますか?
家族や恋人といった人物だけでなく、故郷や愛用品など、強い愛着を持つ対象にも使えます。『She returned to her beloved Paris.(彼女は愛するパリに戻った)』のように場所を修飾することも多いです。
Q. beloved の発音に注意点はありますか?
名詞の前に置く形容詞としては「ビラヴィド(3音節)」と発音されることが多いです。『my beloved friend』などに使われます。一方、名詞として使う場合は「ビラヴド(2音節)」になる傾向があります。
Q. beloved と favorite の違いは?
beloved は深い愛情や愛着に焦点が当たり、favorite は数ある中から一番好んでいることに焦点が当たります。『my favorite song(一番好きな曲)』は好みを表し、beloved はより感情的で重みがあります。
Q. 結婚式のスピーチでよく聞くフレーズはありますか?
キリスト教式の結婚式や葬儀の冒頭で使われる『Dearly beloved, we are gathered here today.(親愛なる皆様、私たちは今日ここに集まりました)』という定型句が非常に有名です。
CHECK QUIZ
Q: 「私は家族を深く愛している」の自然な表現は?
Q: 「数ある中で一番の」お気に入りを表すのに最適な単語は?