anonymity
- (名)匿名、匿名性
発音のコツ
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anonymity は3音節目の「nɪ(ニ)」に最も強いアクセントを置きます。最初の「æ」は口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間音を出し、続く「nə」は力を抜いた曖昧な「ナ」に近い音にします。「アノニミティ」と平坦に読まず、「ア・ナ・ニ・マ・ティ」のようにメリハリをつけて発音しましょう。
活用形
- 複数形
- anonymities
コアイメージ
名前や素性が知られていない状態であることがコアイメージです。インターネット上での発言や、情報提供者の身元を隠したい時に使います。
anonymityの意味・例文
名詞
匿名、匿名性
The state of remaining unknown to most other people.
The source spoke on condition of anonymity.
その情報源は匿名を条件に語りました。
on condition of anonymity はニュースで頻出する定型表現です。
The survey guarantees complete anonymity to all participants.
その調査は全参加者に完全な匿名性を保証します。
guarantee anonymity で「匿名性を保証する」となります。
Internet anonymity can lead to cyberbullying.
インターネットの匿名性はネットいじめにつながることがあります。
ネット社会の問題を論じる際によく使われる文脈です。
We must protect the anonymity of our clients.
私たちは顧客の匿名性を保護しなければなりません。
個人情報の保護に関連してビジネスでも重要になる表現です。
語源
anonymity は接頭辞 an-(無い)と onyma(名前)、そして状態を表す接尾辞 -ity から成り立っています。名前が無い状態という成り立ちから、現在の「匿名性」という意味に発展しました。同じ onyma(名前)の語根を持つ関連語には、synonym(同義語)があります。
派生語・ファミリー
anonymityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
anonymity は意図的に身元を隠す状態を、obscurity は世間に知られず忘れ去られている状態を、namelessness は単純に名前がない状態を表します。
よくある間違い
× He wants to protect his anonymous. ○ He wants to protect his anonymity. → protect の目的語には名詞が必要なので、形容詞の anonymous ではなく名詞の anonymity を使います。
× The source spoke under anonymity. ○ The source spoke on condition of anonymity. → 「匿名を条件に」は on condition of anonymity という決まったフレーズを使います。under を使うのは誤りです。
コラム
豆知識
語源の「an-(無い)」は、ギリシャ語由来の接頭辞です。同じ接頭辞を持つ単語には、アナーキー(anarchy:無政府状態)やアパシー(apathy:無関心)があります。名前(onyma)が無い状態を示す anonymity は、歴史的に政治的弾圧から身を守るために使われてきました。
リアルな使われ方
ニュース報道で情報源を守る際、ネイティブは on condition of anonymity(匿名を条件に)というフレーズを頻繁に使います。ジャーナリズムの信頼性を担保するための定型句であり、新聞記事やニュース番組で毎日のように目にする表現です。
映画・音楽での使われ方
国際的なハッカー集団「Anonymous(アノニマス)」は、ガイ・フォークスの仮面を被り、まさに anonymity(匿名性)を武器に活動しています。彼らの名前自体が「匿名の」という形容詞であり、現代のポップカルチャーにおいて匿名性の象徴的な存在となっています。
イディオム・定型句
匿名を条件に
“The official spoke on condition of anonymity.”
匿名の隠れみの
“Trolls hide behind a cloak of anonymity online.”
匿名のベール
“The author maintained a veil of anonymity for years.”
anonymityを使った会話例
ニュース編集室で、記者と編集長が打ち合わせ中
I finally got an interview with the insider.
That is great news. Did you get the real name?
No, he agreed to speak only on condition of anonymity.
We must protect his anonymity to ensure his safety.
I will use a pseudonym in the article.
Good. But do not let the issue fade into obscurity.
Understood. I will provide enough context without revealing who he is.
Perfect. Let us review the draft before publishing.
文化的背景
現代のネット社会において、anonymity は表現の自由や内部告発者を守る重要な要素です。一方で、サイバーいじめや無責任な発言の温床にもなるとして、欧米でも賛否両論の議論が絶えません。英米間で使い方に大きな差はなく、どの地域でも広く使われる重要な概念です。
よくある質問
Q. anonymity とは?
意図的に名前や身元を隠している状態、つまり「匿名性」のことです。『The system ensures your anonymity.(そのシステムはあなたの匿名性を確保します)』のように使います。
Q. anonymity と anonymous の違いは?
anonymity は「匿名性」という名詞、anonymous は「匿名の」という形容詞です。『He remained anonymous.(彼は匿名のままでいた)』のように品詞で使い分けます。
Q. ニュースでよく聞く「匿名を条件に」は英語で?
『on condition of anonymity』という定型表現を使います。『He agreed to an interview on condition of anonymity.』のように、情報源を秘匿する際によく登場します。
Q. anonymity を使わずに「身元を明かさない」と言うには?
動詞 conceal を使って身元(identity)を隠すと言い換えられます。『She chose to conceal her identity.(彼女は身元を隠すことを選んだ)』と表現できます。
Q. インターネットの文脈でよく使われるフレーズは?
『hide behind anonymity(匿名性の陰に隠れる)』が代表的です。『Cowards hide behind anonymity on social media.』のように、ネット上の誹謗中傷を批判する際に使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「匿名を条件に」の正しい前置詞は?
Q: かつての人気歌手が「世間から忘れ去られた状態」を表すのに最適な名詞は?
Q: He prefers to remain ( ). の空欄に入る適切な語は?