against one's will
- (副)意思に反して、不本意に
発音のコツ
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against の発音は「アゲインスト」ではなく、真ん中の「ゲ」にアクセントを置きます。最初の a は力を抜いた曖昧な音にし、続く gain は「ゲン」と短く発音してください。will の最後にある L の音は、舌先を上の歯茎の裏にしっかりつけて終わります。「ウィル」とウ段の母音を入れないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- wills
- 動詞「意思の力で〜させる」の活用
- 進行形(-ing)
- willing
- 過去形
- willed
- 過去分詞
- willed
コアイメージ
自分がやりたくないことを、外からの圧力によって強制されることがコアイメージです。他人に無理やり何かをさせられたり、不本意ながら状況に従わざるを得ない時に使います。
against one's willの意味・例文
副詞
意思に反して、不本意に
forced to do something that you do not want to do.
He was taken to the hospital against his will.
彼は意思に反して病院へ連れて行かれました。
自分の意思とは無関係に強制された状況を表します。
I signed the contract against my will.
私は不本意ながらその契約書にサインしました。
やりたくない業務や手続きを強いられた時に使えます。
Many people were relocated against their will.
多くの人々が強制的に移住させられました。
権力や外部の力によって強制される報道で頻出します。
語源
against(〜に逆らって)と will(意思)の組み合わせから成り立っています。will には助動詞だけでなく名詞で「意思・意欲」という意味があり、「自分の意思に逆らう」という直訳から「不本意に」「強制されて」という意味に発展しました。同じ will を持つ関連語に willing(〜する気がある)があります。
派生語・ファミリー
against one's willの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
against one's will は外部からの強制により不本意に行うこと、reluctantly は気が進まないが最終的に同意して行うこと、unwillingly は強い抵抗感や嫌悪感を抱きながら行うことを表します。
よくある間違い
× He did it against him will. ○ He did it against his will. → will にかかるため、代名詞は必ず his や my などの所有格を使います。
× She left the room opposite her will. ○ She left the room against her will. → 「意思に反して」と言う時は、対立を表す前置詞 against を使います。
コラム
豆知識
will には「未来」を表す助動詞のほかに、名詞で「遺言書」という意味もあります。これは、自分の死後に財産などをどうしてほしいかという「意思」を書き残す文書だからです。いずれも語源にある「意欲・願い」というコアイメージで繋がっており、英語の深い歴史を感じさせます。
リアルな使われ方
ニュース報道では、誘拐や不当な拘束を報じる際に held against one's will(意思に反して拘束される)という定型表現が頻繁に登場します。物理的な監禁だけでなく、脅迫によって心理的に逃げられない状況を作られている場合にも使われる、非常に実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
SF 映画の金字塔『マトリックス(The Matrix)』では、主人公ネオがエージェントに捕まり、against his will で尋問されるシーンがあります。人間の自由意思(free will)が重要なテーマとなっている本作において、この対比は物語の根幹に関わる重要な要素です。
イディオム・定型句
自分の自由意思で、自発的に
“I did it of my own free will.”
頭ではダメだと分かっていながら
“I lent him money against my better judgment.”
自分の意思を人に押し付ける
“Do not impose your will on others.”
against one's willを使った会話例
退職する同僚の送別会で
I heard Tom is leaving the company against his will.
Really? I thought he accepted the transfer of his own free will.
No, management basically imposed their will on him.
That is terrible. He must have agreed reluctantly.
Yes, he complained that he signed the papers against his will.
We should support him as much as we can tonight.
文化的背景
欧米の契約社会において、行動を自由意思(free will)で行ったか、強制(against one's will)されたかは、法的に極めて重要な意味を持ちます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. against one's will とは?
自分の意思に反して、不本意ながら何かをさせられることを表す表現です。『He was held against his will.(彼は意思に反して拘束された)』のように、強制力がある状況で使われます。
Q. against one's will の one's はどう使いますか?
主語や文脈に合わせて、my, your, his, her, their などの所有格に変えて使います。『I went there against my will.(不本意ながらそこへ行った)』のように形を変化させます。
Q. against one's will と reluctantly の違いは?
against one's will は外部からの強制によって無理やりやらされる状態です。一方の reluctantly は『She reluctantly agreed.(彼女はしぶしぶ同意した)』のように、気乗りしないが自ら行動する時に使います。
Q. against one's will の反対の意味になる表現は?
『of one's own free will(自分の自由意思で)』が対義語としてよく使われます。『He left of his own free will.(彼は自発的に去った)』のように、誰にも強制されていないことを強調できます。
Q. ビジネスシーンで against one's will は使えますか?
使えますが、強い強制や不満を暗示するため注意が必要です。『I accepted the offer against my will.』と言うと、会社や上司への強い反発として受け取られる可能性があります。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は意思に反して病院に留め置かれた」の自然な英語は?
Q: 「彼女は『しぶしぶ』手伝いに同意した」に最適な副詞は?
Q: 「私は不本意ながら契約書にサインした」の空欄に入る語は? I signed the contract against [ ] will.