be entitled to
- (動)〜を受け取る権利がある
- (動)〜する権利がある
発音のコツ
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entitled の「t」はアメリカ英語ではフラップT(ラ行に近い音)になり、「エンタイロゥド」のように発音されます。また、語尾の「d」と続く「to」の「t」が連結し、一つの音のようにまとまります。「エンタイロゥトゥ」と滑らかに繋げて発音するよう意識してください。
活用形
- 三単現
- is entitled to
- 主語が単数の場合の形です
- 進行形(-ing)
- being entitled to
- be動詞部分が現在分詞に変化した形です
- 過去形
- was entitled to
- 主語が単数で過去形の場合の形です
- 過去分詞
- been entitled to
- 完了形で使われる形です
コアイメージ
法律や規則に基づいて、正当な権利や資格が与えられている状態がコアイメージです。サービスを受け取ったり、特定の行動をとったりすることが公式に認められている時に使います。
be entitled toの意味・例文
動詞
〜を受け取る権利がある
To have the official right to receive or have something.
You are entitled to a full refund for the damaged item.
破損した商品について、あなたには全額返金を受ける権利があります。
顧客へのサービスや補償を説明する際によく使われます。
All full-time employees are entitled to health insurance benefits.
すべての正社員は健康保険の給付を受ける資格があります。
就業規則や契約書で頻繁に登場する表現です。
I am entitled to a senior discount at this movie theater.
私はこの映画館でシニア割引を受ける権利があります。
特定の条件を満たして特典を得られる場面で使います。
〜する権利がある
To be given the official right to do something.
Every citizen is entitled to vote in the national election.
すべての国民には国政選挙で投票する権利があります。
to の後ろに動詞の原形を置き、行動する権利を表します。
The manager is entitled to make the final decision.
マネージャーには最終決定を下す権限があります。
役職や立場に基づく権限を示す際にも役立ちます。
Students are entitled to access the university library at any time.
学生はいつでも大学の図書館を利用する権利があります。
施設を利用する正当な資格があることを示します。
語源
be entitled to の中心となる entitle は、接頭辞 en-(〜にする・与える)と title(称号・権利)から成り立っています。もともと「称号や権利を与えられた状態」を意味し、そこに方向を示す to が結びつくことで「〜に対する権利がある」という意味に発展しました。同じ en-(〜にする)を持つ関連語には、enable(可能にする)があります。
派生語・ファミリー
be entitled toの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
be entitled to は規則や法律に基づく正式な権利を、have the right to は人権などの普遍的で当然の権利を、deserve は努力や行いの結果としてふさわしい価値があることを表します。
“Everyone has the right to freedom of speech.”
→ 人として当然持っている基本的な権利のニュアンスです。
よくある間違い
× You are entitled for a full refund. ○ You are entitled to a full refund. → be entitled の後ろは for ではなく to を使います。to は到達点や対象を示すためです。
× Employees are entitled to receiving the bonus. ○ Employees are entitled to receive the bonus. → この to は不定詞を導くため、動詞を続ける場合は -ing ではなく原形を使います。
コラム
豆知識
語源である「title」は、もともと貴族の「称号」や土地の「権利書」を指していました。そこから、特定の身分や資格を与えられた状態を「entitled」と表現するようになり、現代の契約社会において欠かせない言葉として定着しています。
リアルな使われ方
日常会話や議論の場で、相手の意見に反対する時に「You are entitled to your opinion.(あなたにはそう思う権利がある)」という定型フレーズが使われます。「意見は自由だが私は同意しない」という皮肉を含むため、議論を打ち切る時に便利です。
映画・音楽での使われ方
アメリカの政治家ダニエル・パトリック・モイニハンの名言「You are entitled to your own opinion, but you are not entitled to your own facts.(自分の意見を持つ権利はあるが、独自の事実をでっち上げる権利はない)」は、ニュースや討論番組で頻繁に引用されます。
イディオム・定型句
〜をもらって当然だと思っている
“He feels entitled to special treatment.”
〜する十分な権利がある
“You are fully entitled to complain about the service.”
自分の意見を持つ権利がある
“Everyone is entitled to their own opinion.”
be entitled toを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
I heard you are leaving the company next month.
Yes, but I think I am entitled to my remaining paid leave.
You absolutely have the right to use all of it.
I plan to take two weeks off before my final day.
Good idea. You worked hard, so you deserve a long break.
Thanks. I will check with HR to see exactly what I am entitled to.
文化的背景
アメリカなどの英語圏では、契約や法律に基づく自分の権利を主張することが一般的であり、この表現は日常的に使われます。一方で、過剰に特権を主張する態度は「entitled(特権意識がある)」と批判的に表現されることもあります。
よくある質問
Q. be entitled to とは?
規則や契約によって、特定の物を受け取ったり行動したりする正当な資格があることです。『You are entitled to a refund.(あなたには返金を受ける権利がある)』のようにビジネスで頻出します。
Q. be entitled to の後ろには何が来ますか?
名詞と動詞の原形の両方が来ます。『be entitled to a discount(割引を受ける権利がある)』のように名詞を置くか、『be entitled to vote(投票する権利がある)』のように動詞を置きます。
Q. be entitled to と deserve の違いは?
be entitled to は契約や法律に基づく客観的な権利を表します。一方の deserve は『You deserve a rest.(あなたは休むに値する)』のように、努力や行いに基づく主観的な評価を表します。
Q. be entitled to はどんな場面で使いますか?
契約書、会社の就業規則、顧客へのサービス案内など、公式な場面でよく使われます。『Employees are entitled to paid leave.(従業員は有給休暇を取得する権利がある)』は定番の表現です。
Q. be entitled to を言い換えると?
よりシンプルに伝える場合は have the right to に言い換えられます。『You have the right to cancel.(あなたにはキャンセルする権利がある)』のように、日常会話でも使いやすい表現になります。
CHECK QUIZ
Q: 「お客様は全額返金を受ける権利があります」の自然な表現は?
Q: 「これまでの彼の努力なら昇進して当然だ」に最適な動詞は?
Q: 「He acts so entitled.」のニュアンスは?