accidental
- (形)偶然の、意図しない
- (形)付属的な、非本質的な
発音のコツ
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アクセントは第3音節の「den」に置かれます。「デ」を強く発音してください。最初の「a」は「ア」と「エ」の中間の音で、横に口を引きながら発音します。最後の「tal(tl)」は母音をほとんど入れず、舌先を上の前歯の裏につけたまま「トゥル」と息を抜くように響かせると、ネイティブらしい自然な発音になります。
活用形
- 複数形
- accidentals
- 名詞(音楽の臨時記号など)として使う場合
コアイメージ
意図せず偶然に何かが起こってしまうことがコアイメージです。計画していなかった出来事や、うっかり起きてしまったミスについて話す時に使います。
accidentalの意味・例文
形容詞
偶然の、意図しない
Happening by chance, unintentionally, or unexpectedly.
I made an accidental discovery while cleaning my room.
部屋を掃除している時に偶然の発見をしました。
予期せずに何かを見つけたり起きたりした時に使います。
The deletion of the important file was completely accidental.
その重要なファイルの削除は完全に意図しないものでした。
故意ではなく、うっかりやってしまったミスを表すのに最適です。
Police confirmed that the fire was accidental.
警察はその火災が不慮の事故によるものだと確認しました。
事件性がなく、事故として起きたことを報道する際によく使われます。
付属的な、非本質的な
Happening as a minor accompaniment to something else; inessential.
The location of the town is merely accidental to its success.
その町の立地は、成功にとって単に付随的な要素にすぎません。
本来の性質や本質とは関係のない、二次的な要素であることを示します。
We should not focus on accidental details in this report.
この報告書では、非本質的な細部に注目すべきではありません。
議論や分析において、重要ではない枝葉末節を指す時に使います。
The product's color is an accidental feature, not its main point.
その製品の色は付随的な特徴であり、主なセールスポイントではありません。
他にもっと重要な本質があることを強調する硬めの表現です。
語源
accidental は、名詞の accident(事故、偶然)に形容詞を作る接尾辞 -al(〜の)がついた単語です。語源をさらに遡ると、ラテン語の ad-(〜へ)と cadere(落ちる)から成り、「突然降りかかってくるもの」というイメージから現在の意味に発展しました。同じ cadere(落ちる)の語根を持つ関連語には、incident(出来事)があります。
派生語・ファミリー
accidentalの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
accidental は意図せず偶然起こることを、coincidental は複数の出来事が同時に偶然重なることを、incidental は主となる事柄に付随して起こることを表します。
よくある間違い
× It was an accident mistake. ○ It was an accidental mistake. → 名詞を修飾して「偶然の」と言いたい場合は、形容詞の accidental を使います。
× I dropped my phone accidental. ○ I accidentally dropped my phone. → 動詞(落とした)を修飾する場合は、形容詞 accidental ではなく副詞 accidentally を使います。
コラム
豆知識
accidental には、音楽用語で「臨時記号(シャープやフラットなど)」という意味の名詞用法があります。曲の基本的な調(キー)には属さず、「一時的・付随的に」現れる記号だからです。語源の「本来の性質ではなく、後から付随したもの」というニュアンスが音楽の世界にも生きているのは面白い発見です。
リアルな使われ方
ネイティブは「うっかり〜した」と言い訳をする時、副詞形の accidentally を非常によく使います。例えば "I accidentally sent the email to you."(うっかりあなたにメールを送ってしまった)のように、故意ではないことを強調して謝罪する際の便利なクッション言葉になります。
映画・音楽での使われ方
1988年のアメリカ映画『The Accidental Tourist(邦題:偶然の旅行者)』は、旅行嫌いなのに旅行ガイドブックを書いている主人公を描いた名作です。自らの意思に関係なく「偶然」や「成り行き」で人生が進んでいく様子が、タイトルの accidental に見事に表現されています。
イディオム・定型句
事故死、不慮の死
“His policy covers accidental death.”
全くの偶然で
“Our meeting was purely accidental.”
偶然の手段によって
“The fire started by accidental means.”
accidentalを使った会話例
オフィスの休憩室で同僚と
I heard about the network outage. Was it a cyber attack?
No, the IT team confirmed it was an accidental error by a staff member.
Oh, so it was completely unintentional?
Yes. Someone caused an accidental shutdown while cleaning the server room.
That sounds like a disaster. Was there any incidental data loss?
Fortunately, no. But we should treat this as a serious issue.
Agreed. We need to prevent such accidental damage in the future.
I will draft a new manual to avoid similar mistakes.
文化的背景
映画などの最後に出てくる「実在の人物や事件との類似は全くの偶然です」という免責事項(Any resemblance is purely accidental)でよく使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. accidental とは?
意図せずに偶然起きてしまうことを表す形容詞です。『It was an accidental mistake.(それは意図しないミスでした)』のように、故意ではないことを強調する時に使います。
Q. accidental と intentional の違いは?
intentional は「意図的な」、accidental はその真逆で「意図しない」という意味になります。『The damage was accidental, not intentional.(損害は偶然であり、故意ではありません)』のように対比してよく使われます。
Q. accidental は名詞の前と後ろ、どちらに置きますか?
どちらにも置くことができます。名詞の前では『an accidental discovery(偶然の発見)』、be動詞の後ろでは『The meeting was accidental.(その出会いは偶然だった)』のように使います。
Q. accidental を別の言葉で言い換えると?
文脈によっては unintentional(意図しない)や unexpected(予期せぬ)に言い換えられます。『an unintentional error(意図しないエラー)』とすると、より客観的でフォーマルな響きになります。
Q. 副詞形の accidentally はどのように使いますか?
日常会話で「うっかり〜してしまった」と言いたい時に大活躍します。『I accidentally deleted the file.(うっかりファイルを消してしまった)』のように、動詞の前に置いて使います。
CHECK QUIZ
Q: 「彼と私が同じ誕生日なのは単なる偶然だ」の空所に入る適切な語は?
Q: 「私はうっかりその花瓶を割ってしまった」の自然な表現は?
Q: 保険の契約書でよく見かける「accidental death」の意味は?